【保存版】ショートアニメ動画の制作を依頼するコツは?制作会社の選び方をプロがご紹介

アニメーション動画制作を行なっている弊社では、YoutubeショートやTiktokの普及により「ショートアニメ動画制作」のご相談を頂くことが多くなっています。ショートアニメ動画は、通常のアニメーション動画と比較して、多くの本数を制作するのが簡単で検証が行える魅力があります。
この記事では、我々アニメーション動画制作会社の視点から、ショートアニメ動画のメリットやおすすめする理由、制作依頼をする場合の会社の選び方まで、詳しく解説していきたいと思います。ショート動画、アニメーション動画を制作したいと考えている方は続きをご覧になって参考にしてみてください。
動画の制作依頼をする際に知っておく方が良いことは「動画制作を依頼するのはリスク?後悔しないアニメーション動画制作の依頼方法を解説」で解説しています。
「見込み客から"選ばれる"PR動画の作り方ガイドブック」では、視聴者にとって興味のない動画は簡単に無視される時代に「"興味を持ってもらいやすい"動画の条件」や「なぜアニメーション動画が興味を持たれやすいのか?」を公開しています。広告効果の悪化が益々懸念される今後の"新たな一手"を考えておきたい場合にご活用ください。 他のテーマも「無料資料ダウンロードページ」で公開中です。ぜひ入手してみてください。
目次
ショートアニメ動画の魅力とは
アニメーション動画の中にもいくつか種類はありますが、その中でもショートアニメ動画には、下記の3つの魅力があります。なにより、視聴者に飽きられることなく伝えたい内容を伝えられることは、企業PRやプロモーションとして商用として使いたい場合にも最大の効果を発揮すると言えるでしょう。
ショートアニメ動画を活用するメリット
- 視聴者に最後まで見てもらいやすい
- 低コストで大量に制作することができる
- 複数の動画パターンで検証ができる
- 多くの視聴者から商品やサービスに興味を持ってもらいやすい
また、ショートアニメ動画を含むアニメーション動画のメリットには下記の2点あります。
- キャラクターを活用して顔出しなしでも視聴者に親近感を持たれやすい
- 実写で表現が困難な場合も自由に制作ができる
- 実写のSNS投稿が多いため目を引きやすい
実写動画は、堅実な印象や高品質な印象を与えられる反面、アニメーション動画のような親近感のある印象は与えづらい違いがあります。また、アニメーションが幅広い年代に支持されてきました。そのため、キャラクターや世界観をコントロールすれば、ターゲットとする顧客に好かれやすいようコントロールできる強みがあります。
ビジネス向けのキャラクターでも、愛されるマスコットキャラクターでも、ブランドに合わせて制作することができます。
企業でキャラクターを活用する詳しい解説は「【制作会社が解説】キャラクターをマーケティングで活用するには?アニメコラボCMの事例や戦略を紹介」で解説しています。
関連記事:企業でアニメーション動画が活用される理由とは?活用事例も解説
ショートアニメ動画を活用するデメリット
- 多くの本数を作らなければならない
- 視聴者を教育して高額な商品を売ることが不向き
- 常に注意を惹き続けられる無駄のない動画編集が必要
ショートアニメ動画は、短尺だからこそ多くの視聴者に興味を持ってもらいやすい反面、じっくりと自分たちを理解してもらいニーズを生み出して検討期間を経て販売するような高額商品やサービスには向いていません。もし、高額商品を売りたい場合はYouTubeやメルマガ、LINE@などへ誘導してから視聴者との関係構築が必要になります。
また、1分程度の短尺動画だから必ず最後まで視聴されるわけではなく、次々とスワイプされてしまうため2秒単位で飽きさせない動画構成にする工夫が大切になります。
ショートアニメ動画制作を依頼するコツ
前述でもお伝えした通り、短尺動画は多くの人に興味を持ってもらう状況を作る上で適した手段です。そして、次々とスワイプされてしまう手を最後まで止めてもらうためにも2秒単位で飽きさせない動画構成にする工夫が大切です。
