意外と知らないアニメプロモーションの落とし穴!?タイアップだけではないアニメの活用方法
2022.01.19

最近では、企業がアニメを活用し、様々な場面においてアニメを使ったプロモーションをしているところを見かけます。「自社でもアニメを活用してみたい」と考える方は、まず「他社とのコラボレーションができないかな」と考える方が多い傾向にあります。
しかし、実は他社企業とのコラボレーションであるタイアッププロモーションを考えることには注意しなくてはならない点があります。
そこで今回は、既存アニメとのタイアップで注意すべき点についてを解説します。
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目次
プロモーションの一つとして、タイアッププロモーションがある
アニメを活用したプロモーションの一つとして、「タイアッププロモーション」と呼ばれる、既存顧客だけでなくタイアップ先のファンに認知拡大をすることができ、さらに話題性のある人気の作品とタイアップすることでメディアに取り上げられることもあります。
タイアッププロモーションの事例:「鬼滅の刃」✖️「ダイドードリンコ」
人気アニメ「鬼滅の刃」とコラボ商品の缶コーヒーの事例です。産経ニュースによると、以下のような調査結果が公開されています。
- 普段購入される年代とは違った層に購入された
- 一部は自販機限定の商品となっていたが、普段は自販機で飲料を購入しない層にも購入された
このように、これまでアプローチできていなかった層にも手に取ってもらえるようになったようです。
参考記事:産経ニュース「「鬼滅」缶コーヒーが大ヒット ダイドー社長に「次」聞く」
タイアッププロモーションでアニメを利用するメリット
ユーザーにとって親近感が湧きやすい
アニメとタイアップすることは、登場するキャラクターを用いることに繋がります。アニメを活用する=キャラクターを用いることによって、「親近感が湧きやすい」というメリットがあるといえます。
例えば、先程のダイドードリンコ×「鬼滅の刃」のタイアップ事例に関して考えてみましょう。普段缶コーヒーを飲むメインターゲットとして、30~50代の男性が考えられますが、小中学生をはじめ、主婦層など幅広い年代に支持を得ている「鬼滅の刃」とのタイアップによって、30~50代男性以外のターゲットにも購入を促進できるのです。
サービスや商品の特徴が伝わりやすい
説明が難しく伝わりにくい商品やサービスの利点を、アニメに登場するキャラクターが代弁することによって消費者とのコミュニケーションの手助けとなり、親しみやすくなるというメリットがあります。さらに、「アニメーション動画」の性質から次のようなメリットが挙げられます。
- ユーザーの悩みや課題を提示して共感を得ること
- ターゲットであるユーザーに「自分にメリットがある」と思ってもらうこと
- 利用しているシーンがわかりやすく描かれていること
詳しくはこちらの記事で解説しています。
意外と思っている以上にデメリットもあるしコラボも大変
しかし、既存で制作されたアニメとのタイアッププロモーションには、メリットばかりではありません。
- 人気アニメになればなるほどタイアップにかかる費用が高くなっていく
- 許可どりが面倒
- ブランド毀損につながる可能性もある
このようなデメリットがあります。
また、タイアッププロモーションを行いたい場合、自社のサービスや商品に合うようなキャラクターを見つけなくてはなりません。背景やターゲットが同じなど、親和性が高いものとタイアップを実施しなければ、「サービスや商品とそのアニメとの繋がりがわからない」「アニメの印象と違う」となってしまい、ブランド毀損につながってしまう可能性があるのです。
既存アニメとタイアップをしたい場合は、キャラクターの性格や、ユーザーに見せたい企業の印象を念頭に置きながら、依頼先を検討しましょう。
タイアップ以外にも、自社で「アニメーション制作」するという選択肢もある
アニメを使ったプロモーションというと、先述したように他社とのタイアップを検討する方が多いです。アニメーションとのタイアップ事例の他にも、実は自社のサービスや商品を使ったアニメーションを1から制作する手段もある、ということをご存知でしょうか。
1から制作する、と聞くと「面倒じゃないのか」「制作にかかる工数が心配」と思われるかもしれません。しかし、アニメーションを自社で制作するメリットには次のような点が挙げられます。
- 自社のブランドの武器になる
- 売り上げた利益を自社で全て回収できる
- 他社にIP(知的財産)を渡すことも可能になる
実写や他のアニメとタイアップする場合には、タイアップの期間が決まってしまったり、俳優とのタイアップでは問題が起こってしまった時にはすぐにタイアップを中止にしなくてはならない場合もあります。しかし、自社アニメーションを制作しキャラクターを使用する場合には、自社のものなので制作したアニメーション動画を長く使用することができる、というメリットがあります。
また、制作したアニメーションやキャラクターを用いて、他社とコラボレーションを行ったり、認知拡大のために商品化したりすることができます。自社キャラクターでアニメーションを作ってしまえば、その後は永続的に使用することができるのです。また、自社キャラクターを用いることで定期的な収益確保へと繋げることができるという利点もあります。
このように、制作したキャラクターをさまざまなコラボレーションやグッズ販売に活用するビジネスを「IP(知的財産)ビジネス」といいます。IPビジネスに関しては、次の記事で解説しています。
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