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Facebookでも「リール動画」が利用可能に!短尺動画で収益化も!

Instagramの短尺動画投稿機能「リール動画」が、ついにFacebookでも実装されました。

今後はリール動画の収益化を支援するプログラムも導入されるとのことで、新しい広告チャネルとしての価値も期待されます。

この記事ではリール動画の詳細や、YouTubeショートとの違い、リール動画の作成テクニックを解説していきます。


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リール動画」とは

リール動画とは、15秒〜30秒程度のショート動画を作成・共有するサービスのことで、日本では2020年よりInstagramの機能として使えるようになりました。

「Reel」とは釣りで利用するリールと同じ意味で、「ユーザを引き寄せる」という意味合いがあります。

リリース当時は30秒までだったリール動画ですが、2021年には60秒まで拡大されており、より長い動画を投稿できるようになりました。

Instagramのリール動画はTikTokと同様、スマホさえあれば簡単にコンテンツを制作できることが特徴です。

Facebookでも「リール動画」が利用可能に

これまでリール動画はInstagramの機能、とされてきていましたが、2022年2月22日よりFacebookでもリール動画が実装となりました。

Facebook上でリール動画を上げるだけでなく、Instagram上でアップしたリール動画をクロスポストすることも可能で、幅広い視聴者に届けられるようになっています。

アメリカ版Facebookでは「Reels Play」という、リール動画を収益化することができるプログラムも実施されており、いずれは日本でも実装される可能性があります。日本でも一部ユーザーを対象にリール動画内の「オーバーレイ広告」「スタンプ広告」「インストリーム広告」がテストされているようです。

「リール動画」のメリット

クリエイティブな動画が作れる

リール動画は「映像に音楽を付けれる」「エフェクト機能を使って華やかにできる」など、動画の加工をお手持ちのスマートフォンで簡単に操作できることが特徴です。

スローモーションや早送りなどの編集を加えて、クスッと笑えるようなおもしろい投稿や癒し系の動画投稿など、ユニークな動画が多く配信されています。

フォロワー以外にもアプローチしやすい

Facebookの通常のタイムラインでは、フォローしているユーザーの投稿が表示されますが、リール動画ではフォロワー以外のユーザーの投稿も表示されます。

さらにInstagramのリール動画では、おすすめ投稿を表示している「発見タブ」、そしてリール専用に準備されている「専用タブ」などリール動画が表示される面が多く、ユーザーの視界に入りやすい仕様になっています。

Instagramストーリーズとの違い

Instagramストーリーズとの大きな違いは「表示される相手」と「時間」に違いがあります。Instagramストーリーズは24時間しか表示されず、その相手はあくまでもフォロワーだけです。

これに対しリール動画はフォロワー以外のユーザーにも、時間制限なしに表示されます。

また、ストーリーズでは誰が閲覧したか足あとが残りますが、リール動画では「足あと」がつかないので誰が閲覧したかわかりません。

リール動画」とYouTubeショートとの性質の違い

YouTubeショート動画は、本編動画のサムネイル的な動画として利用されることも多くなってきました。

短い動画の中に本編動画やチャンネルの方向性など、アピールする内容を入れて公開することで、本編の視聴増加やチャンネル登録者数を増やすことを目指しているわけです。

YouTubeショート動画はYouTuberのチャンネル育成のための手段として活用されていくことになりそうです。

一方でFacebookやInstagramのリール動画はYouTubeほど投稿の敷居が高くなく、個人の日常や近況報告、クスっと笑える小ネタを気軽に投稿できるプラットフォームである点が違います。

なぜ短尺動画が注目されているのか

「文字+静止画」が中心だったSNS上に動画が加わることで、個人の表現の幅が広がり、誰もが1人のクリエイターとして発信できる世界となり、多くの短尺動画が日々アップロードされるようになりました。

さらにZ世代においては、YouTubeショートで67.5%、Instagramリールで67.6%とそれぞれ7割近いユーザーが短尺動画の視聴経験があり、既に生活の一部として定着しつつあることが伺えます。

参考:サムライト株式会社 - PR TIMES

今後、一般ユーザーやクリエイターからの発信だけでなく、企業のマーケティング・プロモーション活動においても重要な役割を担うことが期待されています。

「リール動画」を多くの人に見てもらうには

短時間で必要な情報を伝えなければならないので、動画の「スピード感」が重要になってきます。

60秒で伝えられる内容というのは意外と少ないものです。できるだけシンプルにかつ内容を絞って伝えなければ理解してもらえません。

YouTube動画では冒頭15秒で視聴するか否かを判断されるといわれてますが、リール動画やショート動画ではもっとシビアで、冒頭1〜2秒程度で判断されてしまいます。動画冒頭にテキストを入れたり、エフェクト効果を活用してユーザーの興味をいかに惹きつけられるかが勝負となります。

まとめ

FacebookやInstagramにおけるリール動画はまだまだ発展途中のサービスではありますが、今後さらに活発になっていく機能です。リール動画内広告の準備も進められており、リール動画の収益化が行われることでよりユーザーの利用率は上がっていくことが想像されます。

企業の広告担当やWebマーケターの方々にとっては、広告の配信チャネルとしても注目の機能ですね。

リール動画をまだ試していない人はぜひ試してみてください。


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