NOKID編集部
1000件以上の映像制作実績を誇る株式会社NOKIDの編集部メンバーが監修。キャラクター・アニメーション分野のノウハウやトレンドの活用手法の紹介が得意です。
YouTubeでの収入源として注目される漫画(マンガ)をスライドショーのように表現した動画があります。その魅力とは、幅広い世代に浸透している漫画文化が生み出す厚い視聴者層です。
しかし、漫画動画を投稿すれば広告収入を得られるわけではありません。どのようなシナリオやジャンルを選び、多くの人に視聴したいと思われたり、YouTube側に優先して表示してもらう必要があります。
そのためには、他にはない独自のコンセプトや企画を考え、視聴者に最後まで視聴してもらえる動画を作ることが近道です。
そこで今回は、YouTube漫画動画で広告収入を得るためのポイントを、具体的な事例と共に解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
漫画動画を含むアニメーション表現の種類は「【種類別】アニメーション動画制作の料金が知りたい!種類別の制作料金と活用例を解説」がおすすめです。
キャラクターを「自社に合う見栄えか?」だけで作っても、顧客から受け入れられないことがほとんどです。なぜなら、ユーザーは多くの情報に晒されており、自分が興味を持つものしか見ないからです。興味を持つことは、共感したり何らかの感情的な刺激が必要になります。そのためには、キャラクターの人格や設定などが重要だということです。魅力的なキャラクターを作る要素などの「キャラクター作りのポイント」を「無料資料ダウンロードページ」で公開中です。ぜひ活用してみてください。
YouTubeにチャンネルを作って動画を上げただけでは広告収入は得られません。広告で収益を得るためには条件があり、その中には再生回数やチャンネル登録者数も含まれています。
具体的には、過去12ヶ月間の総視聴時間が4,000時間以上で、チャンネル登録者数が1,000人以上でないと広告収入が入らないのです。4,000時間と聞くと高いハードルのように見えますが、実際はそうでもありません。
分にすると240,000分で、この要件を満たすには5分動画が48,000回視聴されればいい計算になります。5分動画を5つアップすれば、1つあたり平均960回の再生で条件を満たせます。
つまり再生回数の条件は動画をどんどん公開していけば、ハードルが下がっていくのです。むしろ大変なのは、チャンネル登録者数1,000人を目指すことです。
チャンネル登録者数とはいわばファンの数です。動画を再生してくれた人でも、チャンネル登録者をしてくれる人はほんの一握りです。漫画動画ではどうすればチャンネル登録者数が増やせるのか、そのコツを紹介します。
漫画動画にはいくつかの方向性があります。日常生活でためになる話を漫画化したものや、過去に起きた驚くべき事件や出来事を紹介する漫画、事件と呼ぶほどではないけれどちょっと笑えたりするエピソード漫画など、ジャンルは違いますがどれも視聴者の興味を惹く漫画です。
重要なのは方向性を絞ることです。一つのジャンルを重点的に漫画にしていけば、漫画の題材集めのときにより深い題材を見つけることができるようになり、他のチャンネルにはない個性が出てきます。チャンネルの特色が出せれば、その分野の話が好きな人がファンとなり、チャンネル登録者数が増えていきます。
いろいろな方向性の漫画動画をアップしたほうが、より多くの人の興味を惹けると思うかもしれませんが、あまり手広くやりすぎると多くの漫画動画チャンネルと競合することになります。既存のチャンネルはすでに多くのファンを獲得しているので、後発の時点で競争は不利です。
ファンを増やすためには、他の漫画動画に負けない題材を探すのが大切ですが、複数のジャンルに手を出すとどうしても「広く浅く」になるので、既視感のある漫画になる可能性が高くなるのです。
YouTubeを好む視聴者はほぼ毎日のように、サイトにアクセスして新着動画がないかチェックしています。そのため漫画動画を始めてから間もないうちは、コンスタントに動画をアップしていくことが重要です。
視聴者がチャンネル登録をしていなくても、最近見たチャンネルの新しい動画がアップされると「あなたへのおすすめ」としてYouTubeのトップページに出てきます。コンスタントに動画を投稿することで、一度見てくれた視聴者の目に何度も触れることになります。視聴者も新作がどんどん出てくるならチャンネル登録をしておこうという気になるのです。
安定した収益を目指すなら、投稿ペースは最低でも1週間に1~2回はほしいところです。あまりに投稿ペースが遅いと、視聴者から休眠チャンネルと思われてチャンネル登録を外されることもあり得ます。
漫画動画は漫画執筆に時間がかかるので、最初にストックを溜めてから動画公開を始めるほうがいいでしょう。
関連記事:知名度もない状態でYoutube登録者数を増やすには。1万人登録アカウントを量産した運用者が解説。
