2021.01.08

2021.11.13

youtubeの制作ってどのように行うの?運用する上でのポイントを解説。

昨今では、ブランディングを行ったり自社での採用を強化したい、リードを増やすために活用したい、などといった理由でyoutube制作を始める企業も多くなっています。

しかしyoutubeチャンネルは、制作工数があまりにも多く、youtubeチャンネルを作っただけで放置状態になってしまうなど、作っただけで失敗するケースも非常に多いのです。

今回は、youtubeチャンネルのアカウント運用に関して、動画の制作を自社で行うか、インハウスでお願いするのが良いか、またそれぞれのメリット・デメリット、始める前に抑えておきたいことなどをまとめてみました。Youtube の動画制作を行いたい人には必見の内容となっています。

1,youtubeの制作は思ったよりも時間がかかる

挫折する人が多いのが現状です。なぜかというと、工数と時間がかかるから。どのくらいの時間を動画制作にかかるかというと、約3~10分程の動画を制作するのに、一般人は4~10時間もの時間がかかるといわれています。


あのヒカキンさんも、2018年に『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演したときに、編集作業に一日6時間をかけるとコメントしていました。

参考:【神】動画編集に時間がかかる3つの理由と対策【大変とは言わせない時短のコツ】
   Youtube放送作家 お笑い第7世代の仕掛け術 著者: 白武ときお

これらのことから、どのくらい凝った動画制作をするか、また、作業の慣れにもよりますが、ある程度手をかけた動画を制作しようとすれば決して簡単ではないことがわかります。

では、youtube制作に関する時間をインハウス化した場合と外注した場合とで比較したうえで、どのように段取りを行うかについてまとめていきます。

2,自社で内製するか、外注するか

では、今抱えている課題を解決するために、この記事を見ている人は「youtube制作」が必要不可欠だと感じたのではないでしょうか。そんな人に次に考えていただきたいのが、「誰が」youtube制作を行うのか、ということです。

今までで自社で制作を行って入れば、承認してもらえればやってもらえるかもしれません。では、初めて行う場合には、誰が行うか、インハウスで作成するか、それと外注するかに迷ってしまうかと思います。

動画制作の内製化は一見する「安上がり」にも思えますが、場合によっては動画制作の内製化は外部に依頼するよりもコストがかかるため、どちらが良いかを比較したうえで決定することをおすすめします。

この項目では、自社で内製する方法と、外注する方法の双方のメリット・デメリットをまとめていきますので、参考にしてください。

内製化するメリット

  • 動画制作するスキルが身につく
  • いつでも編集することができる
  • 長期的に見て人件費が抑えられる

内製化するデメリット

  • 完成までに時間がかかる
  • 高いクオリティを望むのが難しい

内製化するメリットとデメリットについて、やはり時間がかかってしまったり、動画制作のプロではありませんからクオリティを保障することは難しくなったりします。一方で、外注先のスケジュールを気にしなくてもいいというメリットがあるため、今流行りのことを動画にしたいという方は、スケジュールにもよりますが外注よりも内製化することで早く仕上げることが可能になります。

また、動画制作1本あたりに時間がかかってしまうことは明らかですが、何本も制作を行い作業に慣れてくれば、動画制作のスキルを身に着けることができます。よって、長期的に見て外注するよりも安く済ませられることができるのです。

外注制作のメリット

  • 高いクオリティを望むことができる
  • 動画制作の時短になる
  • 編集の技術がなくても確実に制作することができる

外注制作のデメリット

  • 1件あたりのコストが高い
  • 内製する場合に比べてコミュニケーションがとりにくい

新入社員の研修計画や、企業紹介動画など、企業映像例に関して、業者に外注を依頼する法人様も多いそうです。もちろん、動画編制作にかかるコストはかかってしまうものの、クオリティを担保したいときや、また通常の業務と並行して動画制作を行うことができない、といったときには外注をしたほうがよいかもしれません。

3,動画制作は段取りが全て

制作においてまず大事になるのが、段取りを決めることです。制作におけるタスクだけではないかもしれませんが、何をするにおいても、何から手を付けたらいいのか、進みながら考えていくのでは立ち行かない場合が多いです。

まずはゴールを決めること、そしてそのゴールまでの道のりを決めることが大切です。また、制作の段取りを把握することにより、内製する場合にも外注する場合にも役立つことが多くあります。

内製する場合には自分が何をするべきなのか、迷子になることがきわめて少なくなります。また、外注する場合にも、全体の工程の中で進捗はどれくらいなのか、納期に間に合うかなどが依頼しているこちら側でも把握することができるようになります。

4,youtube制作の段取りを把握しよう


具体的なyoutube制作における段取りをご紹介します。気になるのは、工数と見積もりに関してでしょう。動画制作は見る側としては非常に簡単ですが、制作となると非常に工数がかかります。

そのため、見積もりも高くなりがちです。例えば記事の場合、納品までの流れを簡単にお伝えすると、まず構成案をすり合わせた後、記事を制作し、誤字脱字のチェックをすれば基本納品完了です。

しかし動画の場合はそうとはいきません。記事と比べて倍以上の工程があります。具体的に並べると下記のようなイメージです。

1,企画内容を決める。
2,出演者やイラストレーター動画制作会社などアサインメンバーを決める。
3,構成案を制作&FIX  
4,絵コンテの制作&FIX
5,動画制作開始
6,音声の吹き込み
7,一次納品
8,制作内容修正
9,二次納品
10,動画アップ準備(広告を打つ場合は広告入稿準備)
11,動画アップ完了

並べて見ただけですごい工数がかかるのがわかりますよね。個人的にやっているyoutuberさんでしたらもっと効率的にやれると思いますが、法人の場合は他の仕事と並行して行わないといけません。

もちろん、他の仕事を蔑ろにするわけにはいかないので、結局動画制作が日常業務の負担となってしまい、そのままチャンネルが運用されないまま放置されるケースが多いのです。

5,まずは制作にかかる工数を把握しよう

前述したように動画制作は、従来の静止画・記事コンテンツよりも、制作にかかる金額・時間など負担が結構かかります。特に気にして欲しいのが、金額よりも時間の負担に関してです。金額に関してはある程度見積もりが取りやすいですが、法人企業様の場合、youtubeチャンネル以外にも様々な仕事を並行しながら行いますよね。

他の仕事と並行する場合、果たしてyoutubeチャンネルの動画制作をやれる余力があるのか。また企画案や1次納品など、決裁権者へのチェックも考慮した場合、どれくらい時間がかかりそうかなどを考えなくてはなりません。

Youtube 制作を自社で制作するのも、外注するにもそれぞれにメリット・デメリットがあります。それぞれの特徴を踏まえたうえで、どちらで制作を行うのかを考えていきましょう。また、自社での制作を行う場合、外注する場合のどちらにも、段取りを整理・把握することが何よりも重要な作業になります。効率の良い動画制作を行っていきましょう。

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