NOKID編集部
1000件以上の映像制作実績を誇る株式会社NOKIDの編集部メンバーが監修。キャラクター・アニメーション分野のノウハウやトレンドの活用手法の紹介が得意です。
ホワイトボードアニメーションは、シンプルなデザインと直感的な動きで情報をわかりやすく伝えられる動画です。しかし、「簡単に作れる」と思っていざ始めると、思ったように進まずに時間ばかりかかることはありませんか?
・「何を伝えるべきか」が曖昧で、途中で軸がぶれる
・絵コンテを作らずに始めてしまい、作業が行き詰まる
・ツールを使ったものの、思ったような仕上がりにならない
さらには「とにかくホワイトボードを使えば良い動画になる」と考えている場合もありますが、それだけでは視聴者が「観よう!」という気持ちは続きません。
ホワイトボードアニメーションの本当の価値は、単なる「動くイラスト」ではなく、視聴者が最後まで飽きずに見て、行動につながる「伝えるべきメッセージの組み立て方」にあります。つまり、ツールを使う前に、「どうすれば見てもらえるのか?」という設計がもっとも大切なのです。
そこで今回は、ホワイトボードアニメーションの作り方について、全体の流れから「コンセプト設計&シナリオ設計」まで解説していきます。
外注の流れは「実写・アニメーションの映像制作を外注する流れとは?費用や依頼時のポイントをご紹介」もチェックしてみてください。
ホワイトボードアニメーションは「簡単に作れる」と思いがちですが、押さえるべきポイントとプロセスがあります。ここでは、ただのステップ紹介ではなく、具体例や実践的なアドバイスを交えながら手順を解説します。
動画制作の始まりは、目的とターゲット視聴者にマッチする軸を明確にすることです。これを怠ると、地図やコンパスもなしにジャングルに飛び込むようなものです。
ゴールを見失い、感覚だけで良し悪しを判断したりぶれてしまわないように軸を決めておきましょう。
例えば、某掃除機メーカーのように、「視聴者が抱える問題=ゴミの吸い残し」と製品の吸引力を紐づけて軸としたケースです。その問題と解決策として最適なことを提示するストーリーを組み立てると効果的です。
コンセプトは動画の根幹を決める重要な部分のため、十分な時間をかけて取り組みましょう。
・視聴者にどんな行動を起こしてほしいかを書き出す ・視聴者の年齢、関心、課題をリストアップする ・他社の動画の成功点と失敗点を分析する |
関連記事:アニメの企画ってどうやるの?実は企画書のフォーマットは重要ではない理由をアニメ会社の視点から解説します
ストーリーボードは、動画の骨組みを作る重要な工程です。どんな立派な資材を使っても、設計図なしには緻密な家を作れないように、立派な映像素材だけでなく、動画で伝えるメッセージ=シナリオ設計は不可欠です。
例えば、製品の説明動画を作る場合、以下のような流れが考えられます。
1.問題提起:「こんな問題で困っていませんか?」
2.解決策の提示:「その解決策がこれです!」
3.行動喚起:「詳しくは、こちらをクリック!」
ストーリーが決まったら、絵コンテを作成します。ホワイトボードアニメーション制作において、絵コンテはアニメーション化する際の設計図となります。絵コンテを作成することで、制作過程でやり直しを減らし、効率的に動画を制作できます。
1分の動画では最低4枚の絵コンテを用意し、スクリプトを作成しましょう。絵コンテには、大まかなカット割りや撮影シーンの秒数、ト書き、イラストや文字の配置、アニメーションのタイミングなどを詳細に記載します。
1コマあたりの尺は3秒以内を基本とし、最大でも5〜6秒を目安に作成しましょう。
・シンプルな絵で全体像を視覚化しておく ・重要な情報をどこで伝えるか、時間配分を決める ・動画の最後に必ず、視聴者が次に何をすべきかを明確に伝える |
Bradford, L., & Bharadwaj, L., 2015. Whiteboard animation for knowledge mobilization: a test case from the Slave River and Delta, Canada. International Journal of Circumpolar Health, 74. doi:10.3402/ijch.v74.28780
