【種類別】アニメーション動画制作の相場料金は?MV・ループ・キャラアニメの費用と期間
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- NOKID編集部
アニメーション動画の相場を調べると、種類ごとに料金を1行ずつ並べた相場表が出てきます。ところが、料金を公開している当社でも、1〜10分のアニメーション動画は100万〜1500万円と、1つの区分の中に15倍の幅を置いています(2026年10月23日時点)。自社で作りたい動画がその幅のどこに入るのかは、相場表の金額を見ただけでは分かりません。
Appleのアニメ広告動画やアニメMVのように、企業がアニメーション動画を使う場面は増えましたが、いざ自社で作ろうとすると、次の3つで手が止まります。
「アニメーション動画制作をしたいが、見積もり金額の相場が分からない」
「アニメーション動画をどう活用できるのか分からない」
「アニメーション動画の納期やスケジュール感が分からない」
当社に解説アニメを依頼した大学の担当者も、初めての外注で「相場感もわからないですし」と、最初は戸惑ったと語っています。相場を知らないまま見積もりを受け取ると、その金額が効果に見合うのか、予算に対して高すぎないのかを判断できません。
相場表に幅が生まれるのは、種類の違いよりも、同じ種類の中で何枚描くか、どの工程まで頼むか、いつ直すかが違うからです。例えば、ランサーズに出品している1人の作り手は、同じアニメMVでも、1枚の絵の一部を動かすものと全部を描くフルアニメーションとで、値段を約5倍に分けています(2026年10月23日時点)。
そこで今回は、種類ごとの制作料金と納期、活用例を、当社の公開料金、制作会社7社の公開料金、当社が取材した作り手の話と並べて解説します。表のどの数字が自社の動画に当てはまるのかは、表の読み方を1つ変えると見えてきます。
外注したときの制作の流れは映像制作を外注する流れと費用で解説しています。
| <記事のポイント> ・アニメーション動画の種類ごとの制作料金が分かる ・アニメーション動画が完成するまでのスケジュール・プロセスが分かる ・アニメーション動画の種類ごとにおすすめの活用方法が分かる ・アニメーション動画の種類ごとの特徴と参考イメージが分かる |
【種類別】アニメーション動画の相場料金と制作期間(MV・ループ・キャラ)

アニメーション動画の料金相場は、9種類ある動画の種類ごとに変わります。ただし相場の幅は種類の名前だけでは決まらず、同じ種類の中で何枚描くか、どこまで頼むか、いつ直すかで動きます。料金を公開している当社も、種類ではなく尺で区切った区分で料金を示しています。
料金一覧表:同じ種類でも幅が出る理由
下の表は、9種類のアニメーション動画の料金相場と制作期間、相性の良い活用方法をまとめたものです。
| 動画の種類 | 料金相場 | 制作期間 | 相性の良い活用方法 |
| スライドショー | 10〜50万円 | 1〜2週間 | 商品紹介 |
| モーショングラフィックス | 40〜300万円 | 1〜2ヶ月間 | 複雑なサービス解説 |
| ホワイトボードアニメーション | 50〜100万円 | 1〜1.5ヶ月間 | セールス動画、学習関連の解説 |
| キャラクターアニメーション | 50万円〜150万円 +キャラクター企画費用 | 2〜3ヶ月間 | YouTube投稿、ショート動画広告 |
| フルアニメーション | 300万円〜 | 2〜6ヶ月間 | ブランディング |
| ショートアニメーション | 10〜30万円 | 1〜2週間 | TikTok、Twitter投稿 |
| 3DCG | 200〜500万円 | 2〜3ヶ月間 | 商品や建物の内部構造の解説、ゲーム |
| アニメMV | 100万円〜 | 2〜3ヶ月間 | ゲームMV、アーティストMV |
| ループアニメ | 30〜80万円 | 1〜2ヶ月間 | Web広告、作業用BGM動画 |
表の金額と期間は一般的な相場の目安です。この記事では横に、当社の公開料金と、制作会社7社が自社サイトで公開している料金を並べます。7社は、当社の調べで自社の料金表があるとして挙がった17社のサイトを1社ずつ開き、アニメーションの値段を自社の料金として載せていた会社だけを数えました(2026年10月23日取得。1社はサイトがメンテナンス中のため2026年5月16日時点の公開ページ)。実写が主の会社と、相場の解説や比較だけの記事は除き、値段は各社が示す価格の下限(最低価格)で、税込・税抜は各社の表示のままです。
当社の料金プランは、種類ではなく尺で区切った次の3つの区分です(2026年10月23日時点)。
- 1〜10分のアニメーション動画:100万〜1500万円・2〜6ヶ月
- 15〜60秒のショートアニメーション動画:20万〜350万円・1〜3ヶ月
- 1〜10分の3DCG映像:80万〜500万円・1〜3ヶ月

1つ目の区分の中だけで、下限と上限に15倍の差があります。この幅について当社は、短くしても作り方の工程は省けず、費用は尺の短さより描く量と頼む工程の数で決まると説明しています。
区切り方が種類と違うのは、当社だけではありません。7社の区切り方は、表現の種類、尺、予算の帯、作る範囲、見積もりの科目と、会社ごとに違っていました。最低価格も、既存の素材を使うシンプルな演出なら5万円から、セルアニメの本格的なアニメなら1,500万円からと、何を作るかで大きく離れています。
