TikTokチャンネル内で動画を制作して運用するのは個人だけではありません。企業のPR・広報担当の方も活用しようと考える方も多いのです。
しかし、動画の企画から制作、さらには運用まで自社でいきなり取り組むのは難しいはずです。
そのため、TikTokチャンネル自体の運用を外注したり、動画制作のみを外注したりすることでサポートを受けながら取り組んでいく企業の担当者も増えてきました。
TikTok動画を制作してくれる企業は多くありますが、TikTokに特化したインフルエンサーである「TikToker(ティックトッカー)」が多く所属している「TikTok事務所」というものも存在します。TikTok事務所は、自社に所属しているTikToker(クリエイター)のマネジメントや活動のサポートを行っています。
例えば、企業案件を受注してくることで収益を得ている"芸能事務所"に近い組織です。
そこで今回は、以下の疑問を持つ方に向けてクリエイターコンテンツを活用するメリット・デメリットを解説しています。
「TikTok事務所に所属するクリエイターへコンテンツ制作を依頼することは実際どうなのか?」
「TikTok事務所がどういった組織かわからない」
最後までご覧ください。
TikTokでアニメーションを活用したい場合は「TikTokでアニメーション動画をPRに活用できるの?おすすめできる理由から参考例まで紹介」がおすすめです。
YouTubeやTikTokで効果的なPRを行うための「動画広告の設計方法」から「アニメーション動画の活用方法」まで「無料資料ダウンロードページ」で公開中です。多くの自社チャンネル運用、他社チャンネル運用代行を行なってきたノウハウを凝縮したガイドブックを入手してください。
TikTok(ティックトック)事務所とは何ですか?
TikTok事務所とは、インフルエンサーがPRを行って人気になるサポートをしている事務所の中でも、特に「TikTok」に特化している事務所を指します。事務所に所属しているクリエイターを「TikToker(ティックトッかー)」と呼び、企業案件の獲得や企画サポート、ノウハウの提供を行っています。
TVCMやSNS広告、新聞広告など企業が消費者に向けて直接訴求する広告よりも、身近な人物やロールモデルとなる人が発信する情報を受け取る"インフルエンサーマーケティング"が、企業へ普及してきました。
つまり、インターネット上でターゲットとする顧客から信頼を集めている人(=インフルエンサー)からの口コミ・レビューによって、見込み客の目に留まりやすくなる重要な効果を、企業も実感しているということです。
TikTok事務所の主な業務内容
TikTok事務所の主な業務内容は、次の4点です。
- クリエイターのマネジメント
- クリエイターの活動サポート
- 企業案件の受注
- 企業案件の動画制作
TikTok事務所の種類は主に3種類
TikTok事務所と一言でいっても、様々な事務所が存在します。TikTok事務所の特徴を知る前に、TikTokチャンネルの運用のフローについて解説させていただきます。TikTokチャンネルの運用フローは、下記の通りです。
- お問い合わせ
- 企画・設計
- 制作準備
- 運用
- 分析
TikTok事務所は、TikTokチャンネル運用フローのいずれかの工程に特化していることが多いです。TikTokerに強みを持っている事務所や、映像制作に強みを持っている事務所、SNSマーケティングに強みを持っている事務所などがあります。
TikTok事務所に依頼するメリット・デメリット
では、TikTok事務所に所属するTikToker(クリエイター)に制作を依頼するメリットとデメリットには何があるしょうか。TikTok事務所に所属するクリエイターへ制作依頼するメリットとデメリットは、下記の通りです。
メリット
- 成功するTikTok動画のノウハウが蓄積されている
- 有名なTikTokerが多く所在しているため認知しやすい
- 企業案件やコラボ案件を受けることが多いため、依頼しやすい
TikTok事務所のメリットは、何といってもノウハウの蓄積にあります。フォロワーを多く抱えているTikTokerが多数所属しているため、認知を広くできるだけでなく、成功するフォーマットや企画案のノウハウがあり、TikTok動画の企画から相談をしたい方に適しています。さらに、事務所内のTikToker同士とのコラボをすることも可能になったり、事務所側が企業案件を請け負っているため、案件を依頼しやすいといったメリットがあります。
デメリット
- 事務所の方針によって内容に制限がかかることがある
- 自社で運用・個人TikTokerで依頼するよりも費用がかかる
事務所の方針により、TikTokerに依頼する内容が制限される可能性があります。また、TikToker個人とやり取りするわけではなく、事務所を通じてTikTokerと契約するため、個人と契約するよりも費用がかかってしまう傾向にあります。しかし、メリットも多くありますので、予算に合わせて検討することが重要です。
関連記事:【TikTok広告】クリエイター起用動画を制作したいときは何をしたら良い?制作会社が解説
おすすめのTikTok事務所一覧
インフルエンサーに強い事務所はどこですか?
