2024.06.28

2026.10.04

TikTokの「インサイト」とは?分析のやり方や見るべき指標まで紹介

TikTokなどのSNSアカウントを伸ばすためには、どんな投稿が効果的か、あるいはそうでないかを知ることが不可欠です。そのためには、いいねやシェア、視聴時間といったパフォーマンスを分析して、投稿するコンテンツを常に改善する必要があります。

こうした状況を作って、TikTokで多くのユーザーに響くコンテンツを制作するためには、インサイト機能を活用した分析がおすすめです。

インサイトとは、投稿した動画を分析するツールです。分析することでユーザーに好まれている動画は何かを知ることが出来ます。

好まれている動画を分析、認知することで次の動画作りへの活用、そしてアカウントの成長に繋げることができます。

本記事ではTikTokアカウントを開設したものの、フォロワーの獲得に繋がっていない方、インサイトをどのように活用すべきか分からない方に向けて解説します。
TikTokアカウント作りの基礎知識は「TikTokでフォロワーを増やすアカウント作りのコツとは?個人・企業別の参考例を紹介」がおすすめです。

<記事のポイント>
・なぜTikTokのインサイト分析が必要なのか分かる
・TikTokインサイトで何を分析できるのか分かる
・TikTokインサイトで分析する具体的なやり方が分かる
・TikTokインサイトの分析データを使って効果的なコンテンツを作るポイントが分かる

目次

TikTokの「インサイト」とは分析機能(ツール)のこと

出典:【公式】TikTokのビジネス(企業)アカウントとは?概要と作成方法をスクショ付きで解説 - TikTok for Business

TikTokインサイトとは、TikTokが提供するデータ分析ツールであり、アカウントや投稿のパフォーマンスを詳細に把握するための機能です。

このツールを活用することで、自分の投稿がどのように評価されているのか、フォロワーの増減や視聴回数、エンゲージメント率などのデータを確認できます。

TikTokインサイトを効果的に利用するためには、その機能と使い方を理解することが必要です。

TikTokインサイトにはどんな機能があるのか?

TikTokインサイトは、以下の3つの機能に分けられています。

  • アカウントのパフォーマンス
  • フォロワーの推移・増減
  • コンテンツのパフォーマンス

これらを総合的に分析していくことで、感覚に頼らない精度の高い改善策が見つけやすくなります。

アカウントのパフォーマンス

アカウント全体のパフォーマンスを確認できる機能です。アカウントのパフォーマンスは、フォロワー数、投稿のエンゲージメント率、総視聴回数などを総合的に分析します。この機能を活用することで、アカウントの成長状況や全体的なエンゲージメントレベルを把握することができます。

フォロワーの推移・増減

その名の通りフォロワーの推移・増減を確認できる機能です。フォロワー数の変動を詳しく追跡するのに役立ちます。この機能では、フォロワー数の増減や、フォロワーの属性(年齢、性別、地域)などのデータを確認できるため、投稿が狙い通りの視聴者へ受け入れられているか判断することに繋がります。

コンテンツのパフォーマンス

各投稿の具体的なパフォーマンスを詳細に確認できる機能です。視聴回数、視聴完了率、いいね数、コメント数、シェア数などのデータを確認することで、どのコンテンツが効果的であるかを評価できます。このデータを活用することで、視聴者に最も響くコンテンツを作成することに繋がります

なぜTikTokインサイトなどで投稿を分析することが必要なのか?

なぜ、TikTokのインサイト機能などの分析ツールを活用する必要があるのでしょうか?その理由は以下が挙げられます。

  • データによる判断で失敗を減らせるから
  • 投稿改善のための指標が得られるから
  • 差別化を精度高く進められるから
  • 継続的な改善が前提になるから

インサイトを利用することで、データに基づいた意思決定が可能となり、視聴者の反応を的確に捉え、改善を繰り返すことで、より多くのエンゲージメントを獲得することができます。

それぞれ解説していきます。

データによる判断で失敗を減らせるから

TikTokインサイトを活用することで、データに基づいた改善ができます。具体的には、視聴回数、視聴完了率、エンゲージメント率などのデータに基づいて意思決定ができます。

これにより、直感や勘ではなく、客観的な数値に基づいて効果的なコンテンツ戦略を立てることが可能です。データに基づく意思決定は、コンテンツの成功確率を高め、リソースの無駄遣いを防ぐのに役立ちます。