ショートアニメ動画を依頼する際に明確にしておきたいポイント
- 1分程度の動画で無駄なシーンをなくす(常に意味のあるシーン)
- 冒頭の2秒で手を止めて思わず見てしまう内容にする
- 動画の最後まで2秒単位で見続けたいと思える構成にする
ショートアニメ動画のおすすめの活用目的は、多くの人に自分たちや起用するキャラクターを知ってもらい、興味を持ってもらうことです。
そういった意味では、TikTokクリエイターに動画制作を依頼することも良い方法と言えるでしょう。なぜなら、TikTokクリエイターには一定のファンを作れるだけの企画・表現力などを持っており、認知されやすくなるからです。
注意点としては、あくまで認知されるきっかけに過ぎないということです。つまり、TikTokクリエイターが作った動画によって、アカウント内の他の動画を見てもらえるきっかけを作ったとしても、気に入ってもらえるだけの動画を他で揃えていなければ無駄になってしまうことです。
TikTokクリエイター動画については「TikTok事務所所属のクリエイターに制作依頼をするメリット・デメリットとは?」で解説しています。
関連記事:【TikTokアニメ】”バズる”アニメーションの特徴とは?大人気アカウントを一挙ご紹介!
ショートアニメ動画の事例
ここからは、ショートアニメ動画の事例を具体的に見ていきましょう。
事例1:からめる
有名なショートアニメ動画事例の一つとして、「からめる」さんという動画クリエイターの方を紹介します。「からめる」さんはTwitterで活動もしており、Twitterフォロワー数は9月末時点で135.8万人と、国内で非常に人気な存在です。
シュールな絵とオチが人気で、さらに一本あたりの動画秒数が10~30秒程度のショート動画が大半となっています。スキマ時間で見れる現代のトレンドを意識したアニメーション動画を制作されています。
事例2:レッドブル
ビジネスにショートアニメ動画を用いている事例を見ていきましょう。レッドブル社(Red Bull GmbH)が販売しているエナジードリンク「レッドブル」のTVCMで公開されたアニメーション動画を紹介します。
レッドブルのTVCMでは、レッドブルの「翼を授ける」キャッチフレーズのイメージがわかりやすく伝わる動画となっており、商品だけでなく利用シーンまでも想起できるアニメーション動画となっています。こちらもTVCMのため15秒〜30秒程度のショートアニメ動画です。
最近では、ショートアニメに楽曲を付けた短尺のアニメMVも増えています。アニメMVについては、「アニメーションMVとはなに?尺の短いアニメ作品が急増している理由とは」で詳しく解説しています。
ショートアニメ動画制作の費用はどのくらい?
動画の種類 | 料金相場 | 制作期間 | 相性の良い活用方法 |
---|---|---|---|
ショートアニメーション | 5〜10万円 | 1〜2週間 | TikTok、Twitter投稿 |
ショートアニメ動画を制作する費用は、短尺ということもあり1本あたりの金額は安く期間も短めです。しかし、1本だけでは狙った効果は得られないことがほとんどのため、5〜10分程度のアニメーション動画を作り、複数のショートアニメ動画に編集していく方法がおすすめです。
イメージとしては、YouTuberなどで見かける「切り抜き動画」が分かりやすいかもしれません。元となる動画があり、テーマに合わせて切り抜いて編集することで多くの人に認知してもらいやすい状況が作れます。
アニメーション動画の種類や制作料金については「【種類別】アニメーション動画制作の料金が知りたい!種類別の制作料金と活用例を解説」をご覧ください。
ショートアニメ動画の制作会社を選ぶポイント
ショートアニメ動画の制作をしたい場合、どのような基準で動画制作会社を選ぶのが良いでしょうか。制作会社を選ぶ際のポイントは、大きく2点あります。
- 制作する目的を明確にする
- 制作会社の制作事例から活用背景を読み解く
制作する目的を明確にする
アニメーション動画の制作依頼を検討する前に、なぜショートアニメ動画を制作したいのか、その目的を明らかにしなければなりません。なぜなら、商品を販売したいのか、認知されたいのか、ブランディングなのかで表現や動画構成が大きく変わってくるからです。
