2023.09.29

2025.01.21

X(Twitter)コミュニティの効果的な使い方は?作る手順や実際の事例も紹介

X(Twitter)コミュニティ機能は、通常の投稿とは異なり、特定のトピックだけを扱うことができる場を作るための機能です。これにより、ユーザーが特に関心のあるトピックの情報だけを得やすくなります。企業側にとっては、発信の反応率が上がったり、非表示にされてしまうことを防ぎやすくなるメリットがあります。

しかし、X(Twitter)のコミュニティ機能を多くの人が活用しようと思っても、新しい機能のため具体的な活用方法が分からない場合があるかもしれません。

・どのように使えば効果的なのか?
・どんな注意点があるのか?
・どうすれば自分のコミュニティを盛り上げることができるのか?

X(Twitter)コミュニティを使わず、自社のアカウントからの一方通行な発信だけでは、ファンを作るきっかけを逃してしまうかもしれません。

また、誤った使い方をしてしまうと、フォロワーとの関係にネガティブな影響を及ぼすリスクや、無駄な時間をかけることにも繋がってしまいます。

そこで今回は、コミュニティ作りのサポート実績を持つ当社の経験から、X(Twitter)コミュニティの使い方や作り方を紹介します。少しでも失敗を防ぐ参考になれば幸いです。

Twitterコミュニティの集客については「Twitterコミュニティを作ってメンバーを増やすには?CRMで活用する方法まで紹介」がおすすめです。


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X(Twitter)のコミュニティ機能とは?

Twitterコミュニティは、Twitter上で特定のトピック、興味、またはブランドに関連するユーザーが集まり、情報共有や交流を行う場所です。

ユーザーはハッシュタグやリストを使用して、自身の興味や関心に合致するコミュニティに参加します。

例えば、特定のスポーツチームのファン、映画愛好者、テクノロジー愛好者などが、Twitterコミュニティを通じて共通の関心事について話し合ったり、最新情報を共有したりします。

Twitterコミュニティの構築には、ターゲットオーディエンスを明確に定義し、専用ハッシュタグの活用、関連コンテンツの共有、積極的なインタラクションの促進が必要です。

ユーザーにとっては興味のある情報だけに触れられる価値がある

Twitterコミュニティで扱うテーマ・トピックを絞ることで、フォロワーにとっても"欲しい情報だけが集まる"価値があります。複数のトピックを扱うアカウントにとっては、ユーザーに適した投稿を届けるという意味でも良い機能と言えるでしょう。

コミュニティに参加すれば、コミュニティ内にのみ発信ができ、特定のトピックを興味を持つメンバーだけで共有することができます。

ちなみに、閲覧するだけであればコミュニティメンバー以外にもできますが、リプライやいいねはメンバー以外できません。

このように、Twitterコミュニティは通常の発信よりも深いコミュニケーションを可能にする場を作る機能だと言えます。

参考:Xのコミュニティ - X(Twitter)ヘルプ

X(Twitter)コミュニティのメリット

Twitterコミュニティの構築と参加には見逃せないメリットがあります。

以下のメリットを参考に、コミュニティに参加してみましょう。

ターゲットオーディエンスへのアクセス

コミュニティを通じて、特定のターゲットオーディエンスにアクセスしやすくなります。

これにより、情報や製品を正確に届けることができます。

また、コミュニティへ積極的に参加し、価値を提供することで、フォロワーやメンバーからの信頼を構築することができます。

さらに、コミュニティからのフィードバックを受けることで、製品やサービスの改善に役立つヒントを得ることができ、ブランドの認知度向上にも寄与します。

信頼性とファン化

コミュニティに積極的に参加し、価値を提供し続けることで、企業やサービスについてより知ってもらうことができるだけでなく、より深い信頼やファン化に繋げることができます。