同じ長さ(たとえば1分)の動画で描き方だけが違うプランの値段を、当社が4つの作り手の公開料金から並べると、最低価格は2〜15倍違いました(2026年10月23日時点)。

相場表の金額が自社の予算に当てはまらないのは、同じ種類でも描く量や頼む工程が違う分の差が、1つの金額の幅にまとめて入っているからです。相場表の金額はおおよその目安にとどめ、社内に出す金額には、どこの値段をいつ調べたかを言える数字を使います。
スライドショー動画(マンガ動画)
スライド動画は、絵のカットをつないで見せるアニメーション動画で、マンガに簡単な動きを付けたマンガ動画もこの仲間です。ほかの種類より作業が少なく、料金と制作期間は下の表のとおり安く早い側に入るので、スピードを重視する場合に向いています。
| 料金相場 | 10〜50万円 |
| 制作期間 | 1〜2週間 |
| 相性の良い活用方法 | 商品紹介 |
漫画LPに動きを付けたようなイメージで、サービスへの理解をスムーズにでき、商品説明だけでは広告の効果が落ちてきたときに、必要性を感じてもらうストーリーを見せる用途で多く使われています。
安く早く作れるのは、動かす絵の枚数がいちばん少ない作り方だからです。当社の説明では、アニメは1秒を24コマ(1コマは1枚の絵を映す時間)に分けて動かすので、同じ絵を2コマずつ続ける2コマ打ちでも10秒で最大120枚の絵が要ります。スライド動画は、1枚の絵を見せる時間を長く取ることで、この枚数を抑えています。
つまり安さは種類の名前に付いた性質ではなく、枚数を減らす作り方を選んだ結果で、同じ予算で1本を凝るか、何本も作るかの選び方になります。
マンガ動画(スライド動画)を作るコツはYouTube漫画動画の作り方で解説しています。
モーショングラフィックス動画
モーショングラフィックス動画とは、文字や画像に動きを付けた動画のことです。メッセージをシンプルに伝えやすく、部分的な手直しもしやすいため、動画広告でサービスを紹介するときによく使われます。より細かく分けると、インフォグラフィックスやタイポグラフィアニメーションなども含まれます。
| 料金相場 | 40〜300万円 |
| 制作期間 | 1〜2ヶ月間 |
| 相性の良い活用方法 | 複雑な商品・サービス紹介 |
料金に幅が出るのは、ベクター素材(拡大しても荒れないデータ形式の図やロゴ)の有無と動きの量で手間が変わるからです。素材の側では、当社は費用を調節する手として、台本の企画や音声・BGMなどの素材を自社で用意することを挙げています。ロゴや図のデータを渡せれば、描き起こす工程が1つ減ります。
動きの側では、動きを滑らかにするほど手間が増えます。当社も画面の情報量や動きの多さを費用を押し上げる条件に挙げ、「尺×1秒の単価」での計算は「業界における典型的な誤解です」と書いています。制作会社の公開料金でも、インフォグラフィックスを15秒〜3分で100〜250万円とする例があり(2026年10月23日時点)、同じ尺の幅の中で値段が開いています。
モーショングラフィックス動画を作る流れと使い道はモーショングラフィックスとはで解説しています。
ホワイトボードアニメーション
ホワイトボードアニメーションは、黒板やホワイトボードに手書きで絵や文字を書きながら紹介していく動画です。学習コンテンツや書評、企業紹介など、ストーリーで見せる内容に使われます。一見自作できそうに見えますが、外注すればイラストの質を上げたり、凝ったストーリーで作ったりできます。
| 料金相場 | 50〜100万円 |
| 制作期間 | 1〜1.5ヶ月間 |
| 相性の良い活用方法 | セールス動画、学習関連の解説 |
表の相場はキャラクターを使わない場合の目安で、キャラクターを使うならその分が上乗せされます。この手法で作る制作会社の中には、自社の費用目安を72万〜144万円と公開しているところもあります(2026年10月23日時点)。
向いているのは、Web上で商品やサービスを売り込むセールス動画です。LPの代わりになるほど計算されたシナリオを求められることもあり、料金の幅はシナリオの難しさで変わります。尺に収まる台本の量が、描く絵の量と打ち合わせの回数を決めるからです。
当社も、費用は尺×1秒の単価ではなく企画の難しさや意思決定の固まり方で決まると説明し、大学の解説アニメでは尺の上限から台本の文字量を先に伝えました(後半の章で紹介します)。
解説の動画では、値段の幅の中身は絵のうまさより、台本がどこまで固まっているかにあります。シナリオを自社で設計できるなら、制作ツールで試作し、反応を見てから制作会社へ頼む方法もあります。
試作に使える制作ツールはYouTubeアニメーション制作ツールの特徴で解説しています。
https://nokid.jp/document/animation-video-ad-guide/
キャラアニメはキャラ・声・使う期間で費用が動く
キャラクターアニメーションは、キャラクター同士の会話やキャラクターの動きで見せる動画です。視聴者に親近感を持ってもらいながら、自然に解説できます。インフルエンサーや著名人の起用はトレンドが過ぎると使い続けにくくなりますが、自社のキャラクターならその心配が無いため、差別化したい企業に多く使われています。
当社も、塩野義製薬のバーチャル社員「シオノギカナデ」とオリジナルキャラクターが登場するコント系のショートアニメ「ぷちカナデ」の制作を担当しました。
| 料金相場 | 50万円〜150万円+キャラクター企画費用 |
