2021.09.03 IPビジネス

【制作会社が解説】IPビジネスがアニメ事業のチャンスに!自社IPの可能性とは?

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新規事業の新たな手法を検索していて、「IPビジネス」という手法をご存知になった方も多いと思います。アニメーション業界において、IPビジネスは多方面で良いとされています。

しかし、実際にどのようなメリットがあるのか、IPビジネスの中でも、自社のIPか他社のIPのどちらを活用していけばいいのかわからない、そんな方も多いのではないでしょうか。

この記事では、IPビジネスがビジネスにおいて新たなチャンスにつながることと、自社IPの可能性について解説していきます。

IPビジネスとは

そもそもIPビジネスとは、英字で「Intellectual Property」(知的財産)と表記されます。

THE OWNERの記事によると、IPビジネスとは、次のように述べています。

雑誌から生まれたマンガ作品や登場キャラクターの場合、原作者、漫画家、出版社など権利関係が複雑化する。こうした権利関係をまとめてビジネス化するのがIPビジネス。

引用:>>隆盛!キャラクタービジネス IPビジネスに進化中(THE OWNER編集分)

そもそも知的財産とは、人間が生み出したものを指します。例えば、デザインや著作物、芸術作品、さらには企業のノウハウといったものも知的財産となります。

ビジネスモデル

IPビジネスのビジネスモデルは、「ビジネスモデル | デジタルアニュアルレポート2016(オンラインアニュアルレポート)」によると、次のようなモデルとなっています。

登場するキャラクターを制作する「コミックス」、制作されたキャラクターを使ってストーリーの中に組み込む「アニメーション」、さらに映画化やテレビで活用することで、認知やファン層の拡大につなげ、また、それぞれのメディアに出すことで、さらなる収益を得ることが可能になります。

出典:>>ビジネスモデル | デジタルアニュアルレポート2016(オンラインアニュアルレポート)

市場規模

近年、アニメーション業界ではIPビジネスが注目されており、成長している市場のうちの1つとなっております。PwCが調査した「コンテンツビジネスの未来」というデータによると、次のような結果が出ています。

コンテンツビジネスの日本市場をみると、市場成長率は年平均1%と大きくないものの、市場規模は780億米ドルを超える産業となっています。その中でコンテンツのデジタル市場は特に近年の成長が著しく、年平均8%の成長が予測され、2020年までに190億米ドルを超える規模になると予想されています。 

引用:>>コンテンツビジネスの未来(PwC調査)

このように、コンテンツビジネス自体も今後市場が発展していくと考えられます。

IPビジネスの種類

IPビジネスの種類には、大きく分けて3種類ほどあると考えており、この3つの分類は、定義として分けられておらず、わかりやすく解説していくためのものとなっています。

  • ノウハウ

└目に見えない部分であり、制作工程に当たる技術や知識部分のことを示します。

一般的に、専門的な知識や技術などの意味として利用されます。

  • コンテンツ

└可視化できる部分であり、制作した事物を譲渡することを示します。

エンジニアが制作したホームページや、ソフトウェアを売買にすることよって譲渡することなどが挙げられます。

  • ライセンス

└独自で制作したものに対しての権利問題となります。

他の人が持っている技術や権利を使用するための許可のことを示します。

以上の3つです。

今回は、特にライセンスに関するIPビジネスについて解説をしていきますが、ライセンスに関するIPビジネスには、キャラクターを活用したものが挙げられます。では、キャラクターを活用する際の効果について、次の項目で見ていきましょう。

キャラクターの持つ効果

認知を広めたり購入意欲を高めたりするための施策の中には、さまざまな手法がありますよね。具体的には広告、CM、チラシやパンフレットの配布などがありますが、そんな認知拡大・購入意欲を高める施策の中の一つに、「キャラクターマーケティング」が位置付けられています。

キャラクターを活用する主な効果として、主に以下の2つが挙げられます。

  • ユーザーにとって親近感が湧きやすい
  • ブランディングでき、ユーザーの購入意欲を高められる

ユーザーにとって親近感が湧きやすい

キャラクターを用いた企画やイベント・宣伝を行うことによって、自社のイメージアップを図ることができます。また、「キャラクターが可愛らしくてつい見てしまう」など、ユーザーにとって親近感が湧きやすく、愛着を持ってもらえることに繋がります。

ブランディングでき、ユーザーの購入意欲を高められる

キャラクター自身が企業のブランディングをできる場合があります。また、ブランドを知ってもらい共感を得られれば、サービスに飽きてしまったとしても、ユーザーがブランドに対して愛着を持ってもらえるため生涯の顧客価値が向上する可能性があるのです。

キャラクターマーケティングの概要については、次の記事で詳しく解説しています。

>>【制作会社が解説】キャラクターマーケティングの活用メリットと絶大な効果について

キャラクターライセンスの特徴

サンリオのハローキティはさまざまな企業とコラボレーションを実施しています。ハローキティというキャラクターを一度制作したことで、IPビジネスとして、他社企業から利益を得ることができています。

なお、サンリオグループでは、IPビジネスの認知拡大により「ソーシャル・コミュニケーション・ギフト事業」「テーマパーク事業」およびその他の関連事業を主な事業として展開することに成功しています。

参考:>>サンリオ公式HP「 事業内容・ビジネスモデル 」

他社キャラクターを使用する場合の利点は、コストを削減しながら収益につなげることができる点です。しかし、注意点としては、キャラクターを使用する際に、他社にライセンス料を支払わなければならず、得た収益からその分を差し引かなくてはなりません。

自社キャラクターを使用する場合の利点は、キャラクター自身が自社のものなので、永続的に使用することができます。また、そのキャラクターを用いて、他社とコラボレーションを行ったり、認知拡大のために商品化したりすることができます。注意点として、作成に費用がかかりますが、キャラクターを初めに作ってしまえば、その後は永続的に使用できるため、それほど大きな費用にはならないと考えられます。自社キャラクターを用いることで定期的な収益確保へと繋げることができるのです。

まとめ

ここまでで、IPビジネスを活用することの魅力とその活用方法について、具体例を交えながら解説してきました。この記事を読んでくださった方は、企業がIPビジネスを行うことへのメリットや効果をわかっていただけたかと思います。

そこで、IPビジネスを最大限に活用するためには、キャラクターの制作と、オリジナルキャラクターの活用を行わなくてはなりません。また、キャラクター制作をするだけでは効果を見出すことは困難かと思います。

「NOKID」なら、そんな魅力が伝わりやすいキャラクターを1から企画し、イラスト、キャラクターから、アニメーションまで制作することが可能です。

IPビジネスを企業の戦略として活用することを検討している方は、是非NOKIDに無料相談してみてはいかがでしょうか。

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