関連記事:動画制作のための絵コンテとは?目的・書き方のポイントを紹介
適切なツールを選ぶことは、動画制作の効率とクオリティに直結します。砂漠を横断するなら車ではなくラクダが適しているように、制作方法も動画の目的やスキルに合ったものを選ぶ必要があります。
例えば、社内で制作ツールを使って手軽に作りたい場合は以下のようなツールが挙げられます。
VideoScribe:直感的な操作ができ、初心者でもすぐに使えるツール Doodly:背景や手の動きの選択肢が豊富で、カスタマイズ性が高い Animaker:教育やPR用に最適で、テンプレートが豊富 VYOND:ビジネスアニメに特化しており、素材が豊富&パワポ感覚で作れる |
・多くのツールは無料トライアルを提供しているので、使い勝手を確認する ・シンプルな解説が必要ならVideoScribe、複雑な動きを求めるならDoodlyなど ・初心者の場合、チュートリアルやカスタマーサポートが充実しているツールを選ぶと安心 |
関連記事:【アニメ制作会社が解説】今話題のYouTubeアニメーション制作ツールとその特徴とは?
ホワイトボードアニメーションの成功には「視覚」だけでなく「聴覚」に訴える工夫も不可欠です。ナレーションやBGMは、スープの隠し味です。これが整うと、動画全体の印象が大きく向上します。
例えば、同じ内容の動画でも、抑揚のあるナレーションと適切なBGMを使うことで、視聴者の印象に残りやすくなります。教育動画では落ち着いたナレーション、PR動画では軽快なトーンが好まれる傾向があります。
ただし、BGMと効果音は、ナレーションを邪魔しないよう控えめな音量を選択して、必要最小限に留めましょう。
・親しみやすい声質や話し方を意識する ・商用利用可能な音源を使用し、著作権トラブルを避ける ・ナレーションがBGMに埋もれないよう注意する |
それぞれの素材が揃ったらアニメーションで表現していきましょう。この工程は、ストーリーに命を吹き込む作業です。ツールやデザイナーによって動きや描写を調整しながら、視聴者が最後まで楽しめる動画を作り上げましょう。
例えば、製品の特長を説明する際、描写のスピードを調整したり、視線誘導の動きを加えることで、視聴者の注意を的確に引きつけることができます。
ホワイトボードアニメーションの編集作業では、各素材の不要な部分を削除してつなぎ合わせましょう。
手描きのエフェクトや文字の出現タイミングを調整したり、トランジションやズームなどのエフェクトを追加して場面転換を工夫することも良いでしょう。
必要に応じて、説明用のテロップや図も挿入して「理解しやすいか?」を何度もチェックしましょう。全体のバランス調整では映像や音声、テキストのバランスを確認し、動画全体のテンポやリズムを整えます。
ホワイトボードアニメーションの制作会社を選ぶ際には、以下のポイントに注目しましょう。
制作会社の過去の実績を確認し、実績豊富な会社を選びましょう。ホワイトボードアニメーションの制作実績数だけではなく、大手企業からの受注実績や自社の目指す方向性やイメージに合った作品の有無なども確認するポイントです。
ホワイトボードアニメーションの撮影には、カメラの設置や光の調整、ホワイトボードの準備が大切です。高品質な動画を制作するためには、安定した撮影環境の確保が重要となります。
例えば、以下の点に注意しながらセッティングを行います。
撮影前にカメラの位置や画角、ピント、光の4点を最終確認することで、高品質なホワイトボードアニメーションを制作できます。撮影のセッティングも動画の質に大きく影響するので、十分な時間をかけて慎重に行いましょう。
撮影時の注意点として、イラストや文字は簡潔にし、デフォルメしたほうが見やすい動画になります。色使いは3色程度に抑え、線が重ならないように描くのがコツです。
・重要なメッセージは視聴者が十分に理解できるペースで進める ・アニメーションにメリハリをつけて単調にならないよう工夫する ・白と黒だけでなく、アクセントカラーを加えて変化をつける |