| 制作期間 | 2〜3ヶ月間 |
| 相性の良い活用方法 | YouTube投稿、ショート動画広告 |
YouTubeやTikTokで顔を出さずにキャラの知名度を上げれば、それが企業の知名度になります。キャラクター同士の対話で記事の内容を解説風の動画にしたり、新人研修の説明を動画にして毎回の説明を省いたりする使い方もあります。
ただし、見積もりで動くのは絵を動かす費用だけではありません。オリジナルキャラクターなら作る費用が別にかかり、制作会社の公開例では、VTuber向けのキャラクターデザインだけで20〜30万円としているものがあります(2026年10月23日時点)。
声と使う期間も別に乗ります。当社に大学の解説アニメを依頼した担当者は、要望にLive2Dの利用や地元出身の声優の起用があったと語っています(Live2Dは、1枚のイラストを部品に分けて立体的に動かす技術です)。声優の起用では「期限が無期限じゃないと教材として公開するのは難しい」という課題もあり、当社はキャラクターのデザインをアニメ用に描き起こすところから進めました。
つまりキャラクターアニメの見積もりには、動かす費用の外に、キャラを作る費用、声の費用、いつまで使えるかの取り決めが別々に乗ります。キャラを出演者として選ぶなら、出演者と同じく使う期間の約束が要るということです。
キャラを新しく作るときの決め方はキャラクターデザインで大切な要素で、作った動画をほかの用途に使うときの権利の考え方は動画の著作権と二次利用で解説しています。
フルアニメーション:インディーアニメが安い理由
フルアニメーションは、もとはセル(透明なシート)に膨大な絵を描き、パラパラ漫画のように動きを表現したアニメーションです(いまはデジタルで作ります)。1秒に使う絵が多いほど動きは滑らかになり、料金も上がります。当社の説明では、1秒24コマのすべてに別の絵を入れると、10秒で240枚になります。
世界観に引き込めるので、採用やブランディングで企業のストーリーに共感してほしいときに向いています。
| 料金相場 | 300万円〜 |
| 制作期間 | 2〜6ヶ月間 |
| 相性の良い活用方法 | ブランディング、動画広告 |
より手軽に作る方法に、個人のアニメーターが中心のインディーアニメ(自主制作アニメ)があり、当社も個人の作家を集めたProject Young.を企画・運営してきました。インディーアニメが安いのは、当社の説明では、工程は同じでも制作工程に関わる人数が少なく済むからです。
当社が取材した映像作家のたなかまさあき氏は、勤めていた会社のテレビアニメでは、よく動く回の1話の絵が1万枚を超えることもあり、人が描ける枚数には限りがあるので「アニメの作画ってめちゃくちゃ集団作業なんです」と語っています。
1秒に入れる絵が増えれば描く人が増え、分業をまとめる手間も値段に乗ります。少ない人数で回すインディーアニメは安い代わりに時間がかかります。制作会社の公開料金でも、リミテッドアニメ(動かす絵の枚数を絞って作るアニメ)を15秒〜3分で200〜500万円とし、料金一覧表の項で見たセルアニメの本格的なアニメと分けている例があります(2026年10月23日時点)。
期間の目安も作り手によって決め方が違い、表現別の料金表を持つ制作会社は、インフォグラフィックスもセルアニメも同じ2〜3ヶ月とし、ある個人の作り手はMVの描き方の3段で30日・45日・60日と期間を延ばしています(2026年10月23日時点)。

インディーアニメの費用の仕組みはインディーアニメの制作費用と仕組みで解説しています。
ショートアニメは短くても安く早くはならない
ショートアニメーション動画は、最大60秒ほどの短い時間で物語の起承転結を見せるアニメーション動画です。YouTubeショートやTikTokのように、短い動画を次々に見る場所に向いています。
| 料金相場 | 10〜30万円 |
| 制作期間 | 1〜2週間 |
| 相性の良い活用方法 | TikTok、Twitter投稿 |
ただ、短いから安く早く作れるとは限りません。当社の公開料金では、15〜60秒のショートアニメーション動画は20万円〜350万円・1ヶ月〜3ヶ月です(2026年10月23日時点)。下限は1〜10分の区分(100万円から)の5分の1でも、上限の350万円はその区分の下限を上回ります。
短くてもキャラのデザインや絵コンテ(場面ごとの絵と動きの指示を並べた設計図)、作画の工程は1本ぶん丸ごと残ります。当社も「枚数で見ると、尺の短さほど作業は減りません」と説明しています。
制作会社の公開料金では、15秒までのテンプレートを使う基本のプランを110,000円〜165,000円(税込み)とする会社があり、ある制作会社が公開したアニメーションの制作事例130件では、1分以内の52件のうち30万円未満が48件でした(2026年10月23日時点)。キャラが既にあるか、何本作るか、流用できる素材があるかが、下限と上限のどちらに寄るかを分けます。
同じ130件を動画の長さごとに見ると、価格帯が30万円以上だった事例は、1分以内で8%、3分以上で91%でした。

同じ会社の表で尺だけを変えると、1分のアニメーションを15秒(4分の1)にしても、最低価格は33万円から11万円と3分の1にしか下がりません(2026年10月23日時点)。

ショートアニメの依頼先の選び方はショートアニメ制作の依頼のコツで、作り方の手順はショートアニメ制作のプロセスで解説しています。
3DCGアニメーション