不特定多数に発信する通常の使い方よりも、よりピンポイントにサービスを提供できることから、信頼関係を築きやすいのです。

関連記事:顧客のファン化とは?ブランドにとっての効果や手法まで紹介

ブランド・サービスの認知度向上

コミュニティでの活動により、ブランドやサービスの認知度を高め、競合他社よりも差別化できます。

コミュニティでブランドのファンやサービスの利用者の生の声に触れる貴重な機会ですので、付加価値を上げてさらなる認知度向上を目指しましょう。

関連記事:コミュニティマーケティングとは?企業で取り組む価値やファンベースとの違いを紹介

複数のアカウントを作る必要がない

Twitterではトピックごとに異なるアカウントを使い分けているユーザーがいますが、コミュニティを活用すれば複数のアカウントを作らなくて済みます。

リアルな友達と繋がるためのアカウント、趣味仲間と繋がるためのアカウント、仕事関係の知り合いと繋がるためのアカウントといったイメージです。

アカウントを切り替える手間がかからず、複数のアカウントを管理する必要がなくなります。

コミュニティを切り替えるだけで、異なる関係性を持つ人々と簡単に接続できます。

X(Twitter)コミュニティのデメリット

Twitterコミュニティには少なからずデメリットも存在します。以下のデメリットにも目を向けて、コミュニティをはじめるか検討しましょう。

時間とリソースの必要性

コミュニティの構築と維持には、時間や話題となるコンテンツつくりなど、それなりのリソースが必要です。

コミュニティを運営では、コンスタントな投稿や対話が求められます。

批判やネガティブなフィードバック

コミュニティ内では、批判的な意見やネガティブなコメントに対処する必要があります。

ブランドイメージに影響を及ぼす可能性がありますので、リスク管理が求められます。

成果が出るのに時間が掛かる

コミュニティを構築し、成果を上げるまでには時間が掛かることがあります。

有名人やインフルエンサーであれば、立ち上げ直後でも参加者の流入に期待できる一方、一般人であれば成果が出るまで時間が掛かる可能性があります。

X(Twitter)コミュニティの活用方法

ここからは、Twitterコミュニティを実際にどう使っていくのが良いのか?について解説します。

コミュニティ限定コンテンツの共有

コミュニティ参加者へ、コミュニティ内でしか公開されていないコンテンツを共有しましょう。

他にも、ユーザーが他メディアで投稿した写真や動画なども共有することで、信頼性や親近感を醸成し、メンバーに盛り上がりを感じてもらいましょう。

例えば、我々がサポートした中にNFTホルダーだけのグループを作った事例があります。そこでしか明かされない情報があることで、離脱を防ぐ工夫を行なっています。

Twitterコミュニティの場合は、参加を承認制にすることもできるため、何かしらの条件を達した場合のみの上位コミュニティなどを用意するなどもおすすめです。

関連記事:NFTホルダー限定コミュニティの作り方とは?おすすめ管理ツールや事例を紹介

フィードバック収集によるサービス改善

コミュニティであがったフィードバックを収集し、製品やサービスの改善に役立てます。

ユーザーの声を聞くことで、製品やサービスの改善点を特定し、カスタマーエクスペリエンスを向上させることができます。

オープンな対話を通じて信頼感を築きましょう。

限定キャンペーンの実施によるファン化の促進

コミュニティメンバーをターゲットにした、キャンペーンを計画・実施しましょう。

コミュニティ限定の特別なプロモーションやコンテストを通じて、参加を促進し、コミュニティの活気を高めましょう。

キャンペーン参加者には、特典を提供して応募意欲を刺激しましょう。

関連記事:コミュニティメンバーが参加したくなるイベント企画のコツは?具体的なステップを公開

X(Twitter)のコミュニティの運用テクニック

ここからは、我々がコミュニティ構築のサポートを手掛けてきた中で、再現性のある方法をいくつかご紹介します。フォロワーやメンバーとの積極的な対話と価値提供を通じて、Twitterコミュニティを活気ある場所に育てましょう。

自社・自分の弱みを見せる未完全さ

AKBグループの人気が出た理由は、不完全さと、その成長過程での感情移入にあるように、弱い部分は決して隠さなければならないわけではないということです。

もちろん、企業のイメージやジャンル次第ですが、弱みを上手く見せていくことで親近感に繋げたり、応援したいと思ってもらうこともできるということです。

他にも、収入が少ない、体型がモデルのようではないといった自分がコンプレックスに感じていることも、逆に個性として独自性になるケースは多くあるのです。

キャラクターを活用したファシリテーション

企業アカウントの場合、具体的な個人とは異なりイメージが抽象的です。そのため、具体的にイメージしやすくするために担当者を前面に出すことがあります。これは、人に対しての方が具体的なイメージが湧きやすく、親近感を持たれるためです。

このような発想から、企業をキャラクターに置き換えることも有効です。人の持つ擬人感が影響し、キャラクターを人のように捉える性質が活かされます。

特に、SNSのようにコミュニケーションが重視される場においては、相手が具体的にイメージできる方が反応したくなるのではないでしょうか。

関連記事:Twitterのキャラクターアカウントって効果あるの?メリットや運用テクニックを紹介

定期的・参加型のコンテンツ

コミュニティのメンバーとの関係を維持するために、定期的な投稿が必要です。コンスタントな投稿によって、コミュニティが生き生きと活動している印象を与え、フォロワーやメンバーの興味を引き続けることができます。

