2021.08.03

2024.10.11

【漫画動画制作会社が解説】漫画動画にかかる外注費用はどうやって考えればよい?

近年需要が高まり続けているYoutubeの漫画動画。その背景には、「漫画村」の閉鎖を皮切りに、あらゆる人気Youtuberの出現があるようです。(「漫画村」閉鎖も影響か 19年上期の電子コミック市場拡大、3割増に

そんな人気がある漫画動画は、制作するのに膨大な工数がかかってしまうため、1人では到底制作が難しく、実際に外注をする方も多くなっています。

では、漫画動画を外注する際には、どのくらいの金額がかかるのでしょうか?また、その費用は適切なのでしょうか?

この記事では、漫画動画の制作における外注費用の考え方を解説していきます。

具体的な漫画動画の作り方については「YouTube漫画動画の作り方を制作会社が解説!何が最も大変なのかを知っておこう」をチェックしてみてください。


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漫画動画の費用は4つの工程ごとに算出できる

漫画動画の制作には大きくわけて4つの工程があります。その4つとは、動画の構成や内容を決める企画とシナリオ作成、シナリオに基づいた漫画の執筆、そして執筆した漫画を動画に編集するという4つの工程です。

YouTubeなどで投稿する場合は1本だけで終わらない

1本を制作して投稿したらいいというわけではなく、Youtubeチャンネルとして動画を継続してアップしているチャンネルを目指す必要があります。

例えば、「やる気が出ない時に5秒で動き出す方法」「ホワイト企業あるある」「専業主婦にありがちなこと」などといった、おもしろくてためになるようなYoutube動画をアップしているチャンネル「フェルミ研究所」の場合でいうと、2日に1本のペースでアップしています。

出典:フェルミ研究所 FermiLab - YouTube

このように、収益化を考慮するのであれば最低でも1ヶ月に5本ほど動画アップし、毎週投稿できるできるようにしたいところでしょう。

これだけ制作から投稿までの膨大な工数全てを1人でおこなうのは到底難しいため、全てまたが一部を外注する必要が出てくることを認識しておいた方がいいと思います。

では、漫画動画チャンネルを運用していきたい場合には、どのように外注費用を考えればいいのでしょうか。

漫画動画を月5本制作した場合の外注費用

漫画動画の制作は外注してチャンネル運用に専念する

出典:ココナラ

先に述べたとおり、漫画動画チャンネルを運用していくにあたり、企画から漫画動画の制作まで一気通貫して1人で行うには難しい場合が多いと言えます。そのため、、基本的にはほぼ投資と同じ発想、つまり、費用対効果を考えた上でで考えるのが重要です。

外注する場合、「ココナラ」や「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサービスで、工程の一部だけを依頼することもできます。より細かなサポートが必要な場合には、企画から分析までYouTube運用代行を行ってくれる専門企業に依頼するのも良いでしょう。

<関連記事>
Youtubeの運用コンサル会社は何をしてくれるの?依頼するメリットもご紹介
クラウドワークスでアニメーション制作を依頼するリスクとは?制作会社との違いを紹介

ココナラで5分動画を外注する費用は?

まずは、ココナラを使って5分動画を月5本制作した場合の外注費用を算出してみましょう。

5分前後の紙芝居漫画を作るにはシナリオ(プロット)の文字数が1000~2000文字、絵に起こした時の作画枚数は15~25枚程度です。

引用:Youtube漫画で稼ぐ!漫画動画の作り方。絵やシナリオ外注費用

これに基づいて「ココナラ」で調べてみると、依頼する方によって金額にばらつきがありますが、一本あたりの金額は次のような相場感となりました。

企画・シナリオ作成(2,000円文字前後) 1,000円=5,000円
・漫画執筆 20,000円~50,000円
・動画編集 3000円~10,000円
・ナレーション 1,000~5,000円ほど

すべて計算すると、1本あたり25,000円~70,000円ほどの金額になります。この金額を毎月5本必要となると、少なくとも12万円が最低でもかかってしまう計算になります。

このように、全ての工程を外注するとするともちろん金額が高くなってしまいますので、企画だけ外注するのか、それとも漫画執筆だけお願いするのかなど、どの工程を依頼したいのかを考えなくてはなりません。

実写も含めた5分動画の費用は以下の記事を参考にしてみてください。

参考:5分の動画を制作するのに必要な費用は?考え方と相場を解説します|case

いつ漫画動画チャンネルが黒字転換するのか想定しておこう

外注するためには、漫画動画の収益の見込みがどのくらいあるかを計算した上で、いつ頃に投資に対して黒字になるかどうかを考えなくてはなりません。

では、そもそも漫画動画チャンネルはどのように収益をあげられるのかについて、詳しくみていきたいと思います。

結論から申し上げますと、YouTubeチャンネルにおいて収益化するためにはまず、「Youtubeパートナープログラム」にはいることが必要です。

このYoutubeパートナープログラムに加入するためには「Youtubeのポリシーとガイドラインに遵守していること」「利用規約に同意していること」などいくつかの条件がありますが、いくつかある条件の中でも特に注意したいのが次の2つです。

①総再生時間が12ヶ月間で4,000時間を満たすこと
②チャンネル登録者数1,000人を満たす
参考:YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格 - YouTube ヘルプ

総再生時間やチャンネル登録者数を増やすには、単発的な動画企画を考えるだけではできないため、チャンネル全体的の目的や企画を考える必要があります。収益化の時期を考えるのであれば、規定にある総再生時間とチャンネル登録者数を確保できるかどうか、その観点からいつ頃に黒字化できるのかについて考えてみましょう。

5分動画を月に5本制作した場合、6ヶ月間で合計150分ほどの動画ができる計算になりますので、半年間で2つの条件をクリアし、継続的に視聴してくれるファンが作れるのかで損益を考えることをおすすめします。

マーケティング視点の"作るだけではない"動画企画・制作力

キャラクターを活用したPR、ブランドのイベント企画といったPR活動は、動画制作だけでなく数々のイベントの認知拡大を支援してきた我々NOKID(ノーキッド)なら、幅広いご提案とクリエイティブ制作が可能です。

アニメーションという表現方法の中にも、スライドに動きをつけたものから3DCGを活用したもの、セル画など多岐に渡るテイストがあります。

動画を制作する場合には、要望通りに動画を制作することだけでは効果を発揮しないことが多くあります。NOKIDでは、動画の活用目的に沿った構成や表現を計画しております。

例えば、TikTokであれば認知に適したアルゴリズムになっておりユーザーが次々と動画をスワイプして観ていきます。そのため、冒頭の2〜3秒で注意を引くためのアイデア、PRに繋げるためにどのような情報を発信すべきかといった"ビジネス視点とクリエイティブ視点"のバランスを意識しております。

「初めてのアニメーション制作」「PRまで考慮した映像」をご検討の方はお気軽にご相談ください。



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1000件以上の映像制作実績を誇る株式会社NOKIDの編集部メンバーが監修。キャラクター・アニメーション分野のノウハウやトレンドの活用手法の紹介が得意です。

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