3DCGアニメーションは、3Dモデルを使ったアニメーション動画で、360度どの方向からでも撮影できます。キャラクターが動き回るゲームやPVのほか、車や不動産を本物に近い見た目で再現し、完成前にイメージを伝えたいときにも使われます。
手描きは描く枚数に応じて手間が増えますが、3DCGは最初に専用のモデルを作ってから撮影するため、短い1本でもモデルを作る手間がまとまってかかります。料金と期間の目安は下の表のとおりです。

| 料金相場 | 200〜500万円 |
| 制作期間 | 2〜3ヶ月間 |
| 相性の良い活用方法 | 商品や建物の内部構造の解説、ゲーム |
当社の公開料金では、1〜10分の3DCG映像制作は80万円〜500万円・1ヶ月〜3ヶ月です(2026年10月23日時点)。当社は、3Dの導入を費用を押し上げる条件の1つに挙げています。
見せ方では、VR上で作品を展示する使い方もあります。当社が手がけたPROJECT EMOTIONは、NFTマーケットプレイス上でNFT化された作品を、360°VRのギャラリーの中に展示する企画です。
映像制作に使うCGの基礎は映像制作に活用されるCGとはで、Unreal Engineを映像制作に使う利点はUnreal Engineの特徴とメリットで、CGとほかの映像技術の違いはVFXとSFX・CGの違いで解説しています。
アニメMVの相場:個人と制作会社の差はどこで生まれる?
MVは楽曲の世界観を映像で伝えるもので、撮影が無い分アーティストの負担も減るため、アニメで作る例が増えました。ゲームアプリのCMとして作る例もあります。
| 料金相場 | 100万円〜 |
| 制作期間 | 2〜3ヶ月間 |
| 相性の良い活用方法 | ゲームMV、アーティストMV |
アニメMVの値段を調べると、出品サイトの数万円と、この表の「100万円〜」の両方が出てきます。2026年10月23日時点で、ランサーズのアニメーションMVの出品37件が付けた最低価格は1万〜11万円、安い順の真ん中は2万円でしたが、中身はリリックビデオからフルアニメーションまで混ざっています。
値段を分けているのは中身です。同じサイトの1人の出品者は、1枚の絵の一部が動くループ映像(3分以内)を5万5千円・30日、最小限の手描きとモーショングラフィックス(4分以内)を15万円・45日、フルアニメーション(4分以内)を28万円・60日とし、描く量で約5倍に開いています。修正は2〜3回まで、絵1枚の追加は1万円、著作権は基本的に譲渡しないとも書いています。別の出品では、アニメーションの無い編集だけのプランが2万円でした。

制作会社が自社サイトで公開している料金では、MVを15秒〜3分・2〜3ヶ月で100万円からとする会社や、MVなどを含む複数カット・長尺の作品を50万円からとする会社があります(2026年10月23日時点)。どちらの会社も、作画の方式でMVの値段を分けてはいません。
全部を描くMVに何がかかるかは、作り手の話から見えます。同じく当社の取材で、MV監督ののをか氏は「死にたいひまわり」のMVを3人のメインチームで作り、制作期間は「約5ヶ月ほどいただいていましたが」と振り返り、いちばん描いたカットは絵の層が5つで「1カット400枚くらい」だったそうです。当社も、MVは納期の見積もりは作画量で考えると説明し、制作会社は監督・作画・撮影・進行管理を分けて受け持つ分の人件費が加わるとしています。
個人と制作会社の差は、同じものが安いか高いかではなく、1曲のどこまでを絵で描くかと、それを何人で何ヶ月かけるかの差として読めます。
アニメMVが増えている理由はアニメーションMVとはで、MVとPVの違いはMVとPVの違いと制作のポイントで、できたMVを知ってもらう方法はアニメMVで楽曲のファンを増やすにはで解説しています。
ループアニメの値段は秒数と動かす範囲で決まる
ループアニメは、最後まで再生すると最初に戻って繰り返す、数秒〜数分のアニメーションです。作業用BGMの映像やGIFのWeb広告に使われ、ループの中に自社の商品につながる場面を描けばPRにもなります。
| 料金相場 | 30〜80万円 |
| 制作期間 | 1〜2ヶ月間 |
| 相性の良い活用方法 | Web広告、作業用BGM動画 |
ループアニメの値段は、秒数と動かす範囲で積み上がります。2026年10月23日時点で、つなぐの1人の出品者は、1枚の絵を1〜2秒動かすループを2万円、1秒増えるごとに5千円から、場面が変わるものを3万円からとし、商用利用は別に5千円、納期は1〜2ヶ月程度としています。ココナラで「ループアニメーション」と検索すると2,482件が出て、おすすめ順の先頭60件の出品価格は3千〜8万円でした(ループ以外の出品も混ざります)。当社が並べた制作会社7社の公開料金には、ループアニメの区分はありませんでした。
同じく当社の取材で、イラストレーターの飴日和氏は、好きなバンドの曲で自主制作のアニメMVを作りましたが、「ひとりで作り上げるには時間がかかりすぎることや1カットにコストをかけられないことが自分には合わず」、ループアニメ中心に移ったと語っています。
ループは安い種類というより、描く範囲を数秒に絞り、繰り返しで長く見せる作り方です。
ここまでで、同じ種類の中でも何をどれだけ描くかで値段が動くことを見てきました。見積もりを頼むときは、種類の名前より先に、何秒か、1曲や1本のうちどこまで絵を描くか、キャラ・声・素材は既にあるか、修正と権利をどうするかを書き出しておくと、見積もりが幅のどこに入るかの理由を聞けます。では、どの種類を選ぶかは、何を基準に決めればよいのでしょうか。