関連記事:アニメーション動画の制作会社は増えている?上手な選び方をご紹介
動画を公開したら終わりではありません。ホワイトボードアニメーションは、公開後に視聴データを分析し、改善ポイントを見つけることでさらに効果的なツールとなります。
例えば、YouTubeに動画を公開し、再生回数や視聴完了率を分析することで、どの部分が魅力的だったか、逆に改善が必要だったかが明確になります。
・プラットフォームごとにパフォーマンスを比較する ・視聴者からのコメントや視聴データから次回制作のヒントを得る ・一部変更した動画を試して比較する |
ホワイトボードアニメーション制作のプロセスは、各ステップで細かな工夫が求められます。この手順とポイントを参考に、効果的で魅力的な動画を作り上げましょう。
参考:Purwaningsih, S., & Anggraeni, A., 2021. Developing an engaging whiteboard animation video for vitamins. Journal of Physics: Conference Series, 2111. doi:10.1088/1742-6596/2111/1/012025
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ホワイトボードアニメーションを制作する際、「わかりやすく伝えること」に意識を向けすぎている場合があります。単に「わかりやすい動画」を作るだけでは、視聴者の心に響くコンテンツにはなりません。
さらに必要になるのは「何を伝えるのか」「誰に届けるのか」「どう差別化するのか」というパッと見で魅力が伝わるコンセプトの設計が必要です。
では、どのようにコンセプトを設計すれば、効果的なホワイトボードアニメーションが作れるのか?順に見ていきましょう。
企業は「売上を伸ばしたい」「ブランドの認知度を上げたい」といった、漠然とした目標を掲げます。しかし、それは本当の課題ではありません。なぜなら、視聴者の行動を変えるには、彼らが直面している「切実な問題」を具体的に理解する必要があるからです。
例えば、「ECサイトの売上が伸びない」という課題があるとします。これを表面的に捉えて「広告を増やす」「キャンペーンを打つ」といった施策を打っても、ただの「しつこい動画」にしかならないのです。
まず、視聴者がどんな問題を抱えているのかを整理します。
「視聴者の本当の課題を特定する」ことは、医師が患者の病気を診断するのと似ています。本当の課題が分かれば人は「解決しよう」という気持ちになります。だからこそ「なぜ?」を繰り返して本当の原因を探りましょう。
表面の課題:「日々のルーチン業務に時間がかかりすぎる」 ↓ なぜ?:「手作業でデータを整理しているから」 ↓ 本当の問題:「自動化できることを知らない or やり方がわからない」 |
1.「なぜ?」を繰り返して課題を掘り下げる ・売上が伸びないのはなぜ? → 競合より目立たない ・競合より目立たないのはなぜ? → 商品の魅力が伝わりにくい ・魅力が伝わらないのはなぜ? → テキストや画像では伝えきれない ・伝えきれないのはなぜ? → お客様がイメージしにくい =商品の使用感やメリットを映像で説明する 2.視聴者の「感情」を考える ・「この動画を見た視聴者は、どんな気持ちになるだろうか?」 ・視聴者は「情報」ではなく「共感」や「納得感」を求めている? |
次に、「この動画が視聴者の問題をどのように解決するのか?」を一言で表します。
ホワイトボードアニメーションのコンセプトは、単に情報を伝えるだけではなく、顧客が抱える課題を解決する「アイデア」そのものでなければなりません。
課題だけを伝えても、商品やサービス(提案)が最善の方法だと視聴者が感じなければ行動してもらえないからです。
SaaSツールの動画:「面倒な手作業をなくし、業務効率を50%向上させる」 英会話講座の動画:「3ヶ月で英語が身につく」 エコ商品の動画:「お財布にも環境にもやさしい!新しい選択肢」 |