また、こうした場合には「想定していたものと完成したアニメーション動画のイメージが違う」といった事態になる可能性が高いためです。難しい場合は、「こういう動画にしたい」と参考イメージを用意しておくのがおすすめです。
制作会社の制作事例から活用背景を読み解く
次のポイントを解説します。アニメーション動画の制作依頼を検討する際に、動画制作の背景を考えながら制作事例を見るようにしてください。どういうことかと言うと、単に動画を視聴するだけでは感覚的過ぎてしまうためです。
本来の目的が商品の販売なのに、参考にした動画は適していない構成や表現だった場合は自己満足に終わってしまうような事態が多くあるからです。
ショートアニメ動画の中にも、個人YouTubeチャンネルの運用でチャンネル登録者を増やしたい場合もあるでしょう。企業PRで親近感を持ってもらいたいような場合もあるのです。制作するアニメーション動画の種類や構成はもちろん異なってきます。アニメーション動画はいくつかに分類されており、それぞれに特徴があります。
関連記事:アニメーション動画の制作会社は増えている?上手な選び方をご紹介
ショートアニメ動画制作会社をご紹介
しかし、これまで解説してきたような制作会社を選ぶ際のポイント2点をしっかり考慮することは大変かと思います。そこで、この項目ではフェーズを2つに分け、フェーズごとにおすすめするショートアニメ制作会社をご紹介します。
制作する目的から相談したい場合
アニメーション動画を制作するだけでなく、依頼時のすり合わせが丁寧かつ、その後のコンサルティングも行っている制作会社がおすすめです。コンサルティングサービスを強みとする制作会社を選ぶことで、どのような場所でどんな目的でアニメーションを使えばいいのかといった、マーケティング的視点を含めて支援を受けられるのが特徴です。
株式会社プルークス
プルークスは、アニメーション動画の制作実績が豊富で、年間300社と取引があります。また、経営コンサルティング会社出身のメンバーが立ち上げた会社で、コンサルティングの事業に強みを持つ会社です。
目的・制作イメージの両方が明確な場合
アニメーション動画制作の目的が明確になっており、制作を依頼したいアニメーション動画のイメージも明確になっている場合には、アニメーション動画の制作力自体に強みを持つ会社に依頼することをおすすめします。
Crevo株式会社
動画制作を強みとしているCrevoはさまざま様々なテイストの表現動画ができるのが強みです。アニメーション動画や実写動画の作成を行ってくれるうえ、要望に合わせた幅広い料金設定で依頼することが可能です。
「ブランディングを目的にクオリティにこだわりたい」という方や、「インパクトの残る面白い動画を作りたい」と考えている方におすすめの制作会社です。
このように、制作会社によって持っている強みが異なることを理解することで、求めていることを強みにもつ制作会社に制作を依頼することが可能になります。
ショートアニメ動画の制作ならお任せください
アニメーション動画制作を検討する際は、「目的を明確にしてから検討すること」「制作イメージと似た過去実績を持つ制作会社を選ぶこと」の2点が重要になるとお伝えしてきました。
株式会社NOKIDは、大規模な制作にも対応できるだけのクリエイターが登録されております。そのため、あらゆるパターンのアニメーション動画を制作できる体制を構築しています。また、広告などのマーケティング経験者も在籍するため、各媒体や顧客に最適な動画制作が可能です。動画の活用目的を決めるような段階からご相談を頂くケースが多いため、そういったご相談からお気軽にしていただけます。
アニメーション制作には、「インディーアニメ」と呼ばれる自主制作アニメクリエイターを積極的に活用し、コストを抑えて手軽に制作していただける体制も整えております。ぜひ、制作事例やダウンロード資料をご覧ください。
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