2020.10.11

2024.08.08

YouTube漫画動画制作はイラストレーターにとって良い仕事となる4つの魅力

イラストレーターにとって動画編集スキルを身につけることは、プラスになる面が多くあります。具体的には、イラストスキルを活かしてYouTubeなどで漫画動画を制作・公開することで、新たな収入源を得ることができます。

イラストレーターとしてのスキルを駆使して収入を得たいと考えている人にとって、どのような魅力があるのか?について、具体的なキャリアアップの方法も含めて紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

漫画動画を作る具体的なポイントは「YouTube漫画動画の作り方を制作会社が解説!何が最も大変なのかを知っておこう」がおすすめです。


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イラストレーターは漫画動画を編集できれば収入を上げられる

漫画動画はイラストレーターのスキルとデザインがはっきりと示されるのが魅力です。漫画動画はイラストとナレーション、場合によってはBGMや効果音の組み合わせによって作り上げられます。そのビジュアルを全て司っているのがイラストで、ユーザーの印象を最も大きく左右する要素です。

漫画ではシナリオも重要なのは確かですが、YouTube漫画動画はあまり長いものではないのが普通で、つまらない場合にはすぐにユーザーが離脱してしまうことになります。そもそも視聴するかどうかを決める時点で最初のビジュアルが大きなインパクトを持つことが知られています。そのため、視聴回数を稼げて、いいねをたくさんもらえる動画に仕上がるかどうかはイラストレーターの腕の見せ所なのです。

換言すると、YouTube漫画動画で成功すれば宣伝効果が高く、イラストレーターとしての知名度が高まります。さらに、動画広告を盛り込んで広告収入を得る場合には、イラストの秀逸さによって利益が大きく変わることになるのです。イラストレーターにとってとてもやりがいがあり、工夫をしていかにユーザーを魅了するかを考えるようになるきっかけにもなります。

漫画動画の制作をきっかけに新しいスキルの習得機会になる

イラストレーターにとってはYouTube漫画動画制作に取り組むことで新しいスキルを習得する機会が得られるのも魅力です。どんなスキルの習得機会になるのでしょうか。

アフレコ/ナレーション

漫画動画ではイラストだけでなくナレーションを入れるのが一般的です。自分の声でナレーションを入れるだけでも良いですが、ボイスの編集をしてアニメ声にするなどの工夫もするとかなり完成度が高まります。音声編集ソフトには直感的に使えるものも増えてきているので、自分の声を録音して編集し、試行錯誤を繰り返してみれば漫画のイラストに合ったものを作れるようになるでしょう

動画編集

漫画とナレーションを組み合わせて動画に仕上げるには動画編集のスキルも必要です。ただ、イラストからアニメーションを制作するのと違ってそれほど高度な技術を必要とするわけではありません。ユーザーインターフェースが優れている動画編集ソフトも流通しているので、漫画動画を制作しながら編集技術を学ぶこともできるでしょう。

その他のスキル

これ以外にもクリエイティブ系のスキルがあればそれだけ魅力の高い漫画動画を制作できるのは確かです。しかし、BGMが必要なときには他のYouTube動画の作者に許諾を得て使用させてもらったり、効果音が欲しいときにはフリー素材を使用したりすることもできます。ただ、もう一つだけ必要なスキルがあり、漫画のシナリオを考えられなければなりません。ストーリーを考えて自分の漫画を作ることを通し、実践的に学ぶこともできるでしょう。あるいは専門学校や通信教育などで教育を受けることも可能です。

イラストのスキルだけでも副業ができる

このようにスキル習得の機会になると言うと聞こえは良いですが、YouTube漫画動画を一人で制作するのはスキル的に要求が高いという印象を受ける人もいるでしょう。

シナリオライターにはなれないから諦めよう、ナレーションには自信がないから無理だと考えてしまった人も、実はYouTube漫画動画制作を仕事にできます。他にシナリオライターや声優、動画編集者がいれば漫画動画ができるからです。新しいスキルを学ぶよりも、今持っているイラストレーターとしての能力を生かして稼ぎたいという人にとって大きな魅力でしょう。

YouTube漫画動画の制作会社では副業で働いてくれるイラストレーターを募集していることがよくあります。それに応募すれば隙間時間を使ってイラストを描くだけで、最終的にはYouTube漫画動画として配信されるのです。