アニメーション動画の種類は、使う場所と本数で選ぶ(予算・目的別)

アニメーション動画の種類は、マーケティングにかけられる予算や目的に加えて、どこに置き、何本作るかで選べます。1回描いた絵を別のパターンや別の場所にも使えるかどうかで、本数あたりの費用が変わるからです。
数を作るならスライド動画、決め手は絵の使い回し
低価格でたくさん作りたいなら、スライド動画(マンガ動画)が向いています。YouTubeや動画広告では質の高い動画を高い頻度で出すことが効果につながり、制作期間も短いので複数のパターンを作って比べられるからです。マンガ動画には娯楽として見られる面白さもあり、YouTubeとも相性の良い表現です。
ただし、複数パターンを安く作れるかどうかは、種類の名前よりも、描いた絵を使い回せるかで決まります。当社は、広告で何パターンも試すなら「枚数を減らしてパターンを増やす方が適しています」と書き、業界団体のPRアニメでも主人公が男女で分かれる2パターンの動画を作りました。
ブランディング・採用に活用したい場合:フルアニメーション動画
プロモーションビデオやTVCMのようにブランディングが大事な動画や、採用のように気持ちに訴える動画には、ストーリーを表しやすく、実写で伝えにくい表現も柔軟に作れるフルアニメーションが向いています。
ブランディングでフルアニメーションが値段に見合うのは、動きの量より、その会社でしか成り立たない絵を描けるときです。当社は鉄道会社のアニメーションCMで、4つの時代をそれぞれ独自の絵柄で表現し、アニメーション用のキャラクターデザインから背景・3DCG・撮影処理まで全工程を担当しました。
絵柄を描き分けるほど工程が増え、その工程をキャラクターデザインから撮影まで通して受け持つ体制の分が、値段に入ります。何を絵柄で描き分けたいか(時代・場所・世界観)が、フルを選ぶ理由と期間が長めになる理由の説明になります。
ブランディングにアニメを使う利点はブランディングにアニメを活用するメリットで、採用向けの作り方は採用アニメーション動画を作るコツで解説しています。
SNSで見てもらう回数を増やすならショートアニメ
多くの顧客と接点を作り認知を広げたいなら、TikTokやYouTubeショートと相性の良いショートアニメーション動画が向いています。これらは個人が投稿する実写の映像が中心でアニメーションが目立ちやすく、次々にスワイプされる分、"視聴してもらえない"悩みを減らせるからです。
ただし、ショートは1本でも工程が丸ごとあるので、1本の値段を下げるより2本目以降の手間を減らす作り方が効きます。当社は、期限内に収めるには人手を増やすより、作画枚数をどこまで減らせるか、自社の素材を流用できないかを考えると書いています。スワイプされる媒体の性質は、本数を出し続けられて初めて生きます。
TikTokでアニメーション動画を使う理由と参考例はTikTokでアニメをPRに活用する理由で、反応を得やすい動画の種類は成功するTikTok動画の種類で解説しています。
アニメにする利点と、直しやすさの条件
アニメーション動画を使うメリットは、次の4つです。
- 伝えるのが難しいことを簡単に伝えられる
- キャラクターIPを活用できる
- 実写に比べて費用をコントロールしやすい
- 修正が納品後もできるため改善していける
伝えるのが難しいことを簡単に伝えられる
情報を絵で見せられるので、文字で説明するより短い時間で伝わります。商品の内部構造のような見えにくいものも、簡単な形にして見せられます。
キャラクターIPを活用できる
自社のキャラクターのIP(知的財産として使えるキャラクター)を動画の外でも使えば、作った投資の価値が高まります。東洋大学経営学部マーケティング学科の長島広太教授によると、キャラクターの活用方法は次の9種類に分けられます。
①キャラクターそのものを売るコンテンツビジネス
出典:キャラクターマーケティングとは?顧客との架け橋になる可愛い“あの子”の秘密
②企業のブランド構築としてキャラクターを作り、商品を売る
③商品にキャラクターをつけて、キャラクターグッズとして売る
④キャラクターの利用権利を他社に売るライセンスビジネス
⑤キャラクターのイラストがついたパッケージで商品を売る
⑥キャラクターで地域おこし
⑦消費者がキャラクターを育て、それを利用して商品を売る
⑧すでに存在するものをキャラクターにする
⑨AIを利用した接客において、キャラクターを設定して話しかけてもらう
作る前に、この中のどれで使うかと、見た目だけでなく性格や何を発信するかまで決めておくと、意味のない投資になりにくく、作ったあとに動かしやすくなります。
実写に比べて費用をコントロールしやすい
ロケ地の確保や撮影が要らない分、アニメで表せる内容なら費用を抑えやすくなります。ただ、簡単な動画や企業紹介では実写のほうが安い場合もあるので両方を比べ、PRに使うならインディーアニメも検討します。
修正が納品後もできるため改善していける
演者がいなくても場面を作ったり足したりできるので、あとから一部を直しやすく、長く使えます。実写は撮っていない場面を作れず、演者の見た目が変われば撮り直しになることもあります。
ただし、直しやすいのは場面の差し替えや追加です。当社は別の記事で、アニメは「絵コンテ(Vコンテ)の承認が最後の砦です」と説明しています(Vコンテは、絵コンテを仮の映像にしたものです)。承認のあとにデザインや動きを変えると、すでに描いた絵すべてに直しが及ぶからです。