漫画の方向性を決める、投稿ペースを維持するということが大切だと紹介しましたが、どんなジャンルの漫画動画がいいのでしょうか。多くのファンが見込める漫画動画はいろいろありますが、特に手堅いのが恋愛系です。ここでいう恋愛系とは、恋愛テクニックやデートのNG事項、異性のホンネなど、恋愛講座を漫画化したものです。
モテたいという気持ちは男女関係なく持っています。そのため性別に偏りなく、幅広い視聴者層の興味を惹けるのです。また、YouTubeの視聴者には、若い世代が多いということも追い風になります。
中高生や大学生は青春真っただ中で、異性にモテたいという気持ちが一層強いです。今では中高生がスマホを持つことも珍しくないので、こうした若い世代が、恋愛講座をメインに据えた漫画動画の視聴者になってくれる可能性があります。紹介される恋愛テクニックが気に入れば、次の動画も見ようと思いチャンネル登録もしてくれるでしょう。
関連記事:動画を活用するならYouTubeとTikTokどちらがいい?PR企画会社が解説
恋愛系の漫画動画は、どのような話の展開にするかというシナリオも大切ですが、それ以上に作画が重要になってきます。恋愛系漫画に求められるのはキラキラした雰囲気です。シナリオは良いのに作画がイマイチだったら、紹介する恋愛テクニックもくすんでしまうのです。
漫画とはシナリオと作画がかみ合うことで面白くなるものです。たとえば裏社会の闘争を描いたハードボイルドなストーリーの漫画があるとします。それなのに、出てくるキャラクターがギャグ調の2~3頭身では読めたものではないですよね。
恋愛系の漫画にも特有の作画が求められるのです。女性はかわいく男性はかっこよく描き、ストーリー仕立てにしたときは、照れや愛情を表す表情としぐさにも力を入れないと雰囲気がでません。恋愛系の漫画で多くの視聴者の支持を得るためには、ある程度の画力が必要となってきます。
関連記事:ファンのできるキャラクターはどうやって作るの?特徴や作り方のコツを紹介
漫画は練習すればうまくなりますが、うまくなるまで待てないという人は漫画の執筆を外注するという手があります。シナリオは自分で考えて、漫画の執筆は漫画動画の制作をしている会社に依頼するというパターンです。費用はかかりますが、その道のプロなので高いクオリティの作画が期待できます。
また、恋愛系漫画に男性と女性を登場させる場合は、ナレーションも男性の声と女性の声が必要になります。自分で異性の声を当てることもできますが、ヘタをすれば漫画の雰囲気を壊すことになるので避けたほうが無難です。
ナレーションをお願いできる異性が身近にいなければ、執筆と合わせて外注に回すといいでしょう。
関連記事:YouTube漫画動画の作り方を制作会社が解説!何が最も大変なのかを知っておこう
Web動画は、不快にさせてしまえばTVのように強制的に見させることは困難です。なぜなら、イヤな広告主の広告を"非表示"または"投稿をブロック"できてしまうからです。
だからこそ、不快にさせずに話を聞いてもらえる関係を作ることを優先しなければなりません。
そのためには、ストーリー性があって楽しめるものや、視聴者から好かれる著名人やキャラクターの起用による興味を持たれるきっかけ作りによって、好印象を与える内容を考える必要があります。
中でも、キャラクターが自由に生み出せて、ストーリー性を持たせやすいアニメーション表現は非常に適していると言えます。
関連記事:【種類別】アニメーション動画制作の料金が知りたい!種類別の制作料金と活用例を解説
ここまでのポイントをまとめてみます。
これらのポイントを押さえ、継続的に質の高いコンテンツを提供することが、YouTubeでの成功への鍵となります。
質の高いコンテンツを作るためには、視聴者についてを理解することが肝心です。そのプロセスは広告の設計と似ています。
また、漫画動画(アニメーション動画)の制作は、外注も活用を検討してみてください。
キャラクターを活用したPR、ブランドのイベント企画といったPR活動は、動画制作だけでなく数々のイベントの認知拡大を支援してきた我々NOKID(ノーキッド)なら、幅広いご提案とクリエイティブ制作が可能です。
アニメーションという表現方法の中にも、スライドに動きをつけたものから3DCGを活用したもの、セル画など多岐に渡るテイストがあります。
動画を制作する場合には、要望通りに動画を制作することだけでは効果を発揮しないことが多くあります。NOKIDでは、動画の活用目的に沿った構成や表現を計画しております。
例えば、TikTokであれば認知に適したアルゴリズムになっておりユーザーが次々と動画をスワイプして観ていきます。そのため、冒頭の2〜3秒で注意を引くためのアイデア、PRに繋げるためにどのような情報を発信すべきかといった"ビジネス視点とクリエイティブ視点"のバランスを意識しております。
「初めてのアニメーション制作」「PRまで考慮した映像」をご検討の方はお気軽にご相談ください。
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