例えば、学生時代に親しい友人と頻繁に連絡を取っていたのに、社会人になって連絡頻度が落ちたら関係が薄くなってしまうようなケースを考えてみると分かりやすいかもしれません。

ただし、頻繁な投稿を重視しすぎて何の価値や面白さもない発信をするのではなく、コンテンツの質にも注意が必要です。

また、コミュニティは一方通行では成り立ちません。ユーザー間での相互のやり取りが重要です。そのためには、発言が苦手なメンバーにも「質問への回答」「クイズ」などの参加を促す質問が良いでしょう。

商品やサービスがある場合は、これらの回答からサービス改善に繋げられるメリットもあります。

関連記事:コミュニティ運営は難しい?具体的な課題やマネジメントのコツを紹介

インフルエンサー・専門家とのコラボレーション

インフルエンサーなどの知名度がある人は、コミュニティを活気づける方法の一つです。

業界の専門家や影響力のある人物をコミュニティに招き入れ、特別なゲスト投稿やライブセッションを行うことで、話題を盛り上げたりコミュニティへの参加理由を作る上で大切になります。

こうした取り組みは、コミュニティメンバーだけでなく"新たなフォロワーやメンバーを引き込む"ことにも繋がるため、積極的に取り組みましょう。

例えば、当社でサポートしているクラフトビールメーカーでは、広島県の生ビール専門角打ち「ビールスタンド重富」代表の重富寛氏とコラボしたNFTを、大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」で限定販売する企画などを行いました。

関連記事:キャラクターを用いたコラボ戦略と活用事例から成功の秘訣を探る

参照:Crypyo Beer Punks

限定(コラボ)商品・グッズの提供

コミュニティにおいてハードルとなりがちなのが、参加理由を作ることです。参加理由を作る意味で、参加特典の限定商品や、コミュニティメンバーが目を離せないコラボグッズ、優先購入権といった希少なものを用意することも大切です。

もちろん好きなトピックについて意見を共有したい熱狂的なファンの存在は欠かせませんが、多くの場合はコミュニティを通してファン意識が高まっていくものです。

そのため、熱狂的ではないものの興味を持っているライトユーザーに参加機会を提供し、ファンになってもらえるよう交流していく意識が必要です。

当社では、クリエイターとのネットワークやコミュニティ運営によって、ファンを持つクリエイターとのコラボレーションが可能です。これにより、クリエイターのインフルエンス力も活かせるグッズデザインから製品化までを一括手配も可能です。

企業のX(Twitter)のコミュニティ活用例

顧客との双方向のコミュニケーションを通じてブランドの認知度を高めながら顧客関係を強化し、製品の改善に貢献しています。さっそく、X(Twitter)コミュニティの活用事例を紹介します。

アップルサポート@AppleSupport

アップル(@AppleSupport)
出典:X(Twitter)

アップルでは、製品サポートのためのコミュニティをX(Twitter)内でも構築しています。

このコミュニティでは、アップル製品のユーザーが製品に関する質問や問題を投稿し、アップルサポートチームが迅速に対応します。

こうした顧客接点を作ることには、いくつかの利点があります。

まず、顧客の問題に対する迅速な対応が信頼性を高め、ユーザー満足度を向上させます。さらに、公開の場で問題を解決することで、他のユーザーも同じ問題に対処する手助けができます。

スターバックス コーヒー@Starbucks

出典:X(Twitter)

スターバックスは、公式アカウントを通じて、コーヒー愛好者のコミュニティを形成しています。

このコミュニティでは、新商品の発表、プロモーション、イベントの情報を共有し、フォロワーとの対話を促進しています。

また、スターバックスは、フォロワーやメンバーに対して投稿を通じてフィードバックを求め、新しい商品やサービスの開発に役立てています。

このアプローチにより、スターバックスはコーヒー文化に共感を持つコミュニティを魅了し、ブランドの忠誠心を高めています。

Nike.com@nikestore

出典:X(Twitter)

ナイキは、Twitterの公式アカウントを通じて、スポーツ愛好者向けのコミュニティを活用しています。

このコミュニティでは、最新のスポーツウェア、シューズ、トレンドに関する情報を共有し、フォロワーやメンバーとの対話を通じてブランドの魅力を伝えています。

さらに、ナイキは特別なプロモーションや限定商品をコミュニティメンバーに提供し、コミュニティ内での参加を奨励しています。

これにより、ナイキは顧客との深い関係を築き、新製品のローンチやプロモーションに成功しています。

関連記事:「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙」から読み解くバイラルマーケティング

X(Twitter)のコミュニティを作る手順

Twitterのコミュニティを作成する手順を、スマートフォンアプリ版とPCブラウザ版の両方について解説します。以下の手順に従って、新しいコミュニティを作成しましょう。