投稿改善のための指標が得られるから

TikTokインサイトを活用すると、視聴回数や視聴完了率、エンゲージメント率など、コンテンツのパフォーマンスを示す具体的な指標を知ることができます。

これらの指標を分析することで、どこに改善の余地があるのかを明確に把握することができます。指標を見る際のコツは、良い数値と悪い数値を比較して仮説を立て、順に検証していきながら対策していくことです。

例えば、視聴完了率が低い場合、動画の冒頭部分を強化するなど、具体的な改善策を1つずつ検証することで、適切かどうかを探りましょう。

他には、視聴完了率が高い動画の特徴を分析することで、どのようなテーマ、尺、構成などが視聴者に受け入れられやすいかを把握できます。

差別化を精度高く進められるから

人気アカウントになってくると、必ずのようにマネをする相手が現れます。この際、キャラクター(個性)やデザイン、ファンとの繋がりといった部分で差をつけることも大切ですが、どの部分が適切かを知るためにもデータ分析が重要です。

どの差別化ポイントが適切であるかの精度を上げるためにも、感覚だけでなく数値を考慮した分析を身につけることが大切です。もし、競合が感覚的に差別化を行っている場合は、試行錯誤の時間が長くなり、それだけ優位になります。

また、競合アカウントのデータを分析できるツールもあるため、自分のアカウントとの差異を明確に把握することも良いでしょう。

継続的な改善が前提になるから

TikTokのアルゴリズムは常に進化しており、視聴者の嗜好も変化します。そのため、最初から完璧なものを作り込んでそのままにするよりも、継続的な改善が求められます。

インサイトを定期的に確認してデータを分析することで、トレンドの変化や視聴者の反応を早期にキャッチし、柔軟に対応することが必要です。

例えば、特定のハッシュタグが急激に人気を集めている場合、そのハッシュタグに関連するテーマを投稿に絡められれば、ニーズのあるタイムリーなコンテンツで視聴者にリーチすることができます。

TikTokインサイトを効果的に活用するにはプラットフォームの意向を理解する

TikTokのビジョンや方針を理解し、それに沿ったインサイトの活用を行うことで、より効果的にアカウントを成長させることができます。

ただし、本質的にはユーザーが求めるコンテンツを投稿していくことが前提にあるため、アルゴリズムの仕様を逆手に取った本質的ではない攻略はおすすめしません。

TikTok側は「長く利用してもらう」ことを求めている

TikTokは、ユーザーにとって楽しく有益なコンテンツを提供することをビジョンとしています。そのため、ユーザーが積極的に投稿や視聴を続け、プラットフォーム上での体験を長く楽しむことを目指しています。

この点を考慮すると、TikTokのアルゴリズムは視聴者に反応されやすい、長く視聴されやすい=ニーズのあるコンテンツを優先的におすすめに表示しやすいと考えることができます。

具体的には、視聴完了率、いいね、コメント、シェアなどのエンゲージメント指標が高い動画は、より多くの視聴者に表示(おすすめ)される仕組みだと言えます。

TikTok側の評価基準を考慮してインサイトデータを分析する

TikTokインサイトのデータを活用して、前述の内容を考慮した視聴回数、視聴完了率、エンゲージメント率などのデータを分析していくことで的確な改善が期待できます。

これらのデータを分析することで、どのコンテンツが視聴者に受け入れられているか、どのような投稿が高く評価されているかを把握することができます。

関連記事:【TikTokアニメ】”バズる”アニメーションの特徴とは?大人気アカウントを一挙ご紹介!

ユーザーにとっての良い投稿×TikTokに評価される基準を満たす両軸の対策が大切

TikTokで評価される投稿を作成するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

視聴完了率を高める

動画が最後まで視聴されるような工夫をすることが必要です。特に、ユーザーが飽きずに視聴を続けていることが分かる数値のため、ユーザーにとってもTikTok側の意向にも沿う重要な指標だと言えます。

この指標を改善するためには、冒頭で十分に注意を引き、最後まで飽きさせない工夫が大切です。具体的には、以下のポイントに沿うと良いでしょう。

  • 動画の冒頭で視聴する価値を知ってもらう
  • 冒頭と一貫した内容(本編)=約束を守る
  • 最後まで飽きさせない無駄のない展開

動画の内容ばかりに目が向き見逃されがちですが、”見込みのない人に見せない”といったターゲットを明確にする視点も、視聴完了率などの改善につながるため、タグや冒頭の工夫は非常に重要だと言えます。

