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TikTok投稿の再生数を伸ばす投稿のコツは?分析方法やアルゴリズムの特徴も解説

長尺動画は見られないのではないか?というほど短尺動画が広まりつつあります。中でも、新しいユーザーへ認知拡大していきやすいプラットフォームとして急成長を遂げているTikTok。

じつは、長尺動画が見られないわけではなく興味を持たれていないことが原因なのです。そのためにも、TikTokやYouTubeショートといった短尺動画によってユーザーに興味を持ってもらうように投稿を続けていくことが大切です。

TikTokのユーザー層は若いからビジネスに不向きというイメージがあるかもしれません。ですが、現在は40代も増えているため、投稿内容をコントロールしていけば狙ったユーザーからの認知・興味を獲得できるSNSとなっているのです。

そこで今回は、TikTokで再生数を増やすためにどのような投稿をすると良いか?について、アルゴリズムの仕組みや分析のコツも交えながら解説していきます。

YouTubeとの違いは「動画を活用するならYouTubeとTikTokどちらがいい?アニメーション制作会社が解説」がおすすめです。


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TikTokについておさらい

TikTokはショート動画(短尺の縦動画)を投稿・共有できるアプリです。

1990年半ばから2010年代生まれのZ世代に人気のアプリで、10代〜20代のTikTokの利用率は約50%と言われています。

可処分時間の暇潰しだけでなく、日々の情報収集として、行きたいお店のチェックや購入したいブランド、新商品のチェックなどで活用するユーザーも多く、Google検索で知りたい情報を検索するのと同じようにTikTokが活用されています。

一本一本の動画は短いですが、ユーザーの滞在時間は長く、企業アカウントの作成や広告出稿を模索する方も多くなっています。

TikTokの広告メニューの中でもハッシュタグでUGCコンテンツの投稿を促す、ハッシュタグチャレンジが人気で、コカ・コーラやユニクロなど大手企業も活用しているプロモーション手法となっています。

関連記事:ハッシュタグチャレンジとは?企業がTikTokでUGCを生むためのキャンペーン事例を解説

しかし、ハッシュタグキャンペーンは費用的に難しいという企業も多く、そういった場合にはミニマムで出稿できるSpark Adsがおすすめです。

ユーザーや企業アカウントで投稿した動画をそのまま広告にすることで、広告らしくない自然な形でユーザーにアプローチすることができます。

運用型広告であれば、ミニマムコストで出稿しながら様子をみることもできるので、これからTikTok広告を出してみたいという方にはぴったりの配信メニューです。

関連記事:TikTokの投稿を広告で配信するには?Spark Adsの特徴と配信手順を解説

出典:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

TikTokアルゴリズムの仕組み

TikTokはレコメンド機能がとても優れており、一人一人のユーザーにマッチした動画をレコメンドしてくれるため、ユーザーの滞在時間が長く、結果的にユーザーは多くのコンテンツと接触することになります。

また、TikTokではアカウントのフォロワー数が多くなくても、良質なコンテンツであれば多くのユーザーに配信される可能性があります。

ツイッターのバズに近い形が、ユーザー間のシェアではなく、レコメンドによる拡散で起きるということになります。

開設したばかりの企業アカウントであっても投稿した動画が数万、数十万再生されることもあります。

他SNS媒体やYouTubeのレコメンド機能にも共通して言えることですが、アルゴリズムは日々進化しており、指標も少しずつ変わっていきます。

しかし根幹にあるのは「ユーザーにマッチした良質な動画をレコメンドすることで、たくさんの動画をユーザーに視聴してもらいたい」という意識です。

つまらない動画や役に立たないコンテンツをレコメンドしても、ユーザーが楽しめないどころか、アプリの視聴を中断するきっかけとなってしまい、TikTok側としても損失となってしまいます。

極論を言えば「面白い動画を作り続ければレコメンドされる」わけですが、どのような指標が「面白い」と判断されるのかを言語化していきます。

YouTubeのアルゴリズムについては「知名度もない状態でYoutube登録者数を増やすには。1万人登録アカウントを量産した運用者が解説。」をご覧ください。

TikTokアルゴリズムで重要な指標

TikTokのレコメンドアルゴリズムはとても複雑で、さまざまな要素がいくつも作用して総合的に評価されているので、「この指標が高いからレコメンドされる」とは言い切れません。