GROVE株式会社公式
こちらの事務所はTikTokやYouTubeで有名な大関れいかさんや、なえなのが所属している事務所です。有名インフルエンサーを抱えており、企画から制作までに強みを持っている事務所です。
CARAFUL株式会社
こちらの事務所はコラボ実績が豊富となっており、TikTok公式サイト内でも紹介されているドミノピザやコカ・コーラなどの大企業とのコラボ実績もあり、クリエイターに強みを持っている事務所となっています。
PPP STUDIO.
PPP STUDIO.は、TikTokをメインとした700名を超える人気インフルエンサーが所属しています。
所属クリエイターのフォロワー総数が2億5,000万人となっており、インターネットで広く認知拡大を行えるだけの土台が揃っています。
企業案件を親会社であるTORIHADAと提案する体制があるため、ニーズに応えるための所属クリエイターの育成や、ブランド展開までサポートしています。
TikTok事務所だけでなくアニメ制作会社もおすすめ
「運用スケジュール」の企画・設計〜運用まで一気通貫して制作してくれる会社もあります。運用初心者であれば、依頼以外の内容でつまずいたり、依頼した動画制作以外、運用面で失敗したりしてしまう可能性があります。
TikTokでアニメーションを活用したいと考えている場合には、アニメーション制作会社に外注することも検討してみてはいかがでしょうか。アニメーション制作会社によっても、TikTok事務所と同じように特徴や強みがそれぞれ異なっていますので、自社が必要な業務だけを任せることもできますし、企画や設計・チャンネル運用、分析まで一気通貫して依頼することも可能です。
アニメーション制作の流れや依頼方法のコツについては「動画制作を依頼するのはリスク?後悔しないアニメーション動画制作の依頼方法を解説」下記の記事で詳しく解説しています。
TikTok事務所への制作依頼についてのまとめ
これまで、TikTok事務所所属のクリエイターに依頼をするメリットとデメリットについて解説してきました。主なメリットとしては、ノウハウが蓄積されているため企画の相談がしやすいこと、フォロワーを多く抱えているTikTokerが多く、認知しやすいことなどが挙げられます。
また、デメリットとしては事務所によって制限がかかる可能性があること、費用がかかってしまうことが挙げられます。
弊社では、商品や企業の魅力が伝わりやすいPRアニメーションの企画・制作を行なうアニメーション制作スタジオを運営しております。さらに、登場するキャラクターのIP(知的財産)ビジネスへの展開を考慮した上での企画・制作のノウハウもあるため、安心してご相談いただくことが可能です。依頼をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
今なら自社TikTokアカウント運用で培ったノウハウを活かした「TikTokアニメ運用ガイドブック」を無料公開中です。ダウンロードは下記ページよりご請求くださいませ。
下記ページからダウンロードできますので、気になる方は資料をご覧くださいませ。
TikTok/YouTubeショートはエンタメ感が効果的
現代の視聴者は、無料でコンテンツが手に入り、見たくないものは簡単に非表示にできるため、強制的に見せる従来の広告手法は通用しません。特にTikTokなどのショート動画プラットフォームでは、視聴者の関心を瞬時に引きつけなければならないのです。
では、視聴者の関心を引く投稿にするためにはどうしたらいいのでしょうか?