また、ビジュアルエフェクトを工夫して、視覚的に視聴者が飽きないようにすることも効果的です。

具体的な行動(エンゲージメント)を促す

いいね、コメント、シェアを促す要素を動画に取り入れます。視聴者に対して具体的な行動を促すメッセージを追加することで、エンゲージメントを高めることができます。

例えば、「コメントであなたの意見を教えてください」や「この動画を友達とシェアしてください」といった呼びかけが効果的です。

特に、情報提供を行って信頼されたあとは、返報性の原理によってお願いを聞いてもらいやすくなるため、最後に反応をお願いしたら効果が改善することは非常によくあるケースです。

アカウントテーマと一貫性のある継続投稿

定期的にコンテンツを投稿し、ひとつのコンセプト(アカウントテーマ)と一貫性を持たせることで視聴者の信頼を得ることができます。

投稿単位でバズることだけを考えた”一貫性のないアカウント”では、同アカウント内の別投稿にギャップを感じ、アカウント単位で好まれることが難しいからです。

例えば、ダンスの振り付け動画を視聴してアカウントに興味を持ったものの、他の投稿はアニメ考察や料理といった投稿ばかりであれば興味を失う可能性が高くなります。

視聴者は、投稿から興味を持ち、アカウントに対してフォローする流れでファンになっていきます。そのため、投稿単位ではなくアカウントとして一貫性を持つことが大切なのです。

また、はじめての視聴者よりもフォロワーの方がエンゲージメントも高まるのが基本的な傾向であるため、フォロワーが違和感なく楽しめることを重視すると良いでしょう。

関連記事:TikTokでフォロワーを増やすアカウント作りのコツとは?個人・企業別の参考例を紹介

TikTokインサイトで見るべき指標・分析ポイント

TikTokインサイトでは多くの指標を確認できます。しかし、多くの指標を見ても混乱を招くだけですので、見るべき重要な指標を理解することが大切です。TikTokインサイトの分析機能を活用して、どの投稿が成功しているのか、どこに改善の余地があるのかを把握していきましょう。

主に見るべき指標は以下が挙げられます。

  • 視聴回数(再生回数)
  • 視聴時間(再生時間)
  • 視聴完了率(フル視聴率)
  • 視聴維持率(継続率)
  • エンゲージメント数・率(いいね・コメント・シェア・保存)
  • フォロワーの増減
  • プロフィールの表示回数
  • トラフィックソース(おすすめからの流入数)

それぞれポイントをお伝えしていきます。

視聴回数(再生回数)

各投稿が何回再生されたかを示す指標です。しかし、単に視聴回数が多いだけでは、成功したコンテンツとは言えません。

視聴回数が多いほど魅力的なテーマだと言えますが、おすすめによって伸びた場合はアルゴリズムに評価されているものの、フォロワーによって伸びた場合はファンに好まれているだけかもしれません。このように、回数だけで判断するのは危険なため注意が必要です。

つまり、視聴回数に加えて「視聴者がどれだけ動画を最後まで見たか?」「どのような反応をしたか?」分析することも重要です。

例えば、視聴回数が多くても視聴完了率が低い場合「視聴者にとって魅力がない可能性」もしくは「視聴者を適切に絞っていない可能性」があります。

視聴時間(再生時間)

各投稿がどれくらいの時間視聴されたかを示す指標です。視聴時間が長いほど内容が受け入れられていると言えますが、投稿の尺(長さ)と比べる必要もあるため”視聴維持率とセット”で確認しましょう。

平均視聴時間を維持するためには、以下の考え方ができます。

  • テーマやタグを具体的にして適切な視聴者にだけ届くようにする
  • 動画の冒頭で視聴者の興味を引き視聴する価値を感じてもらう
  • 最後まで飽きないストーリーテリングや編集技術を活用する

例えば、動画の冒頭で本編の魅力や結末に近い映像を流すことで、視聴者の関心を引きつけることができます。

単に内容が優れていれば良いわけではなく、適切な視聴者に届ける点も重要なため覚えておきましょう。

関連記事:TikTok投稿の再生数を伸ばす投稿のコツは?分析方法やアルゴリズムの特徴も解説

視聴完了率(フル視聴率)

投稿が最後まで再生された割合を示す指標です。基本的には、コンテンツを飽きずに視聴してもらえたことが分かります。視聴完了率が高い動画は、視聴者が満足している=TikTokのアルゴリズムに高く評価されると考えることができます。よって、多くの視聴者におすすめ表示される可能性が高まります。

ただし、視聴回数を伸ばしていきながらバランスを取る必要があるため、高ければ良いわけではなく30%程度が目安とされています。

例えば、視聴完了率が視聴回数の割に低い場合は、動画の最初の数秒で視聴者の興味を引けていないため視聴者がすぐに離脱してしまう仮説が立てられます。他には、前述でもお伝えした通り「適切な視聴者に届いていない」こともあります。