顧客の課題を解決する「アイデア」として動画を設計することで、視聴者にとっての「見る価値」が生まれます。ぜひ意識してみてください。
競合分析は「どんな動画が成功しているのか」「どのようなミスがあるのか」を知るために重要なステップです。他社の事例を学ぶことで、自社の動画制作に活かせるヒントが得られます。
特に、同業他社の動画を参考にしているだけでは、似たような動画になってしまいます。そのため、同業以外の目を惹くアイデアがないか探し、自社に応用できないか考えてみましょう。
例えば、動画広告なら、各社のツールを活用して良い反応を得ていたり、多くの予算を使っている広告を中心にアイデアや構成を分析してみましょう。
また、ホワイトボードアニメーションにこだわらず、実写や他のアニメーション動画からも参考にできるものを探すことが大切です。
1.競合のさまざまな動画をリストアップする ・YouTubeやVimeoで「ホワイトボードアニメ + 業界キーワード」で検索する ・視聴回数、コメント、いいね数を確認し、成功している動画を特定する 2.成功している動画の共通点を探す ・視聴完了率の高い動画はなぜ最後まで見てもらえているのか? ・CTAが効果的な動画はどのような誘導をしているのか? ・アニメーションのスピード、ナレーション、色使いなどはどのようになっているか? 3.失敗している動画の原因を分析する ・視聴回数が少ない or 低評価が多い動画の共通点を探る ・「視聴者のコメント」に注目(例:「説明が長すぎる」「情報が多すぎて分かりにくい」など) ・ナレーションやビジュアルが単調で飽きられている可能性がないか確認する |
成功している動画:「ストーリー構成がしっかりしており、最初の10秒で問題提起がある」 失敗している動画:「情報が多すぎて1つのメッセージが伝わりにくい」 |
→ 自社の動画では「シンプルなストーリー構成」を重視する戦略を採用する
これらのステップを取り入れて視聴者の心をつかみ、離脱させない動画を作りましょう。
ホワイトボードアニメーションの成功は、ストーリーボードの作成にかかっていると言っても過言ではありません。シンプルな手描き風の動画だからこそ、構成がしっかりしていないと、視聴者の興味を引きつけることができません。
ホワイトボードアニメーションのストーリーボードを作成する際には、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
それぞれ見ていきましょう。
ホワイトボードアニメーションは、「シンプルな視覚表現」が命です。しかし、シンプルであるがゆえに、計画なしに進めると伝わりにくい動画になるリスクがあります。ストーリーボードを作ることで、「視聴者がどのような順番で情報を受け取るのか?」を整理でき、スムーズな流れを作ることができます。
1.デジタルツール(または紙とペン)を使って大まかなスケッチを描く・1つのシーンごとに、どんなビジュアルを描くかを考える。・「情報が順番に整理されているか?」を意識しながら、ストーリーの流れを作る。 2.最も伝えたいメッセージを「1つの絵」で表現する練習をする例:「データの可視化が簡単になる」 → グラフがシンプルに整理される様子を描く例:「売上がアップする」 → 矢印が右肩上がりになるイラスト 3.余計な情報を削ぎ落としてポイントを中心に解説する・イラストは直感的に理解できるものにする(複雑すぎる絵は避ける)・テキストは最小限にする(「売上アップ」ではなく、グラフや矢印で表現) |
最初のシーン:「データ管理が複雑で困っている人の絵」
中間のシーン:「クラウドを導入すると、データがスムーズに整理される様子」
最後のシーン:「業務がスムーズになり、笑顔で仕事をするビジネスマン」
次のポイントも見ていきましょう。
視聴者の集中力は限られています。母数が多いため当然のことですが、YouTubeやTikTokなどでは「最初の5秒程度の離脱がもっとも多い」と言われています。そのため、どのタイミングで何を伝えるか? をストーリーボードの段階で計画しておくことが不可欠です。
1.動画の長さを決める
