NOKID編集部
キャラクターIPの専門メディア NOKID Lab の編集部です。アニメーションとキャラクター制作を手がける株式会社NOKIDの知見をもとに、IPの起用事例やコラボ・ライセンスの実務、業界の動きを解説しています。



YouTubeでは実写映像だけでなく、自主制作アニメーションで人気を集めているクリエイターも多く活動しています。
今回はYouTubeで活躍する人気自主制作アニメーションチャンネルを紹介していきます。
アニメーションチャンネルと企業のタイアップ案件も多く、どんな効果やメリットがあるのかについても解説していきます。
YouTubeチャンネルで登録者を増やす方法は「知名度もない状態でYoutube登録者数を増やすには。1万人登録アカウントを量産した運用者が解説。」で解説していますので、合わせてご覧ください。
YouTuberといえば「ヒカキン」や「気まぐれクック」など、個人やグループ・団体によってビデオ撮影、編集された映像を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、近年では自主制作アニメーションで人気を博しているチャンネルも多く存在しています。
新海誠作品のように作りこまれたアニメーションではないかもしれませんが、個性豊かなキャラクターとクスッと笑える世界観が人気となっています。
マリマリマリーは2020年からYou TubeやTikTokで自主制作アニメーションを投稿している制作グループです。
「エモいイラスト」と「シュールなコント」をコンセプトにした新しい形のコントを追求するチャンネルで、チャンネル登録者数は113万人(2022年6月現在)を越えています。
シティポップ風のアニメ絵で淡々とボケ続けるシュールさが人気を博しています。
いわゆる声優さんが完璧なキャラクターボイスを吹き込むのではなく、一般の方による良い意味で棒読みなスタンスが面白さを引き立てています。
この動画はVANSとの企業タイアップ動画で、撥水加工を施されたシューズのPR案件となっています。
雨の日に相合い傘をするカップルですが、その方向性が間違っているシュールなボケがとても面白いコントに仕上がっています。
商品誘導までの導線が素晴らしく、企業案件でありながらプロモーション感を出しすぎていないため、ユーザーにネガティブなイメージを与えることなく、それでいて商品の特性までしっかりとユーザーに伝えています。
「Apex Legends」とのタイアップ動画では、アニメーションの中でキャラクターたちが実際にApexをプレイしながらコントが進んでいきます。
企業とのタイアップでありながらマリマリマリーの世界観を崩さず、面白さも追求している点がユーザーからも賞賛されています。
動画のコメント欄を見ると「Apexをプレイしてみたくなった」というコメントが多く見受けられます。
「はじめまして松尾です / マツオノアニメ」はニワトリやネズミ、タコなどの個性豊かなキャラクターが織りなす、ハイテンションでカオスなコントが癖になる自主制作アニメーションです。
独自の喋り方と世界観を貫いており、3回視聴してやっと理解する視聴者も多いそうです。
こちらは株式会社オプテージが展開する格安スマホ「mineo/マイネオ」とのタイアップ動画です。
企業案件でありながらマツオノアニメの作風はそのままに、カオスな展開のままでサービス説明を行っていきます。
マツオノアニメの中毒性のある動画に何度も視聴してしまうユーザーが多く、いつのまにかサービスキャッチが刷り込まれてしまいます。
企業とのタイアップ案件だけでなく、眉村ちあきの「顔ドン(Kao Don)」という楽曲のMVのアニメーションを担当しています。
眉村ちあき本人の希望によりタイアップが実現することになったそうです。
マツオノアニメのアニメーションはカップヌードルのCMとしても採用されています。
眉村ちあきの耳に残る楽曲とシュールなアニメーションが面白いCMとなっています。
チャンネル登録者数240万人(2022年6月現在)の自主制作アニメーションクリエイターです。
ネコやウーパールーパー、クジラなど、可愛いキャラクターが登場するのでパッと見た感じはゆるふわ系アニメかと思いきや、ハチャメチャでシュールなコメディとなっています。
キャラクターたちは基本的にセリフを話すことはなく、効果音のみでアニメーションが展開されるため、海外の視聴者にも受け入れられています。
10秒~1分程度のショートコメディなので、気軽に見れてクスりと笑えるのもこのチャンネルの魅力です。
海上保安庁とのタイアップ動画も公開しています。
「海の事件事故は118番」を広める目的でタイアップ動画が作成されており、海の怖さを表現しつつも視聴者を最後まで飽きさせない面白い作りとなっています。
「サンコー株式会社」とのタイアップ動画では、後付けできる肩ながし湯システム「かた~ゆ」をPRしています。
肩を失ってしまった肩星人がその商品を使うことで肩が復活するというカオスな展開でありながら、一度視聴するともう一度繰り返し観てしまう中毒性のある動画となっています。