また、ショート動画では特に重要となるのが「動画のテンポ(無駄のなさ)」が挙げられます。この点にも注意しながら改善を進めていきましょう。

視聴維持率(継続率)

視聴者が動画をどの程度まで見たかを示す指標で、動画の全体的なパフォーマンスを評価するのに役立ちます。視聴維持率を高めるためには、2〜3秒単位で意味のあるシーンを展開して、視聴者が途中で離脱しないようにすることが必要です。

特に、冒頭で多くの人が離脱するため、まずは最初に動画の価値を伝え切る工夫が大切になります。具体的な方法としては、動画のテンポを早めたり、テロップなどの視覚的な要素を追加することが効果的です。

また、視聴者のフィードバックを取り入れて、コンテンツを改善することも重要です。

エンゲージメント数・率(いいね・コメント・シェア・保存)

視聴回数に対して、どれだけ「いいね、コメント、シェア」されたかの数や割合が分かる指標です。視聴者が反応することは、ポジティブでもネガティブな意味でも”感情が動いた結果”です。

高いエンゲージメント率を達成するためには、投稿の質と視聴者に対して行動を促す要素を動画に組み込むことが必要です。特にSNSにおいては”交流も重要な要素”のため、コメントの返信などを積極的に行い反応してくれる視聴者を増やしましょう。

例えば、動画の最後に視聴者に対していいねやコメントを促すメッセージを追加した上で、視聴者が友人と動画をシェアしたくなるような役立つ、共感されるコンテンツを作成します。

保存数は、視聴者が動画を再度見るために保存した回数を示します。この指標が高い場合、動画の内容が視聴者にとって価値があると感じられていることを意味します。

保存数を増やすためには「情報量が多い」「視聴者が後で見返したくなる」または「感情を刺激(共感)できる」コンテンツを作成することが重要です。

フォロワーの増減

アカウントのフォロワーが増えたか減ったかを示す指標です。フォローするということはアカウント単位で好まれており「この人の投稿が出たら見逃したくない」という気持ちがあります。そのため、統一感のない投稿ではなく、フォローしてもらえた投稿と関連する内容を中心に考えていくことも大切です。

例えば、コラボによって増えたフォロワーはファン度が低く一時的に増えただけかもしれません。他には、トレンドを意識した投稿がバズったものの他の投稿と印象がまったく違うためギャップを感じて減ってしまうこともあるかもしれません。

フォローすることで「どんな恩恵があるか?」「どんな損をしなくて済むか?」を伝えてフォローしてもらうことも意識しましょう。

関連記事:TikTokでフォロワーを増やす動画の作り方とは?良い投稿の特徴や事例を紹介

プロフィールの表示回数

動画を見た視聴者がプロフィールページを訪れた割合を示す指標です。基本的には他の投稿にも興味を持ってくれているか、自分に興味を持ってくれていると考えられます。

この指標を高めるためには、動画の内容が一貫していて、視聴者がアカウントに対して好奇心を持つような工夫が必要です。

例えば、動画の最後に他の動画を紹介したり、プロフィールページで何らかのインセンティブが手に入るなどで誘導するなどがあります。

プロフィールまで遷移している視聴者は一定の信頼を得ており、お願いを聞き入れてもらいやすい状況です。そのため、プロフィールに自社サイトのURLを載せるなど次につながる工夫をしましょう。

データを効果的に見るためには、単一の指標だけでなく、複数の指標を総合的に評価することが重要です。視聴回数、視聴完了率、エンゲージメント率などのバランスを見ながら、どの部分が強みで、どこに改善の余地があるかを判断しましょう。

トラフィックソース(おすすめからの流入数)

TikTokインサイトでは、投稿動画ごとにトラフィックソース(どこで動画が視聴されたのか?)が分かります。具体的には「おすすめ」「フォロワー」などの発見された場所が分かるため、新たなユーザーに見つけてもらえたのか、ファンが視聴してくれたのかの割合によって狙い通りかを判断することができます。

「おすすめ」タブから来るユーザーが多い場合は、投稿に対するユーザーからの良い反応が多く、TikTokのアルゴリズムから「さらに多くの人へ投稿を表示しよう」と判断されている傾向だと言えます。

一方で、「フォロワー」が多く視聴している場合は、新たなユーザーに受け入れらていないか、ほとんどの視聴者がフォローしているかのどちらかである可能性が高いため、「おすすめ」表示を狙っている場合は改めて投稿を見直してみましょう。