・SNS向けなら「30秒~1分」 ・製品紹介なら「1~2分」 ・教育コンテンツなら「3~5分」 |
2.3章程度に分けて、情報の配置を決める
最初の10秒(フック):視聴者の興味を引く「問題提起」や「驚くべき事実」を提示する。 中盤(メインメッセージ):製品やサービスの特長、メリットを具体的に説明する。 最後(行動喚起):CTA(Call to Action)を入れて、視聴者に行動を促す。 |
3.視聴者に1回で伝わるように順を追って整理する
・いきなり複雑な情報を出さず、シンプルな話から始め、徐々に詳細を説明する 例:「この製品は何?」 → 「どんな問題を解決できる?」 → 「どうやって申し込む?」 |
実践例:「新しいダイエットサプリの紹介動画」を作る場合
0~10秒:「ダイエットに苦しんでいる人の絵+『あなたもこんな経験ありませんか?』」 10~40秒:「新サプリを使うと、短期間で体重が減る仕組みを説明」 40~60秒:「実際の成功事例と、『今すぐ試してみよう!』というCTA」 |
行動喚起の入れ方についても見ていきましょう。
視聴者の知識レベルに合わせた伝え方をしないと、動画の効果が半減してしまいます。
初心者向けの動画なのに専門用語を連発すれば、視聴者はすぐに離脱してしまいます。逆に、専門家向けの動画で基本的なことばかり話していると「知ってるよ」と飽きられてしまいます。
より具体的にお伝えすると、知識的なレベルだけでなく「視聴者の意識レベル」まで考慮できると最適なシナリオになっていきます。商品を探しているのか、解決方法を探しているのか、まったく気にもしていないなどです。
1.ターゲットの知識レベルを3段階に分ける・初心者向け:「課題の存在を認識させる」(例:「なぜSEO対策が必要なのか?」)・中級者向け:「課題を深掘りする」(例:「SEOの実践テクニック5選」)・上級者向け:「専門的な解決策を提供する」(例:「Googleアルゴリズムの最新動向」) 2.専門用語の使い方を決める・初心者向け:「比喩や例を多用」・中級者向け:「簡単な専門用語を交える」・上級者向け:「専門用語OK」 3.ストーリーの組み方を決める・初心者向け:「問題→共感→解決策」・中級者向け:「問題→データ→解決策」・上級者向け:「問題→戦略→具体的な手法」 |
このように、視聴者をより深く知り、状態に合わせて伝え方を変えることが大切です。
視聴者が「良い動画だったな」と思っても、次の行動が明確でないと、何もせずに終わってしまいます。そのため、CTA(Call to Action) を明確に入れることが必須です。
1.CTAの種類を決める
<例>・購入 → 「今すぐ購入!」・無料体験 → 「30日間無料で試せます」・資料請求 → 「詳しい情報を今すぐダウンロード!」・SNSシェア → 「気に入ったらシェアしてね!」 |
2.注意が向くように強調する
<例>・矢印や指差しアニメーションで「ここをクリック」と視線を誘導する・ナレーションでも繰り返す(例:「今すぐ申し込みボタンをクリック!」) |
3.心理学的な要素を取り入れる
<例>・「期間限定」「先着⚪︎名」などの希少性を強調(例:「⚪︎日まで受付可能!」)・「実績や証拠」を提示して信頼感を強化(例:「90%のユーザーが効果を実感!」) |
動画の最後:「今なら1ヶ月無料体験!今すぐ登録!」と大きく表示
ナレーション:「このチャンスを逃さないで!今すぐ無料体験をスタートしよう!」
視線誘導のアニメーション:「ボタンをクリックする動き」で誘導する
これらを意識して、視聴者が離脱せず最後まで見てもらえるホワイトボードアニメーションを作りましょう。
ここまでのポイントをまとめます。
ホワイトボードアニメーションは、「コンセプト設計」「ストーリー構成」「視覚と音声の組み合わせ」の3つを適切に設計することで、視聴者の心に響く動画を作ることができます。重要なのは、「ただ情報を伝える」のではなく、「視聴者が最後まで見て、行動を起こす」動画を作ることです。
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