スマートフォンアプリ版

①Twitterアプリを開く

スマートフォン上でTwitterアプリを起動します。

②コミュニティ作成画面にアクセス

右上にあるプラスマーク(+)アイコンをタップします。これにより、新しいコミュニティを作成するためのオプションが表示されます。

③コミュニティ情報入力

コミュニティを作成する画面に進むと、以下の情報を入力するためのフィールドが表示されます。

コミュニティ名: あなたのコミュニティの名前を入力します。

コミュニティの目的: コミュニティの目的やテーマを簡潔に説明します。

※会員資格:このコミュニティに誰が参加できるかを設定します。一般に公開、承認制、招待制などが選択肢として提供されます。

④設定の確認と作成

すべての情報を入力したら、「作成」または「Create」ボタンをタップしてコミュニティを作成します。

PCブラウザ版

①ブラウザでTwitterにログイン

お使いのウェブブラウザでTwitterにログインします。

②コミュニティ作成画面にアクセス

Twitterのホーム画面に移動し、右上にあるプラスマーク(+)アイコンをクリックします。

これにより、新しいコミュニティを作成するためのオプションが表示されます。

③コミュニティ情報入力

コミュニティを作成する画面に進むと、アプリ版と同様に情報を入力するためのフィールドが表示されます。

④設定の確認と作成

すべての情報を入力したら、「作成」または「Create」ボタンをクリックしてコミュニティを作成します。

あわせて読みたい:X (旧Twitter)アカウント制作・運用代行サービス

X(Twitter)のコミュニティとサークルの違い

Twitterコミュニティとサークルは似ていますが、いくつかの違いがあります。

Twitterコミュニティはオンライン上で形成され、特定のトピックに焦点を当てます。

一方、サークルはオフラインでの活動が中心で、趣味や関心事に基づいて形成されることが多いです。

Twitterコミュニティは主に情報共有と議論が中心ですが、サークルはより実体験に焦点を当てることがあります。以下に、両者の違いを解説いたします。

Twitterのコミュニティ

Twitterコミュニティは、オンライン上で形成されることが一般的です。

これらのコミュニティは、特定のトピック、興味、またはブランドに関連するユーザーがTwitterプラットフォーム内で集まり、情報共有や議論を行うための場所です。

Twitterのハッシュタグやリストを活用して、コミュニティを特定しやすくします。

例えば、特定の映画やテレビ番組のファン、政治的なディスカッションを行うユーザー、特定の業界の専門家など、さまざまなTwitterコミュニティが存在します。

サークルなどのコミュニティ

Twitterサークルは、オフラインでの活動が中心です。

一般的に、趣味や関心事に基づいて、物理的に集まることを通じてサークルを形成します。

これらのサークルは、スポーツチームのファンクラブ、ホビーグループ、ボランティア組織、読書クラブ、アート愛好家のグループなど、さまざまな形態を持っています。

サークルは実体験とコミュニケーションを重視し、オフラインのイベントや会合を通じてメンバー同士が交流します。

X(Twitter)のコミュニティについてまとめ

ここまでのポイントをまとめてみます。

  • 限定キャンペーンの実施はファン化の促進に有効
  • Twitterのコミュニティ運用には再現性のある方法が存在
  • 自分の弱みを見せることで親近感や応援したい感情を引き出せる
  • 限定商品やコラボグッズはコミュニティの参加理由を作る要素
  • Twitterコミュニティは通常の発信より顧客との深い繋がりを築きやすい機能
  • Twitterコミュニティは特定のトピックや興味に関連するユーザーが集まる場所
  • 複数のアカウントを作る必要がなく、異なる関係性を持つ人々と繋がれる機能
  • 定期的な投稿と参加型のコンテンツはコミュニティの活性化に必要
  • インフルエンサーや専門家とのコラボレーションはコミュニティを活気づける方法

Twitterコミュニティは、ターゲットオーディエンスとの深い関係構築や、マーケティング活動に非常に有用なプラットフォームです。

メリットとデメリットを考慮し、適切な戦略を採用することで、成功を収めることができます。

企業や個人がTwitterコミュニティを上手に活用し、フォロワーやメンバーとの連携を強化することで、より意義あるコミュニケーションを築くことができるでしょう。

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NOKID編集部

キャラクターIPの専門メディア NOKID Lab の編集部です。アニメーションとキャラクター制作を手がける株式会社NOKIDの知見をもとに、IPの起用事例やコラボ・ライセンスの実務、業界の動きを解説しています。

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