制作会社が公開している進め方を見ても、直す時期で扱いが分かれます。ある会社は絵コンテに沿った修正は回数の上限を設けていないとし、別の会社は企画・絵コンテの段階のやり取りは回数を限らず、初稿のあとの修正を2回以内に収めるのを標準にしています。無料の修正は2回までで、3回目からは1回11,000円〜55,000円(税込み)とする会社もあります(2026年10月23日時点)。
つまり「修正が納品後もできる」のは、絵コンテが固まったあとに絵柄や動きを変えないときに限った話です。
自社キャラクターの開発と運用の進め方は企業キャラクター(IP)の開発と運用で、自社IPを事業に広げる考え方は自社IPの可能性で、絵コンテの書き方は動画制作のための絵コンテとはで解説しています。
アニメーション動画をどこで公開するかで種類を選ぶ
作っても見てもらえなければ意味がありません。公開する場所は、自社サイト、動画プラットフォーム、広告の3つです。
自社サイトで公開する
SNSのように広告や運用の手間をかけなくても、サイトのトップに載せておけば、訪れた人には必ず見てもらえます。多くの人には届かなくても、見せたい人に確実に届く場所で、ブランディング動画が合います。
TikTok・YouTubeなどの動画プラットフォームで公開する
投稿するだけでは動画の倉庫になるので、媒体ごとに育てます。TikTokは無料で露出を増やして認知を広げる場、YouTubeは興味を持った人にチャンネル登録してもらい、解説や物語の動画で関係を深める場です。
広告(Web・街中など)で公開する
Web広告は見てもらう量を計画的に調整でき、数値を管理画面で分析できるので改善に生かせます。街中や駅の広告は、撮影されてSNSにシェアされることで話題になる可能性があります。
公開する場所を選ぶことは、そのまま何本・どの形で作るかを選ぶことです。当社は業界団体のPRアニメで、アニメの作画データをポスターや特設サイトにも利用しました。場所が増えるほど、1回描いた絵を使い分けられるかどうかが費用に効いてきます。
ブランディング動画を作るときに押さえる点はアニメブランディング動画のポイントで、YouTubeとTikTokの使い分けはYouTubeとTikTokどちらがいい?で解説しています。
ここまでの選び方は、見積もりを頼む前の書き出しにまとまります。何本作るか、絵をどこに使い回すか、月に何本出すか、公開する場所(サイト・SNS・広告・紙)、納品後に直したくなりそうな部分(季節・料金・担当者の名前など)を先に伝えておけば、本数を増やしても増えない費用と、最初に決め切る所を制作側と分けられます。では、値段がいちばん動く制作の手前で、何を決めておけばよいのでしょうか。
アニメーション動画制作を頼む前に決めること(目的・尺・要望)

アニメーション動画の制作を頼む前に、目的・尺・要望(声・キャラ・使う期間)を書き出しておくと、高くなる理由と断られる理由が見積もりの前に見えます。値段がいちばん動くのは、最初のすり合わせと絵コンテの段階です。
動画は見た目の表現だけでなく、シナリオと表現方法でできています。どの種類が良いかを先に決めるのではなく、シナリオを作り、それを見る人に伝えるのに合う表現を選ぶ順で進めます。
目的を先に決めると見積もりが読める理由
目的をはっきりさせずに作ると、映像が美しいだけで誰の共感も得られない動画になります。
そして目的は、心構えではなく、尺と値段を決めるいちばん最初の条件になります。当社が大学の解説アニメを制作したときは、教材として使う目的から、尺を10分前後、長くても「15分以内には必ず抑えたいねっていう」ところに決めました。そのうえで当社は、その尺で作れるように「シナリオの文字量をこの程度で抑えたい」と先に伝え、台本の構成は依頼した側に収めてもらっています。
目的が尺を決め、尺が台本の量を決め、台本の量が描く絵の量と値段を決めます。台本の打ち合わせでは、キャラクターが好きな物を買う空想の場面で何を買わせるかを話し合っていたところ、学生から「それってセリフに入れるんじゃなくて、動画だからイメージで全部出したら良いんじゃないですか?」という意見が出て、映像で見せることに決まったそうです。台本の量は、見せ方を変えるだけでも動きます。
目的が決まったら、テーマ、ターゲット、ストーリー、キャラクターを順に決めます。
テーマを明確にする
テーマは、顧客が何を知りたいかに結びつきます。動画の利用目的と視聴者の悩みから、直接的なテーマ(活用方法など)か間接的なテーマ(解決できる課題など)かを絞ります。
ターゲットを絞り込む
誰に向けた動画かを決めずに作ると、誰にも響かない曖昧な内容になります。目的とターゲットで、表現方法も構成も変わります。
ストーリーを企画する
ストーリーは動画の骨組みです。売る・ブランドを築くといった目的を果たすには、見栄えより、顧客の認識や行動を変える中身が要ります。ストーリー作りのテンプレートは下で公開しています。
キャラクターを企画する
既存の有名キャラクターは影響力を借りられる代わりに版権の費用や使える範囲の制限があり、自社オリジナルは制限の無い資産として育てるほど影響力が増します。キャラクターの作り方はゆるキャラの成功事例と作り方で、作ったキャラクターの使い方はキャラクターマーケティングのやり方・キャラクターを使ったSNS運用・キャラクターのコラボ戦略で解説しています。
実写かアニメか、どちらかを選ぶ必要はある?
