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【漫画動画制作会社が解説】漫画動画にかかる外注費用はどうやって考えればよい?

2021.08.03

近年需要が高まり続けているYoutubeの漫画動画。その背景には、「漫画村」の閉鎖を皮切りに、あらゆる人気Youtuberの出現があるようです。(「漫画村」閉鎖も影響か 19年上期の電子コミック市場拡大、3割増に

そんな人気がある漫画動画は、制作するのに膨大な工数がかかってしまうため、1人では到底制作が難しく、実際に外注をする方も多くなっています。

では、漫画動画を外注する際にはどのくらいの金額がかかるのか、また、その費用はどのように決めたらいいかご存知でしょうか?

この記事では、漫画動画の制作における外注費用の考え方を解説していきます!

漫画動画制作は非常に工数がかかる

漫画動画の制作には大きくわけて4つの工程があります。その4つとは、動画の構成や内容を決める企画とシナリオ作成、シナリオに基づいた漫画の執筆、そして執筆した漫画を動画に編集するという4つの工程です。

さらに、1本を制作して投稿したらいいというわけではなく、Youtubeチャンネルとして動画を継続してアップしているチャンネルを目指す必要があります。

たとえば、「やる気が出ない時に5秒で動き出す方法」「ホワイト企業あるある」「専業主婦にありがちなこと」などといった、おもしろくてためになるようなYoutube動画をアップしているチャンネル「フェルミ研究所」の場合でいうと、2日に1本のペースでアップしています。

フェルミ研究所:https://www.youtube.com/channel/UC3-1iYGHfR43q_b974vUNYg/videos

このように、収益化を考慮するのであれば最低でも1ヶ月に5本ほど動画アップし、毎週投稿できるできるようにしたいところでしょう。

これだけ制作から投稿までの膨大な工数全てを1人でおこなうのは到底難しいため、全てまたが一部を外注する必要が出てくることを認識しておいた方がいいと思います。

では、漫画動画チャンネルを運用していきたい場合には、どのように外注費用を考えればいいのでしょうか。

まずは5分動画を月5本制作した場合の外注費用を算出しよう

先に述べたとおり、漫画動画チャンネルを運用していくにあたり、企画から漫画動画の制作まで一気通貫して1人で行うには難しい場合が多いです。ですので、基本的にはほぼ投資と同じ発想、つまり、費用対効果を考えた上でで考えるのが重要かと思います。

外注する場合、「ココナラ」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサービスなどで工程の一部だけを依頼することもできますし、専門にしている企業だと、企画から分析までYoutube運用代行を行ってくれるところもあります。

まずは、ココナラを使って5分動画を月5本制作した場合の外注費用を算出してみましょう。

Youtube漫画で稼ぐ!漫画動画の作り方。絵やシナリオ外注費用」という記事によると、5分前後の漫画動画を作るためには、15枚〜25枚ほどの枚数が必要なようです。

「5分前後の紙芝居漫画を作るにはシナリオ(プロット)の文字数が1000~2000文字、

絵に起こした時の作画枚数は15~25枚程度です。」

引用:「Youtube漫画で稼ぐ!漫画動画の作り方。絵やシナリオ外注費用

これに基づいて「ココナラ」で調べてみると、依頼する方によって金額にばらつきがありますが、一本あたりの金額は次のような相場感となりました。

  • 企画・シナリオ作成(2,000円文字前後) 1,000円=5,000円
  • 漫画執筆 20,000円~50,000円
  • 動画編集 3000円~10,000円
  • ナレーション 1,000~5,000円ほど

全て計算すると、1本あたり25,000円~70,000円ほどの金額になります。この金額を毎月5本必要となると、少なくとも12万円が最低でもかかってしまう計算になります。

このように、全ての工程を外注するとするともちろん金額が高くなってしまいますので、企画だけ外注するのか、それとも漫画執筆だけお願いするのかなど、どの工程を依頼したいのかを考えなくてはなりません。

実際に、「ココナラ」や「ランサーズ」などのサイトを見てみると、外注原価がわかりやすいですので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

ランサーズ | 日本最大級のクラウドソーシング仕事依頼サイト

ココナラ - みんなの得意を売り買い スキルマーケット

いつ漫画動画チャンネルが黒字転換するのかで考えてみよう。

外注するためには、漫画動画の収益の見込みがどのくらいあるかを計算した上で、いつ頃に投資に対して黒字になるかどうかを考えなくてはなりません。

では、そもそも漫画動画チャンネルはどのように収益をあげられるのかについて、詳しくみていきたいと思います。

結論から申し上げますと、Youtubeチャンネルにおいて収益化するためにはまず、「Youtubeパートナープログラム」にはいることが必要です。

このYoutubeパートナープログラムに加入するためには「Youtubeのポリシーとガイドラインに遵守していること」「利用規約に同意していること」などいくつかの条件がありますが、いくつかある条件の中でも特に注意したいのが次の2つです。

①総再生時間が12ヶ月間で4,000時間を満たすこと

②チャンネル登録者数1,000人を満たす

という2点です。

参考:YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格 - YouTube ヘルプ

総再生時間やチャンネル登録者数を増やすには、単発的な動画企画を考えるだけではできないため、チャンネル全体的の目的や企画を考える必要があります。収益化の時期を考えるのであれば、規定にある総再生時間とチャンネル登録者数を確保できるかどうか、その観点からいつ頃に黒字化できるのかについて考えてみましょう。

5分動画を月に5本制作した場合、6ヶ月間で合計150分ほどの動画ができる計算になりますので、半年間で2つの条件をクリアし、継続的に視聴してくれるファンが作れるのかで損益を考えることをおすすめします。

もし興味があるならvoiPicというサービスも

しかし、漫画動画制作の知見がなければ投資対効果を個人的に計算するのは難しいのではないかと思います。

そこでおすすめなのが、「voiPic」 というサービス。

「voiPic studio」 は、Youtube漫画動画のチャンネルの運用代行サービスです。漫画動画制作だけでなく、いくら投資費用が必要かも合わせて考えてくれる上、登場するキャラクターのIP(知的財産)ビジネスへの展開を考慮した上での制作企画から配信までのサポートをしてくれるサービスとなっています。

Youtube動画を長期に大量に制作できる体制、そしてYoutubeチャンネルを収益化できるコンテンツのノウハウを持っているNOKIDに、Youtubeチャンネルづくりのサポートを依頼してみてはいかがでしょうか。

リンク:YouTubeアニメ制作・チャンネル運用代行 studio

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