受託によってイラストスキルの幅が広がる

YouTube漫画動画制作を仕事にする魅力として、イラストのスキルの幅を広げられることも挙げられます。特に制作会社の依頼を受けて副業的に取り組むのは効果的で、制作会社の依頼内容に合わせたイラストを仕上げなければなりません。

今までとは違う画法を取り入れたり、全体的なタッチを変えてみたりする必要が生じることも多いでしょう。

同じ現場で働き続けていたり、オリジナルイラストばかり描いていたりすると同じパターンのものしか描けなくなりがちです。できる範囲で仕事を請け負うことによってイラストレーターとして飛躍的な成長を遂げられる可能性があります。

イラストレーターとしてキャリアアップするには?

イラストレーターとしてのキャリアアップは、多角的なアプローチが必要です。以下を参考に技術的なことだけでなく、新たな機会を生み出す工夫も考えていきましょう。

ポートフォリオの充実と更新

ポートフォリオの充実と更新は、イラストレーターのキャリアアップに不可欠です。なぜなら、クライアントや雇用主に対して自分のスキルやスタイルをアピールするための重要なツールだからです。つまり、常に最新の作品を反映させ、多様なスタイルやプロジェクトを紹介することで、魅力的なポートフォリオを作ることができます。これにより、自分の実力を最大限に示し、より多くの仕事やチャンスを引き寄せることができるのです。

例えば、新しい技術やトレンドを取り入れた作品を定期的に追加することが挙げられます。また、過去の作品を見直して改善することも重要です。多くのクライアントは最新のトレンドを反映した作品を求めるため、継続的な更新が必要となります。

「古い作品ばかりでは魅力が伝わらない」と思うかもしれませんが、新しい要素を加えることでポートフォリオ全体の魅力を高めることができます。このように、ポートフォリオの充実と更新はキャリアアップの鍵となるのです。次に、業界ネットワーキングと人脈作りを進めましょう。

業界ネットワーキングと人脈作り

業界ネットワーキングと人脈作りは、キャリアアップにおいて非常に重要です。なぜなら、仕事の紹介や情報交換、新しい機会の発見などに直結するからです。つまり、人脈を広げることで、より多くの仕事やプロジェクトに参加するチャンスが増えるということです。これにより、自分のスキルや経験をさらに広げ、キャリアの幅を広げることができます。

例えば、業界のイベントやセミナーに参加することで、多くのプロフェッショナルと直接交流する機会を持つことができます。また、オンラインのコミュニティやSNSを活用して、自分の作品や活動を発信し続けることも効果的です。

「ネットワーキングが苦手」という方もいるかもしれませんが、少しずつでも関係を築くことで大きな成果を得ることができます。このように、業界ネットワーキングと人脈作りは、キャリアアップに不可欠な要素なのです。次に、継続的なスキルアップとトレーニングに取り組みましょう。

継続的なスキルアップとトレーニング

継続的なスキルアップとトレーニングは、イラストレーターとしての成長に欠かせません。なぜなら、技術やトレンドは日々進化しており、それに対応できる能力が求められるからです。つまり、新しい技術やツールを学び続けることで、競争力を維持し、より多くのチャンスを掴むことができるということです。これにより、プロとしての価値を高め、より多くのプロジェクトに参加できるようになります。

例えば、新しいソフトウェアやテクニックを学ぶためのオンラインコースやワークショップに参加することが挙げられます。また、自主的に新しいスタイルや技法を試すことで、自分のスキルセットを拡充することも重要です。

「時間がない」と感じるかもしれませんが、短時間でも継続して学ぶことで大きな成果を得ることができます。このように、継続的なスキルアップとトレーニングは、イラストレーターとしてのキャリアアップに欠かせないステップなのです。次に、これらのステップをどのように実践するかを考えていきましょう。

イラストと動画編集のスキルを組み合わせるステップ

イラストレーターが動画編集を学ぶことで、単なる静止画を動きのあるコンテンツに変えることができ、視聴者の興味を引きやすくなります。動画編集スキルを身につけることで、広告収入やスポンサーシップなど、多様な収入源が得られる可能性が広がります。

基本的な動画編集技術を習得する

動画編集の基本スキルを習得することは、イラストレーターが収益を上げるための第一歩です。なぜなら、基本的な編集技術がなければ、質の高い動画コンテンツを制作することが難しいからです。例えば、Adobe Premiere Proを使いこなすことで、簡単なカット編集から複雑なエフェクト編集まで幅広く対応できます。基本スキルを習得すれば、動画編集の幅が広がり、さまざまなプロジェクトに対応できるようになります。

