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【動画制作会社が解説】YouTube運用代行の費用や代理店の良し悪しはどうやって判断するべきなのか

2021.08.02

近年ではYouTubeを扱ったプロモーションやビジネスが非常に増えています。実際にThink with Googleが提供するデータを見てみると、日本でYouTubeを閲覧している人(18-64歳)は6500万人視聴していると言われております。またコロナ禍によってYouTubeの利用が増えたと答えた人は74%にまでのぼり、「なくなったら最も悲しいプラットフォーム」では堂々の1位を記録しています。

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出典:月間 6,500 万ユーザーを超えた YouTube、2020 年の国内利用実態──テレビでの利用も 2 倍に

このようにYouTubeは閲覧数・ユーザービリティの両方で圧倒的存在感を残しているモンスタープラットフォームなのですが、どうにかマーケティング活動に生かすことができないか、様々な企業が試行錯誤を行っています。

そして、マーケティング・広告活動の裏側にほとんど存在するのが、動画制作会社と広告代理店の存在。YouTubeも例外ではなく、広告の価値をさらに高めるために、動画制作会社や広告代理店は試行錯誤を重ねています。

そこで問題になるのが、動画制作会社や広告代理店の良し悪しについて。マーケティングの世界では何が起きるかわかりません。よってどの動画制作会社や広告代理店にお願いするのが適切なのか、見極めが非常に難しいのが現状です。

当社では漫画動画制作を軸として、様々な広告代理店様やマーケティング会社、事業会社と連携し、お仕事をしてきたのですが、必ず言えるのは「広告代理店の良し悪しによってYouTube広告の費用対効果は変わる」ということ。

特にYouTube広告の場合、TVCMや雑誌、その他のWEB広告とは異なる難しさが存在しますので、「いかにYouTubeに精通しているか」が重要となります。

では広告代理店の良し悪しをどうやって見極めれば良いのか。またYoutube運用代行会社の手数料はどのように判断するのか適切なのか。今回はYouTube広告用動画制作実績、YouTube広告運用実績の両方を持つ当社が、様々な企業とタッグを組んできてわかってきたことをまとめたいと思います。後半ではYoutube運用代行会社を選ぶ際にしていただきたい質問内容もまとめていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

YouTube広告における「費用対効果」とは

では早速、YouTube運用代行会社について解説していきましょう。まず結論からお伝えすると、YouTube運用代行会社を選ぶ基準で最も大切なのは「その会社にお願いしたら費用対効果上がる見込みがあるか」という視点で選ぶのが良いでしょう。

「そんなの当たり前じゃん、、」と思うかもしれませんが、ではあなたは具体的に「費用対効果とは何か」という問いを答えることができますでしょうか。この質問をするとよく、「問い合わせ数を増やすこと」という回答が返ってきますが、YouTube広告は、手に入れたい成果(目的)によって動画内容を変更する必要があるのです。

例えば、「広告によってブランド認知を獲得したい」場合、Google社のガイドブックによるとbumper広告を推奨しています。反対に購入意向に結びつけたい場合、同ガイドブックではTrueViewを推奨しております。


出典:今こそ YouTube 広告を“再発見”——最新動向や活用事例をまとめたガイドブック公開

Youtube広告それぞれのフォーマットに関しては下記の記事でまとめておりますので、気にある方はぜひ読んでみてください。

Youtube広告の出稿方法を徹底解説。それそれのメリット・デメリットとは

このようにYoutube広告では、広告によって得たい成果によって、動画の制作内容や秒数を変更しないと成果が出ない広告なのです。この特徴はWEBによくあるバナー広告や、秒数や枠が事前に決まっているTVCMにはない、Youtubeならではの特徴かと思います。

よって依頼主側は、動画制作会社・広告代理店にお願いする前に「Youtubeによって何を得たいのか」を見極めることが求められます。反対に動画制作会社・メディア会社は、依頼主側が求める成果に対して、適切にコンサルティングする能力が腕の見せ所でもあります。

Youtube広告はざっくり分けると3工程

では「費用対効果とは何か」がわかったところで、運用会社が何をしてくれるのかについて解説していきます。まず結論からお伝えすると、YouTube広告は主に3工程に分類できます。

  1. 動画制作
  2. 広告配信(ターゲティング設計) or チャンネル配信
  3. 配信後の分析・示唆出し

1.を取り扱うのが、いわゆる動画制作会社と呼ばれる会社です。

2.3.を取り扱うのは、主に広告代理店やWEBマーケティング会社と呼ばれる会社です。下記からはわかりやすく「メディア会社」で統一させていただきます。

よく相見積もりを取ると、「当社では制作から運用までワンストップで行います」という会社もありますが、そのような会社のほとんどは、自ら手を動かしておらず、動画制作や広告配信は別会社に外注していることが多いです。

ごく稀に全て賄ってくれる総合代理店もございます。例えばサイバーエージェント様の場合は、自社にスタジオを完備しており、動画制作から広告分析までをワンストップで実施することを強みにしている会社もあります。(その代わり外注費用や最低出稿金額も高いので、完全に大手向きです。。)

ですので、YouTube広告を配信したいほとんどの企業は、動画制作と広告配信で別の代理店が存在するケースが多いです。

制作・運用代行会社はそれぞれ何を行ってくれるのか

では動画制作会社・メディア会社はそれぞれ何をしてくれるのでしょうか。当社ではスタジオを持たない「漫画動画制作」という性質上、どちらも経験したことがございますので、それぞれ解説していきたいと思います。

動画制作会社は企画〜動画の完成に責任を持つ

動画制作会社の主な仕事内容は下記となります。

  • 企画と構成 
  • 撮影 
  • 動画の編集 
  • 音響とナレーションの追加
  • 動画アップ(YouTubeリンク先作成)