しかし、重要視されている指標を意識しながらコンテンツを制作していくことで、多くのユーザーにレコメンドされやすい動画を産み出すことは可能です。

再生完了率、複数回再生

TikTokの動画はひとつの動画が何度もループ再生される仕組みとなっています。

一度の再生完了だけでなく、複数回再生されるコンテンツは、ユーザーの興味を強く惹きつける動画であると判断することができます。

いいね、コメント、シェア

こちらもわかりやすい指標となりますが、動画が「いいね」されたり、コメントやシェアの多さもアルゴリズムの評価対象となっています。

「共有から開いて○番目の人が○○」というような投稿が多くなった背景に、シェア数が多くなると動画の評価が高くなりより、多くの人にレコメンドされるというアルゴリズムがあったからだと想像できますが、現在ではそれだけではレコメンドされるわけではありません。

しかし、いいね、コメント、シェアがレコメンドの重要な指標となっていることは間違いありません。

プロフィール閲覧率、フォロー率

動画を視聴した後にプロフィール画面に遷移する確率、そして該当ユーザーの他の動画をどれだけ視聴したかもアルゴリズムの重要な指標となります。

その動画が視聴者にどれだけ興味を持たせたのか、特にフォローまでしたのであれば「今後もこの人の動画を観たい」という意志の表れなので動画の評価に直結します。

ダウンロード率

動画をダウンロードし自身の端末に保存する確率もアルゴリズムの指標となっています。

動画に対してどれだけのエンゲージを獲得できるのかというのが大事になってきます。

TikTokの投稿のコツ

投稿するテーマを統一する

TikTokのアカウントを運用する際は投稿するテーマを統一するようにしましょう。

テーマが統一されていることで、「動画をもっと観たい」と思ったユーザーによる過去動画の回遊率が上がるだけでなく、フォローや次回動画への視聴に繋がりやすいです。

また、テーマだけでなく登場人物や動画のフォーマットなども統一することで、何度か視聴履歴のあるユーザーに新着動画がレコメンドされた際に「あの人の動画だから観てみよう」という考えになる可能性も高いです。

TikTokはレコメンド機能が優秀なので、例えフォローされていなくても、毎回観てくれているユーザーもいるということを頭に入れておきましょう。

流行りの曲を利用する

TikTok内で流行っている楽曲はユーザーの目に留まりやすいだけでなく、レコメンドに掲載されやすい傾向があります。

投稿内容と流行りの楽曲がマッチするかどうかというのももちろん大事ですが、できるだけ流行りの楽曲を利用して投稿することをおすすめします。

冒頭の離脱を避ける工夫をする

TikTokはスワイプで次々に動画を切り替えることができてしまいます。

そのため、ユーザーが動画を視聴するかどうかは冒頭3秒のインパクトで決まります。

動画の冒頭でユーザーに興味を持ってもらえるようなテロップであったり、期待感を与えるような入り方をする必要があります。

「この動画で何がわかるのか」を明確にすることもテクニックの一つです。

例えば、ダイエット関連の動画であれば「-15kgに成功した私が実際に行ったこと3選」というようなテロップと減量する前と後の比較写真が冒頭にあることで、ダイエットに関心のあるユーザーに「これから自分の実体験でどんなことをした結果、痩せることができたのか」というインパクトを与えることができます。

TikTokの分析方法

TikTokでは運営に重要な指標であるインサイトをより詳細に確認することができます。

以下の項目を中心に日々の数値をチェックしていきましょう。

動画の視聴完了数

レコメンドのアルゴリズムでも重要視されている視聴完了数は必ずチェックしていきましょう。

動画が最後まで視聴されていないということは、ユーザーが途中で動画への興味を失っているということになります。

平均視聴時間が少しでも長くなるような工夫をしていきましょう。

プロフィールへの遷移数

こちらもアルゴリズムの重要な指標となっています。

動画を視聴したユーザーに「この人の他の動画も観たい」「他にはどんな投稿をしているんだろう」と思わせる必要があります。

初めて視聴するユーザーがプロフィールへ遷移してくれる確率は低くハードルが高いかもしれませんが、投稿内容の統一化をすることによって、プロフィールに遷移したユーザーが過去の投稿動画を回遊してくれる可能性が上がります。

プロフィールの動画一覧がユーザーにとって視聴しやすい状態になっているのかどうかも確認しておきましょう。

セクション別動画視聴数

「おすすめ」「プロフィールページ」「フォロー中」「楽曲」「検索」「ハッシュタグ」のどのセクションから視聴されたのかを調べることができます。

上記の中でも「楽曲」「検索」「ハッシュタグ」は伸ばしやすいセクションとなります。

「楽曲」「ハッシュタグ」はトレンドとなっているものを優先的に使っていきましょう。

「検索」はTikTok内でキーワード検索をして視聴された動画となります。

GoogleのSEOと同じくTikTok内で多く検索されるであろうキーワードをハッシュタグやテキストとして入れること、そしてその検索キーワードの解決策となるような動画であることが求められます。