例えば、料理で言えば、基本の包丁さばきをマスターすることに似ています。それができれば、どんな料理にも対応できるようになるのです。また、基本スキルを習得する際には、実際に手を動かして練習することが大切です。「基本スキルだけでは不十分だ」と思うかもしれませんが、基本がしっかりしていれば、応用も効くようになります。

このように、基本的な動画編集技術を習得することは、イラストレーターが収益を上げるための重要なステップなのです。基本スキルを習得した後は、より高度な編集技術に挑戦してみましょう。

ストーリーボードを作成する

ストーリーボードの作成は、効果的な動画制作において重要なスキルです。視覚的なストーリーテリングを構築することで、視聴者に伝えたいメッセージを明確にすることができます。

ストーリーボードを作成するには、まずコンセプトを明確にし、各シーンのレイアウトを計画します。例えば、物語の流れを示すスケッチを描くことで、動画制作の全体像を把握することができます。

視覚的なストーリーテリングのスキルを磨くためには、他の成功した動画や映画のストーリーボードを研究することが有効です。

また、視聴者が興味を持つ要素を取り入れることで、魅力的な動画を制作することが可能です。

音声編集の重要性

動画制作において、音声編集も重要な要素です。音楽やナレーションを効果的に使用することで、視覚的なコンテンツを補完し、視聴者の感情を引きつけることができます。

例えば、適切な背景音楽を選ぶことで、動画の雰囲気を大きく左右することができます。また、ナレーションを追加することで、視聴者に対するメッセージを強調することができます。

音声編集を学ぶためには、AudacityやAdobe Auditionなどのソフトウェアを使用することが推奨されます。基本的な編集技術を習得し、実際に手を動かして練習することが重要です。

成功事例の分析

成功した漫画動画チャンネルを運営するクリエイターの事例を研究することで、具体的な戦略を学ぶことができます。例えば、人気の漫画動画チャンネルを分析し、その成功要因を探ることで、自分の動画制作に役立てることができます。

具体的な成功事例として、YouTubeで大きな視聴者数を誇る漫画動画チャンネルがあります。これらのチャンネルは、視覚的なストーリーテリングと効果的な音声編集を組み合わせ、視聴者を引きつけるコンテンツを制作しています。

このように、成功事例を分析することで、収益化の戦略を具体的に立てることができます。他のクリエイターの成功を参考にすることで、自分のスキルを向上させ、収益を増やすための具体的な方法を学ぶことができます。

漫画動画の制作を受託するなら当社との共創もおすすめ

クラウドソーシングサイトに登録しても仕事が取れるか不安な方や、営業は苦手という方には、漫画動画を行なっている企画・制作会社との協業がおすすめです。

当社では、依頼主の開拓・窓口対応と全体の進行管理を中心に行なっているため、線画のみ、色塗りのみなどの各工程において実力のある方や長期で引き受け可能な方を募集しています。クリエイターとして専門特化した活動スタイルや、チームリーダーとしてディレクションに特化するなど、ご希望のキャリア形成に沿った協業がお選びいただけます。

まずは、下記ページよりクリエイターの登録を申請してください。

イラストレーターにとっての漫画動画の魅力についてのまとめ

ここまでの内容をまとめます。

  • YouTubeで漫画動画を制作することは、イラストレーターにとって収益化の新たな道となる
  • 漫画動画制作に必要なスキルには、基本的な動画編集技術、ストーリーボード作成、音声編集が含まれる
  • 成功事例を分析することで、効果的な収益化戦略を学ぶことができる
  • イラストと動画編集を組み合わせることで、視聴者の興味を引きやすくなり、広告収入やスポンサーシップ、オンライン講座の販売など多様な収入源が得られる

イラストレーターとしてのスキルを活かして動画編集を学ぶことで、新たな収益源を得るきっかけが増えます。イラストスキルだけでなく、映像化に必要となるシナリオ作成の仕方なども学び、キャリアアップを目指しましょう。



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NOKID編集部

1000件以上の映像制作実績を誇る株式会社NOKIDの編集部メンバーが監修。キャラクター・アニメーション分野のノウハウやトレンドの活用手法の紹介が得意です。

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