2022.01.13

2022.04.13

動画ブランディングはYouTubeで行うと良い!?その理由と活用方法を解説

当社ではアニメーション動画制作を軸に、広告代理店や事業会社のご相談を受けてきました。中でも、ブランディング動画の制作を検討したいというお声を頂く機会が増えています。しかし、「ブランディング動画を制作した後は、どこで活用すれば効果が良いか」といった疑問が多いのも事実です。

せっかく質の高いブランディング動画を制作しても、公開する媒体によっては無駄に終わってしまう可能性があります。より効果的にブランディング動画を活用するには、どのプラットフォームを利用するのが良いでしょうか。じつは、我々が動画制作会社として経験を積んできた中で、大規模動画プラットフォームである「YouTube」が効果的だと分かってきました。

この記事では、YouTube広告用の動画制作と広告運用の実績を持つ我々が、「アニメーションが企業や商品のブランディング動画はYouTubeをおすすめする」理由について解説していきます。


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YouTube市場でブランディング動画が増えている

YouTubeの利用者は年々増えている

近年ではYouTubeを扱ったプロモーションやビジネスが非常に増えています。実際にThink with Googleが提供するデータを見てみると、日本でYouTubeを閲覧している人(18-64歳)は6500万人視聴していると言われております。またコロナ禍によってYouTubeの利用が増えたと答えた人は74%にまでのぼり、「なくなったら最も悲しいプラットフォーム」では堂々の1位を記録しています。

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出典:月間 6,500 万ユーザーを超えた YouTube、2020 年の国内利用実態──テレビでの利用も 2 倍に

このように、利用者が多いYouTubeを活用し、ブランディングを高めようと、様々な企業が試行錯誤を行っています。

ブランディング動画事例

出典:佐賀県上峰町ブランデッドムービー「あたらしいふるさと」 - Youtube

こちらは菊地健雄監督によって制作された、佐賀県上峰町ブランデッドムービー「あたらしいふるさと」の動画です。このブランディング動画は、ふるさと納税のPR用にYouTube上で公開されました。再生回数は100万回以上を記録しています。

佐賀県上峰町ブランデッドムービー内の説明には、下記の説明がされています。

「CMほど短くない、映画ほど長くない、CMのようでCMとは少し違うブランデッド・ムービー」‼️商品より感動を届ける新時代マーケティング「ブランデッド・ショート」です。

このジャンルは広告とシネマのハイブリッドな関係を築いたものです。撮影はすべて上峰。短編の魅力、短編の可能性があります。

引用:佐賀県上峰町ブランデッドムービー「あたらしいふるさと」- Youtube

通常広告とは異なり、ストーリー性を重視するブランディング動画では、物語の中で自社やブランドの魅力を伝えることに成功しています。

アニメーションがブランディングに効果的な理由

出典:【アニメCM】 大成建設 シンガポール篇 新海誠(コミックス・ウェーブ・フィルム

アニメーションを用いたブランディング動画には以下のメリットがあります。

「ストーリー化して、将来のビジョンや企業の歴史を関係者へ伝えられる」
「キャラクター制作により、IPビジネスを展開していける」
「実写では困難な表現も簡単に伝えられる」

という3つのメリットがあることがわかります。

Youtube動画広告とは異なり、視聴者が自身で視聴を選択するYoutubeチャンネル内の投稿は視聴者への表示回数が増えるように工夫が必要です。つまり、「面白い動画だった」「好きな動画だった」「また観てみよう」と感じてもらうことが重要です。アニメーションを活用することで、実写よりも多くの人に共感を得られやすいものにしていけるのです。

また、アニメーションには、人物や商品をイラスト化するだけでなく、オリジナルキャラクターを起用したり、他社のキャラクターとのコラボレーションを実施することができます。一度制作した自社キャラクターは、キャラクター自身が企業のブランディングをできる場合があり、ユーザーがブランドに対して愛着を持ってもらえるため生涯の顧客価値が向上する可能性があるというメリットがあります。

さらに、アニメーションを活用したブランディング動画では、実写動画ではできない細かい表現が可能になります。表情やナレーションをイメージ通りに調整可能なため、アンニュイな表情や微細な表情変化なども表現できたり、実写で制作される動画に比べて、撮影できない商品の複雑な構造やキャラクターの動きも表現することができるのです。

YouTubeを活用した認知拡大の方法

では、ブランディング動画を制作した後は、どのように広く認知を広めるのでしょうか。具体的な方法として、オウンドメディアで発信する方法、Youtube動画広告で出稿する方法YouTubeチャンネルに投稿する方法があります。

Youtube動画広告で出稿するメリット

  • リーチしたいターゲットに届けやすくなる
  • 強制的に動画を視聴してもらうことも可能
  • スピード感をコントロールできる

Youtube動画広告で出稿するデメリット

  • 有効なリーチ数を得るのに多額の広告費用が必要
  • 広告の内容を練らないとブランド毀損リスクが高い

YouTubeチャンネルに投稿するメリット

  • ユーザー自身で視聴する動画を選択するため視聴時間が伸びやすい
  • チャンネル登録者には継続的にアプローチしやすい

YouTubeチャンネルに投稿するデメリット

  • 継続的な動画投稿ができる環境が必要

YouTubeチャンネルの運用には工数が掛かります。また、視聴者の商品やサービスに対する印象を変化させるブランディング動画だけでは、商品の魅力や企業についての詳細が分からない場合があります。しかし、YouTubeチャンネルを運用することにより、継続的に伝えたいメッセージを届けていくことが可能になります。

制作を検討するなら制作事例を見る

NOKIDが制作したアニメーションの事例

株式会社NOKIDは多くのクリエイターを抱えており、多くのアニメーションを制作できる体制が構築されています。また、YouTube広告用動画制作実績、YouTube広告運用実績の両方を持つ当社では、コンテンツのシナリオ設計、キャラクター企画だけでなく、ブランディング動画制作後の運用まで、全て一気通貫でサポートが可能です。

また、アニメーション制作だけでなく、登場するキャラクターのIP(知的財産)ビジネスへの展開を考慮した上での制作企画から配信までのサポートをしてくれるサービスとなっていますので、企業や商品のブランディングに、「アニメーション活用」についてご興味がある方や、アニメーション制作の依頼をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

株式会社NOKIDが手掛けたアニメマーケティング

引用:「【好きなことを諦めない篇】Project Young. Compilation Video Film:A 主題歌:Eve」

多様なクリエイターの作品がスポットを当たる可能性を広げていくため、日本のインディーアニメプロジェクトの祭典「Project Young.(プロジェクトヤング)」を開催中です。

Project Young.(プロジェクトヤング) は「夢を諦めなければフィクションはやがて現実になる」ということを世に伝え、全ての人がひたむきに頑張る事を応援し、またかつて夢を諦めてしまった人も再起できるよう激励することを目的として、『花鈴のマウンド』のテーマである「好きなことを諦めない」を掲げた作家支援プロジェクトです。

▼【好きなことを諦めない篇】Project Young. Compilation Video Film:A 主題歌:Eve

国内史上最大級のインディーアニメの祭典 ProjectYoung.公式サイト
https://project-young.net/

NOKIDの制作事例はこちらから
https://nokid.jp/voipic/works/

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