じつは、アニメーション動画には、つい視聴してしまうようなエンタメ感があります。さらに、実写では伝わりにくいストーリーや抽象的なメッセージを、アニメーションなら表現しやすいのです。
このアニメーション動画に、視聴者の感情を刺激するキャラクターを起用することで、効果はさらに高まります。
ですが、TikTok向けのアニメーション動画を作るのは大変ですよね。そんなあなたにぴったりなのが、当社が提供している「TikTokアニメ」です。まずは、その魅力を以下のレポートを手に入れてチェックしてみてください。
おすすめ記事
基礎知識:企業でアニメーション動画が活用される理由とは?活用事例も解説
種類・費用:アニメーション動画制作の種類別の制作料金と活用例を解説
制作技法:インディーアニメの制作費用と仕組みを公開!MVにも使われる人気の秘密を解説
制作工程:実写・アニメーションの映像制作を外注する流れとは?費用や依頼時のポイントをご紹介
依頼方法・コツ:ショートアニメの制作を依頼するコツは?制作会社の選び方をプロがご紹介
依頼リスク:動画制作を依頼するのはリスク?後悔しないアニメーション動画制作の依頼方法を解説
制作会社:アニメーション動画の制作会社は増えている?上手な選び方をご紹介
MV制作:アニメMVで楽曲のファンを増やすには?最新マーケティング手法とMVの作り方を解説
実写比較:アニメーションPRと実写PRの違いとは?自社サービスをPRする最適な方法
企画方法:アニメの企画ってどうやるの?実は企画書のフォーマットは重要ではない理由
制作ツール:今話題のYouTubeアニメーション制作ツールとその特徴とは?
採用動画:多くの求職者を応募に導く!採用アニメーション動画を作るコツを解説
解説動画:アニメーションを用いた動画教材が社員教育に注目されている理由とは?
TikTokアカウント作りについての記事
・TikTokでフォロワーを増やすアカウント作りのコツとは?個人・企業別の参考例を紹介
・TikTokショートドラマアカウントとは?新たなPR手法となる理由を紹介
・TikTok投稿の再生数を伸ばす投稿のコツは?分析方法やアルゴリズムの特徴も解説
・TikTokビジネスアカウントに切り替えるメリットとは?開設手順や参考例も紹介
・TikTokに楽曲提供するには?TikTokでオリジナル楽曲を収益化!
・日本版TikTokはフォロワーがいても広告収益が発生しない?複数の収益化するやり方を解説
・TikTokの「インサイト」とは?分析のやり方や見るべき指標まで紹介
TikTok広告についての記事
・【保存版】TikTok広告メニューは何がある?3つのソリューションの特徴を解説
・TikTokの投稿を広告で配信するには?Spark Adsの特徴と配信手順を解説
・ハッシュタグチャレンジとは?企業がTikTokでUGCを生むためのキャンペーン事例を解説
・TikTokメニュー「ブランドエフェクト」とは?アニメを活用した効果的な事例をもとに紹介
・TikTok広告出稿は自社でやる?外注する?それぞれのメリット・デメリットを解説
・なぜTikTok売れが起きるの?仕組みや成功させるコツを事例も挙げて解説
・TikTokプロモートとは?広告と使い分ける方法・料金、注意点なども紹介
TikTokの動画クリエイティブについての記事
・【TikTok広告】クリエイター起用動画を制作したいときは何をしたら良い?制作会社が解説
・TikTok事務所所属のクリエイターに制作依頼をするメリット・デメリットとは?
・【企業担当者向け】TikTokの動画制作はどうやるの?自社と外注制作を比較解説
・TikTokでフォロワーを増やす動画の作り方とは?良い投稿の特徴や事例を紹介
・成功するTikTok動画の種類とは?動画制作会社が徹底解説
・TikTokの投稿がおすすめに表示されるには?失敗原因や対策方法を紹介
・TikTok投稿が再生数0の理由はシャドウバン?急に再生されない(伸びない)原因と対策も解説
・TikTok投稿のバズり方は改善がカギ?具体的な9つの方法を紹介