フォロワーの性別や所在地

TikTokをリアルな店舗への集客に利用したい場合は「フォロワーの所在地」もチェックしておきましょう。

店舗から遠いところに住んでいるユーザーばかりがフォローしていても集客には繋がりません。

また顧客となるターゲット層にマッチしている動画なのかどうかも、この指標で把握することが可能です。

例えば10代をターゲットにした商品のPRなのに30代ばかりにフォローされているということもあるかもしれません。

企業こそTikTokを運用すべき

TikTokはスマートフォン端末の画面いっぱいに表示されるため、一般ユーザーの投稿と、企業アカウントの区別をしづらいという特徴があります。

そのため、企業アカウントであっても敬遠されることが少なくなり、ユーザーにコンテンツを届けやすいというメリットがあります。

TikTokを活用した動画の企画ならNOKID

SNSを活用した動画の企画は、動画制作だけでなく数々のイベントの認知拡大を支援してきた当ブログを運営するNOKID(ノーキッド)がおすすめです。おすすめのポイントは以下のような点です。

1.2,000名を超えるNOKID審査基準を満たしたクリエイターによる幅広いテイストへの対応力

アニメーションという表現方法の中にも、スライドに動きをつけたものから3DCGを活用したもの、セル画など多岐に渡るテイストがあります。NOKIDでは、独自審査を通過したクリエイターによって幅広い要望にお応えできます。

2.PR方法までを考慮した"作るだけではない"動画企画・制作力

動画を制作する場合には、要望通りに動画を制作することだけでは効果を発揮しないことが多くあります。NOKIDでは、動画の活用目的に沿った構成や表現を計画しております。

例えば、TikTokであれば認知に適したアルゴリズムになっておりユーザーが次々と動画をスワイプして観ていきます。そのため、冒頭の2〜3秒で注意を引くためのアイデア、PRに繋げるためにどのような情報を発信すべきかといった"ビジネス視点とクリエイティブ視点"のバランスを意識しております。

反応が取れるからといって、ビジネスにまったく繋がらない「奇抜な投稿」では制作費用を掛けても企業の価値が上がることはほとんど考えられません。

3.イベント・プロジェクト企画からPRまで対応可能な企画力

イベントの成功には、どれだけの見込み客にイベントを知ってもらい、興味を持ってもらえるかがカギを握ります。素晴らしいイベントであったとしても、上手くPR活動を行わなければ知られることはなく盛り上がりにかけた状態で終了を迎えます。

NOKIDでは、どのようにオンラインでイベントを認知させていくか、そのために適した動画はどんな内容にすべきか、といった企画から支援してきました。

SNSを効果的に活用することで、イベント開催前から認知を広げるだけでなく、開催期間中にも飽きさせず盛り上がりを演出することで「参加はしていないユーザーにも興味を持つきっかけを作る」ことまで工夫を凝らしました。

4.NFTなどの最新技術をいち早く実行して蓄積された変化への対応力

NFTなどの最新技術も積極的に取り入れて、PRに活かすよう心がけております。上図のようにカンファレンスへも登壇することで情報の発信も行っております。

ぜひ、制作実績をご覧になってどういった表現ができるかを確認してみてください。

TikTokで再生数を増やす投稿のコツについてのまとめ

・TikTokは暇潰しだけでなく、日々の情報収集として、行きたいお店のチェックや購入したいブランド、新商品のチェックなどで活用するユーザーも多いのが特徴

・TikTokは、一本一本の動画が短いもののユーザーの滞在時間は長く、企業のアカウント作成や広告出稿を模索する方も多くなっている

・TikTokのレコメンドアルゴリズムはとても複雑で、さまざまな要素がいくつも作用して総合的に評価されている

今回はTikTokのアルゴリズムと分析方法、そして投稿のコツをご紹介してきました。

重要視されている指標を意識しながらコンテンツを制作していくことで、多くのユーザーにレコメンドされやすい動画を産み出すことは可能です。インサイトを分析する際も重要な指標を中心に改善していくことで、無駄なくPDCAを回していくことができます。

TikTokの運用や動画広告を作るコツなどは下記ページよりお役立ち資料を手に入れてください。


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