このように自主制作アニメーションチャンネルとタイアップする企業が増えてきています。
では一般的なYouTuberとタイアップすることに比べて、自主制作アニメーションチャンネルとのタイアップにどんなメリット・デメリットがあるのかを説明していきます。
YouTuberにタイアップ案件を依頼するメリットとして、多くのユーザーに視聴されることでサービスや商品をプロモーションすることができます。
自主制作アニメーションチャンネルであっても同じように、チャンネル登録者数が多ければ多いほど、再生される可能性が高いです。
チャンネルや企画内容にもよりますが、チャンネル登録者数が多ければ多いほど、タイアップ費用は高額になりますので、予算と視聴者層を考えた上でタイアップを検討しましょう。
アニメーションは抽象的な概念や実写では表現が難しいことを表現することに長けています。
実写のYouTuberでは表現することが難しい案件も、アニメーションであれば簡易化してユーザーに伝えることができるかもしれません。
また、実写よりも広告チックになりにくいのもアニメーションのメリットです。
視聴者にフラストレーションを与えることなくプロモーションをすることが可能です。
実写YouTuberの動画よりもアニメーション動画の方がリピート視聴される可能性が高いです。
複数回視聴されることで、視聴者の意識にタイアップした商品やサービスが刷り込まれやすくなります。
また、ショートアニメーションであればさらに、1人あたりの平均リピート視聴回数は多くなる傾向にあります。
自主制作アニメーションチャンネルのクリエイターたちはそれぞれ独自の世界観をもってコンテンツ制作をしているので、企業の想定している内容とかけ離れてしまう可能性もあります。
視聴者にコンテンツを楽しんでもらうこと、PR対象を宣伝すること、この二軸を両立しながら企画を考えていくことは容易ではありません。
どういった形でPR対象を伝えていきたいのか、事前打ち合わせの段階でしっかり話し合うようにしましょう。
どんなYouTuberとタイアップ動画を制作しても、せっかく視聴してくれたユーザーに商品やサービスが伝わらなかったら意味がありません。
かといって、あまりにも広告チックな動画になり過ぎても視聴者のフラストレーションが溜まってしまいます。
広告施策を行う際にはKPIや目標値を決めて実施することが多いと思います。
動画の再生回数、アプリならインストール、WebサービスだったらLPへの遷移、商品であれば購入など。
しかしYouTubeは直接の行動を伴うアクションがされにくい媒体でもあります。
YouTubeで動画を視聴しているユーザーは脳が動画を視聴するモードになっているため、アプリのインストールやURLのクリックよりも次の動画を視聴したいと考えるからです。
もちろん、認知効果は断トツに高いので、後から思い出したユーザーによって検索されたり、購入されるというパターンも少なくありません。
視聴ユーザーがどんな行動をするのか、カスタマージャーニーを明確にし、アトリビューション分析をする必要があります。
自社でアニメーションを作る場合に使える制作ツールは、YouTubeアニメーション制作ツールで紹介しています。
アニメーションを用いてのプロモーション活動はとても効果的です。
自主制作アニメーションチャンネルへのタイアップを依頼する以外にも、自分たちでPRアニメーションを制作し告知していくという選択肢もあります。
アニメーション制作をご検討されている方はぜひ一度、弊社にご相談ください。
弊社ではアニメーションの作成だけでなく、アニメーションを用いた動画広告の構築・運用も承っております。
YouTubeやTikTokだけでなく、Google広告やFacebook、Instagram、TwitterなどのSNS広告でも動画広告を配信することが可能です。
広告についてのご相談もお受けしております。
今回は人気自主制作アニメーションチャンネルと企業のタイアップについて紹介してきました。
アニメーションチャンネルと企業のタイアップ案件も多くなっており、効果的なPRを期待できる反面、動画制作時のコミュニケーションを怠ると、想定していたPRとならないリスクもあります。
どういった形でPR対象を伝えていきたいのか、事前打ち合わせの段階でしっかり話し合うようにしましょう。
また、YouTubeではKPIや指標を可視化できない場合も多々あります。
視聴ユーザーがどんな行動をするのか、カスタマージャーニーを明確にし、アトリビューション分析をできる環境を整えておくことがベストです。
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株式会社NOKID(ノーキッド)はショートアニメ/アニメーションCMの企画・制作・SNSアカウント運用・プロモーションを得意とする東京の企画・制作会社です。キャラクターIPの開発・企画立案・制作からプロモーション企画立案・実施まで話題性を意識したサービス提供が可能です。

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