また気になる費用感ですが、Crevo株式会社が運営するメディアによると、下記の動画制作で50万円~99万円以下としています。

出典:Crevo制作実績

実際にご覧いただくと判断しやすいですが、動画制作は非常に工数がかかるのです。そのため動画制作する場合はある程度、制作納期に余裕を持たせると良いでしょう。

メディア会社は広告配信〜分析の示唆だしに責任を持つ

メディア会社の主な仕事は下記となります。

  • 広告配信戦略・ターゲティング設計
  • 広告入稿・配信開始作業
  • 運用結果レポーティング
  • 分析の報告会・示唆だし

こちらも気になる費用感ですが、業界の慣習としては広告費の20%を手数料としていただくモデル(変動制)が多い印象です。また報告回数やレポーティング頻度をあらかじめ決めることで、運用手数料を月額固定にするメディア会社も増えてきました。

変動制モデルと固定制モデルのどちらが得なのかについては、状況によって異なりますのでメディア会社を選ぶときはどちらの方が費用対効果が高いのか、検討してみると良いでしょう。

広告費や運用手数料の考え方に関しては下記の記事でまとめておりますので気になる方がぜひ読んでみてください。

YouTube運用って何が外注できるの?外注する際の内訳を解説

運用会社の選定はどう考えるべき

前述では動画制作会社とメディア会社が何を行ってくれるかについて解説していきましたが、それぞれの会社はどのような視点で選べば良いのでしょうか。

これまで運用会社を選ぶときは「費用対効果が大切」と解説させていただきましたが、この点を考慮した上で、動画制作会社・メディア会社を選ぶ基準は下記になるかと思います。

動画制作会社を選ぶ基準

具体的にお伝えすると、下記の基準を設けると良いでしょう。

  • 依頼主が獲得したい成果に対して適切なコンサルティングができているか
  • 依頼主が獲得したい成果に対して適切な値決め設定を提案してくれるか
  • YouTube動画制作実績はあるか
  • YouTube動画の制作意図を適切に回答できているか
  • 制作納期がしっかり守れる動画制作会社か

相見積もりを取る際によくやってしまうのが、「ただかっこいい動画を制作できる会社にお願いする」ケースです。もちろん制作クオリティは高い方が良いのですが、その分費用も高くなりますし、制作納期も長くなります。大切なのは「獲得したい成果に対して、適切な動画をプランニングをしてくれる会社」にお願いすること。ただこれだと会社を見極めるのが難しいと思いますので、下記の質問をしてみると良いでしょう。

「ホームページに掲載されている動画はどんな意図で作られたのでしょうか?」

正直この質問に対して、目的がはっきり答えられない会社はお断りした方が無難です。また、適切に回答できる会社なのであれば、動画の制作過程や、納期、金額感をどのように決めたのか、あたりをヒアリングしていくと稟議も通りやすいです。

当社が得意とするアニメーション動画領域のヒアリング内容でしたら下記の記事でまとめておりますので気になる方は読んでみてください。

アニメーション動画を外注依頼する前にすべきことを一覧にまとめました

メディア会社を選ぶ基準

こちらも具体的にお伝えすると、下記の基準を設けると良いでしょう。

  • 依頼主が獲得したい成果に対して適切なコンサルティングができているか
  • 依頼主が獲得したい成果に対して適切な目標設定ができているか
  • 広告戦略やターゲティング設定は獲得したい成果に対して逆算して提案してくれるか
  • レポーティング頻度やMTG頻度は、適切な回数なのか

改めてお伝えすると、メディア会社のお仕事は下記の4つです。

  • 広告配信戦略・ターゲティング設計
  • 広告入稿・配信開始作業
  • 運用結果レポーティング
  • 分析の報告会・示唆だし

この4つの仕事内容を網羅的に聞くには下記の質問をすると良いでしょう。

「制作した動画を活用して、ご予算〇〇円内で適切な広告戦略を打ちたいのですがどうすれば良いでしょうか」

メディア会社で相見積もりをする際は、あえてざっくりとした質問をすることをお勧めします。この質問の意図としては、ざっくりと質問した上で、適切な目標設定をコンサルティングしてくれるか、を見極めることが目的でもあります。

ある程度YouTube広告の知見がある会社ですと、獲得したい成果をお伝えするだけで、どの指標で目標設定するべきなのか、配信し終わったら具体的にどのようなレポートをアウトプットするのか、を瞬時にコンサルティングしてくれます。

もちろん依頼主側の力量も試されますので、メディア会社にお願いする前に、ざっくりとしたマーケティング戦略は考えていただけると良いでしょう。

アニメーション動画の選択肢も検討してみては

以上、YouTube運用代行の費用や代理店の良し悪しはどうやって判断するべきなのかについて解説させていただきました。YouTube運用は間違いなく1人でできないため、様々な会社とタッグを組んで行う必要があります。そのため、代理店手数料が高くなってしまい、結局YouTube広告を断念してしまう企業も多いのが現状です。。

そこで、お勧めしたいのが当社が運営する「Voipic」のサービス。「Voipic」はYouTube動画の中でもアニメーション・漫画動画のみに特化した動画制作サービスで、様々なクリエイターが社内に存在します。

アニメーション・漫画動画のみに特化することで可能なのは、「得たい成果に対してイラストレーターを変えることができること」。そしてアニメーション動画は、撮影費、ロケハン、機材費、人件費など、本来動画制作にかかるコストがゼロになりますので、比較的安価に動画制作ができるのです。

Voipic」では、得たい成果に対するコンサルティングはもちろん、イラストレーターの選定から絵コンテのご提案、アニメーション動画に特化したYouTube広告運用に至るまで、ワンストップでご提案が可能ですので気になる方はぜひ問い合わせしてみてください。

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