また、新規のフォロワーを増やすことにも限度があるため、「おすすめ」表示だけでなくフォロワー(ファン)に継続的に満足してもらえる投稿にする意識も忘れないようにしましょう。

TikTokインサイトでデータ分析を行うための手順

インサイトを使用するためには、アカウントをビジネスアカウントに切り替えることで無料で利用可能になります。利用開始から分析までの基本的なステップは以下の通りです。

ステップ1 ビジネスアカウントへ切り替える

TikTokインサイトを利用するためには、まずアカウントをビジネスアカウントに切り替える必要があります。ビジネスアカウントでは、詳細なデータ分析が可能となり、広告機能も利用できるようになります。切り替えの手順は以下の通りです。

出典:【公式】TikTokのビジネス(企業)アカウントとは?概要と作成方法をスクショ付きで解説 - TikTok for Business

1.TikTokアプリのプロフィールページを開く。

2.設定メニューから「アカウント管理」を選択する。

3.「ビジネスアカウントに切り替え」をタップする。

関連記事:TikTokビジネスアカウントに切り替えるメリットとは?開設手順や参考例も紹介

ステップ2 インサイトデータ収集のために投稿を行う

ビジネスアカウントに切り替えたら、インサイトデータの収集を行うために切り口の異なる投稿を継続していきます。

ニーズや傾向を探るためには、一定のデータが必要になるため同じ内容でも視覚的に異なるものや、伝える順番を変えたもの、テンポやBGMを変えたものなど大まかな方向性を定めるための投稿を行う意識で検証していきましょう。

ステップ3 データを確認して投稿を改善する

データを収集したら、それぞれの指標がどのような部分に影響するかを理解して、各指標を総合的に見ていきましょう。

インサイトを利用することで、単に視聴回数を追うだけでなく、視聴者の反応やエンゲージメントの傾向を把握し、よりターゲットに合ったコンテンツを提供できるようになります。

例えば、特定の時間帯に投稿した動画が高い視聴完了率を示している場合、その時間帯に合わせて投稿スケジュールを調整することで、さらに多くのエンゲージメントを得ることができます。

良い投稿は広告でも配信すると効率的にリーチできる

TikTokのインサイト機能は、ビジネスアカウントに切り替えることで利用可能になります。ビジネスアカウントのメリットは、詳細なデータ分析ができる点だけでなく、広告機能の利用も可能になる点です。

良い投稿ができたら、広告でさらに多くの視聴者にリーチすることでアカウントの成長を加速させることができます。

また、TikTokの投稿に反応したユーザーにターゲティング広告を展開することも可能で、より効果的なプロモーションが可能になります。

TikTokインサイトを活用することで、視聴者のニーズを的確に捉え、エンゲージメントを高めることができます。データに基づいた改善を継続することで、アカウントの成長を実現し、より多くの視聴者にリーチすることができるでしょう。

参考:TikTokでユーザーを理解し、ターゲティングに応用する方法 - TikTok for Business

TikTokの分析機能「インサイト」についてのまとめ

ここまでのポイントをまとめます。

  • TikTokインサイトはアカウントや投稿のパフォーマンスを詳細に把握するツール
  • 視聴完了率やエンゲージメント率を高めることでアルゴリズムに高く評価される
  • 成功したコンテンツの特徴を分析し、今後の戦略に反映させる
  • 失敗したコンテンツからも学び、改善を図ることが重要
  • 平均視聴時間や視聴維持率は視聴者の興味を示す重要な指標
  • エンゲージメント率を高めるためには視聴者のアクションを促すことが必要
  • 保存数やプロフィール遷移率もコンテンツの価値を評価する重要な指標
  • ビジネスアカウントに切り替えることで詳細なインサイトデータが利用可能
  • TikTokのビジョンに沿ったコンテンツ作成がアルゴリズムに評価される

TikTokインサイトを活用することで、視聴者の反応を的確に捉えて効果的なコンテンツに改善していくことができます。SNSなどの直接的な反応を得られるプラットフォームにおいては、最初から完璧に上手くいくケースは多くありません。

特に重要になるのが、日々変化する状況の中で適切に改善を繰り返していくことです。

こうした中で、感覚に頼った改善や投稿したまま放置することは上手くいかない原因となります。そのため、データに基づいた改善を繰り返すことで、アカウントの成長を促進し、視聴者のエンゲージメントを高めていきましょう。

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NOKID編集部

キャラクターIPの専門メディア NOKID Lab の編集部です。アニメーションとキャラクター制作を手がける株式会社NOKIDの知見をもとに、IPの起用事例やコラボ・ライセンスの実務、業界の動きを解説しています。

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