最適な表現方法を決める
動画の計画が終わったら、それに合う表現を選びます。表現は、大きく次の2つに分けられます。
- 実写表現
- アニメーション表現
アニメーション表現と実写表現の違い
実写は、商品や出演者、景色のようにリアルさが大事なものを見せるときに向いています。
ただ、実写かアニメかは、どちらか一方を選ぶ二択とは限りません。当社は越前市のMVで、風をモチーフにした曲に合わせ、福井県・越前市の写真を主にして、キャラクターをあえて白黒のモノトーン調にしました。個人の作り手の価格表にも、フルアニメーションと並べて「実写×アニメーション」を同じ段に置いたものがあります(2026年10月23日時点)。
表現を選ぶとは、1本の中で何を写真や実写で見せ、何を絵で描くかを配分することです。アニメと実写の違いと使い分けはアニメーションPRと実写PRの違いで解説しています。
外注前に要望を書き出しておく理由
かけた費用以上の成果を得るために、外注の前に知っておきたいことが4つあります。
Web動画ならではの特性を理解する
Webではテレビと違って強制的に見せられず、嫌われた広告は"非表示"や"ブロック"にされます。物語で楽しませたりキャラクターで好印象を持ってもらったりしやすいアニメーションは、この点で向いています。
依頼する目的を整理する
制作ツールの発達で低予算でも作りやすくなった一方、有名なクリエイターや映像の質を追う作品では高くなります。誰が作りどこまで質を求めるかで料金が変わるので、目的を先に整理すると、費用をかける所と抑える所を決められます。
外注のリスクを知っておく
特に注意したいのは「意図を汲み取ってもらえない場合もある」ことです。外注先が専門家でも、頼む企業の価値観を知らなければ、思っていたものと違う動画が納品されることがあります。近道は、頼む側が要望を先に出しておくことです。
冒頭で触れた大学の担当者は、初めての外注で、見積もりサイトから何社にも問い合わせたと語っています。Live2Dの利用や地元出身の声優の起用といった要望が多く、予算内で応えられたのは当社だけだったそうです。要望の多さは、そのまま断られる理由にも高くなる理由にもなりますが、要望を書いて伝えたからこそ、応えられる先が見つかりました。
受ける側から見ても同じです。当社は、絵や動きは任せられても、何を誰にどう伝えるかは任せきれないと感じてきました。最初の絵コンテとテイスト決めを軽く済ませると、納品間近でイメージの違いに気づき、作り直すのと同じ時間と費用がかかります。
制作会社によって得意分野が異なる
会社ごとの得意分野と料金の目安を知っておけば、思い描いた動画とのずれを防げます。外注で後悔しない頼み方はアニメーション動画制作の依頼方法で、制作会社の選び方はアニメーション動画の制作会社の選び方で、要望のまとめ方は動画制作の要件定義とはで解説しています。
プロモーションアニメで効果が出ない理由は?
動画を作ったのに反応が無いとき、多いのは動画の中で商品ばかりを見せているケースです。商品紹介が悪いのではありません。見る人がまだ"その商品を見たい"状態になっていないうちに商品を出すので、反応につながらないのです。
見たい状態は、商品の前に置く話で作ります。どんな結果を得た事例があるか、どんな間違いをしやすいか、その原因は何か。見る人が自分の困りごととして聞ける話を先に置き、商品はその答えとして出します。こうした、興味を持ってもらい信頼を作る段階には、物語で見せられ表現の幅も広いアニメーションが向いています。
商品ばかりの動画になるのは、誰に何を伝えるかを決めないまま、見せられるもの(商品)を並べるからです。絵や動きは制作側に任せられても、何を誰にどう伝えるかは任せきれない部分として、担当者の側に残ります。
依頼の前に、見る人が商品より先に知りたいこと(事例・間違いやすい点・原因のどれか)を1つと、見終わったあとにしてほしいことを1つ書き出しておけば、制作側は商品の前に何を置くかから構成を考えられます。
プロモーション動画の目的やターゲットの決め方は反応を得られるプロモーション動画の作り方で解説しています。
費用を抑えて企画から頼むならNOKIDのLTDアニメ
ビジネスでアニメーションを使うなら、映像作品としての質を追うより、SNSなどで"観てもらえる仕組み"を作ることが大切です。当社は多くのアニメーションチャンネルを手がけ、動画制作だけでなくイベントの認知拡大まで支援してきました。
表現の幅は、2,000名を超えるNOKID審査基準を満たしたクリエイターで受けています。スライドに動きを付けるものから3DCG、セル画のような手描きまで、テイストを選べます。
企画では、動画を使う目的に沿って構成を決めます。たとえばTikTokなら、次々とスワイプされる中で冒頭の2〜3秒で注意を引くアイデアと、PRにつなげるために何を伝えるかを両方考えます。イベントでは、開催前からSNSで認知を広げ、開催中も話題を出し続ける企画から支援してきました。
アニメ作品のように作る動画は膨大な費用と期間が掛かり、プロモーションには向きません。そこで当社は、LTDアニメを顧客に興味を持ってもらう目的にアレンジし、質をコントロールしながら費用を抑える、ビジネス向けの表現技法にしています。似たリミテッドアニメは主にエンターテインメント作品のための技法で、LTDアニメは商品販売や採用につながる企画の手順で作る点が違います。
費用の面から見ると、企画と制作を同じ所で持つ利点は、値段がいちばん動く最初のすり合わせと絵コンテを1か所で済ませられることです。当社はキャラクターの企画から撮影処理・声の収録・PRまでを一括で受け、すべての映像制作工程を社内で行う体制をとっています。ただ、同じ所に頼む場合でも、目的・見る人・要望は担当者の側で決めて渡すものです。
ぜひ、制作実績をご覧になってどういった表現ができるかを確認してみてください。
まとめ:相場の幅は描く量と頼む工程で読む
- アニメーション動画の値段は、種類の名前より、何枚描くか・どの工程まで頼むか・いつ直すかで動く。相場表の金額はおおよその目安で、自社の予算はそれだけでは決まらない
- 料金を公開している当社の場合、1〜10分のアニメーション動画は100万円〜1500万円・2ヶ月〜6ヶ月、15〜60秒のショートは20万円〜350万円・1ヶ月〜3ヶ月(2026年10月23日時点)。1つの区分の中にも15倍の幅がある
- フルアニメーションは1秒に描く枚数と描く人数で値段が開き、インディーアニメが安いのは人数が少ないから。MVは1曲のうち絵で見せる範囲、ループは秒数と動かす範囲で値段が分かれる
- 種類は使う場所と本数で選ぶ。1回描いた絵を別のパターンや別の場所に使えるかで、本数あたりの費用が変わる
- 直しやすいのは、絵コンテが固まったあとに絵柄や動きを変えないとき。頼む前に目的・尺・要望を書き出すと、高くなる理由と断られる理由が見積もりの前に見える
相場表の金額は、自社の予算をそのまま決めるものではなく、出てきた見積もりが高いか安いかを考えるときの目安です。ビジネスで使う動画は費用対効果が重視されるので、映像の質より、認知の効率と見た人の意識を変えるストーリーが鍵になります。
問い合わせの前に書き出しておきたいのは、尺、使う場所、頼む工程、要望(声・キャラ・使う期間)の4行です。要望は「必ず要るもの」と「できれば」に分け、見る人と見終わったあとにしてほしいことを1文添えておけば、出てきた見積もりが幅のどこにいるのか、断られたり高く出たりしたときはどの要望が理由かを制作側に聞けます。
ショートの作り方はショートアニメ制作のプロセスで、MVの依頼の進め方はアニメーションMVの依頼方法で解説しています。
PRにアニメーション動画を検討していきたい場合は、以下のお役立ち資料を活用してみてください。
「基礎からわかるアニメーション映像制作ガイド」では、さらに具体的なアニメーションの活用方法や効果などを公開しています。アニメーションを企業で活用するべきか迷っている際にご活用ください。他にも「無料資料ダウンロードページ」で公開中です。ぜひ入手してみてください。
ショートアニメ(映像)・キャラクター(IP)企画・開発ならNOKID
株式会社NOKID(ノーキッド)はショートアニメ/アニメーションCMの企画・制作・SNSアカウント運用・プロモーションを得意とする東京の企画・制作会社です。キャラクターIPの開発・企画立案・制作からプロモーション企画立案・実施まで話題性を意識したサービス提供が可能です。

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・アニメの企画ってどうやるの?実は企画書のフォーマットは重要ではない理由をアニメ会社の視点から解説します
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この記事を引用・参照するとき
NOKID Lab「【種類別】アニメーション動画制作の相場料金は?MV・ループ・キャラアニメの費用と期間」株式会社NOKID、2023年10月30日公開(2026年11月1日更新) https://nokid.jp/blog/1974/
キャラクターIPの専門メディア NOKID Lab の編集部です。アニメーションとキャラクター制作を手がける株式会社NOKIDの知見をもとに、IPの起用事例やコラボ・ライセンスの実務、業界の動きを解説しています。









