NOKID編集部
1000件以上の映像制作実績を誇る株式会社NOKIDの編集部メンバーが監修。キャラクター・アニメーション分野のノウハウやトレンドの活用手法の紹介が得意です。
自社で宣伝しなくても、多くのメディアやSNS等で宣伝してもらうことができる「アフィリエイト広告」について説明していきます。
アフィリエイト広告の仕組みからメリット・デメリット、ASPの選び方について解説していきますので、アフィリエイト広告に興味のある方はぜひご一読ください。
また、アフィリエイト広告の一部でもあるリワード広告やブースト広告についても説明していきます。
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アフィリエイトとは、個人や自社とは別の企業が運営するブログやWebメディア、SNS、メールマガジン等に、商品や商材のリンクを掲載してもらい、そのリンク経由で購入された場合に媒体運営者に成果報酬を支払う広告手法のことです。
媒体運営者はアフィリエイターと呼ばれ、Amazonによるアソシエイトプログラムや楽天アフィリエイトなど、ECサイトを運営している媒体に直接登録する方法と、ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)に登録する方法があります。
AmazonアソシエイトプログラムであればAmazonで販売されている全商品がアフィリエイトの対象となりますが、ASPと契約している場合は、ASPに広告出稿している企業の商材のみが対象となり、ASP毎に案件や商材の種類に違うため、どのASPと登録するかが重要となってきます。
企業がアフィリエイト広告を出稿する場合にはASPと契約し出稿する必要があります。
ASPに商材を掲載することで、ASPに登録している個人メディアが企業が自身の媒体で商材を宣伝します。
商材がアフィリエイトリンク経由で購入された場合は、成果報酬が発生し、ASPから企業へと請求が発生するという仕組みになっています。
商材や成果報酬の条件にもよりますが、アフィリエイト広告は多くの個人メディアや企業媒体に、自社の商品を宣伝してもらうことができます。
多くのメディアに掲載されればユーザーの目に触れる機会も多くなり、GoogleやYahooなどの運用型広告よりも効果が出る場合もあります。
自社メディアでSEOの上位をキープすることはとても大変ですが、SEO上位のメディアに商品を宣伝してもらうことができれば、同等の獲得効果が期待できます。
アドアフィリエイトと呼ばれる、アフィリエイター側が運用型広告を出稿して自身のメディアに集客し販売するという手法を取ることもあります。
信頼できるメディアで宣伝されることでブランディングになるだけでなく、「あのメディアで紹介されているから購入してみよう」という気持ちにも繋がりやすいのがアフィリエイトのメリットです。
アフィリエイトは基本的に成果報酬型なので、1件購入ごとに●●円というようにコストコントロールがしやすい広告手法です。
CPC(クリック課金制)広告の場合はクリックごとの課金となるため、いくらクリックしても購入に結びつかない可能性もありますが、アフィリエイトの場合はその心配がありません。
ASPとの契約が完了すればあとは簡単なタグを設置するだけで簡単に広告を出稿することができます。
出稿までに難しい手順がないこともメリットのひとつです。
媒体側やアフィリエイターの裁量によって商材を自由に宣伝できてしまうため、報酬を求めるあまりに誇張表現や虚偽の宣伝をしてしまうことも考えられます。
それによって消費者やユーザーからクレームとなってしまうケースもあり、消費者からの信頼を損ねてしまう可能性もあります。
アフィリエイトに出稿する場合は、禁止表現や掲載ルールをしっかりと固めていくだけでなく、どんな媒体にどのように掲載されているのかを定期的に確認しておく必要があります。
ASPによっては成果報酬だけでなく、初期費用や月額の固定費用が発生するところもあります。
複数のASPと契約すれば多くの媒体に掲載される可能性もありますが、初期費用や固定費が増えてしまうとROASが悪化してしまう可能性もあります。
各ASPの特色や登録メディア、契約内容を精査する必要があります。
ASPによっては急に出稿を止めたいという場合に止めることができない可能性もあります。
出稿開始から最低契約期間がある場合や、停止申請から停止まで数か月の期間が発生するASPもあるので、契約前に確認しておくようにしましょう。
アフィリエイトASPにはオープンASPとクローズドASPの2種類が存在しています。
それぞれのASPの特徴を理解したうえで、どのASPが自社の商材やブランディングにマッチするのかを検討していきましょう。
オープンASPは誰でもアフィリエイトに登録することができるタイプのASPで、個人や企業、メディアの大小を問わず誰でも自由にアフィリエイターとして登録することができます。
登録しているアフィリエイターが多いため、より多くの媒体に掲載される可能性があります。
しかし、誰でも宣伝できてしまうために、質の低いメディアや媒体で宣伝されてしまう可能性もあります。
どんな媒体で宣伝されているかは定期的にチェックする必要があります。
クローズドASPは誰でも登録できるオープンASPとは逆に、ASP側からスカウトされることでしか登録することができないASPです。
ASPによって申請はできても、PV数やUU数で一定の基準をクリアしないと登録することができない場合もあります。
クローズドASPの場合は登録しているアフィリエイターの数は少ないですが、質の高いメディア媒体が揃っているというメリットがあります。
また、ASPの担当者が各アフィリエイターとコミュニケーションを取れていることが多く、アフィリエイターへの掲載交渉などを行ってくれる場合もあります。
アフィリエイターへの報酬はオープンASPよりもクローズドASPの方が高価となる傾向があります。
少しでも多くのユーザーにアプローチしたいということであればアフィリエイターの多いオープンASPがおすすめです。
逆に成果報酬の単価が高くなってしまっても、ブランディングも意識して質の高い宣伝をしたい場合はクローズドASPがおすすめです。
オープンASPとクローズドASPでどちらを選ぶか迷った場合には、オープンASPとクローズドASPをどちらも契約するという選択肢もあります。
アフィリエイト広告の手法のひとつであるリワード広告とブースト広告について説明していきます。
使い方次第では効果的な手法となりますが、デメリットもあるので出稿の際は注意が必要です。
リワード広告は、広告リンク先でアプリをダウンロードしたり、広告動画を視聴するなどの条件を満たしたときに報酬が付与される広告です。
アプリゲームなどで、アプリをダウンロードするとゲーム攻略に有利になるアイテムがもらえたり、広告動画を視聴することでゲーム内のポイントが溜まるというような仕組みで活用されることが多いです。
また、ポイントメディアやお小遣い稼ぎサイトなどに出稿することで、現金と同等のポイントを付与することもできます。
コンバージョン率や動画の完全視聴率は高い傾向にありますが、アプリのダウンロードやサービスの契約に結びついたとしても、すぐに解約されてしまったり、リテンション率が低いというデメリットもあります。
アンインストールや解約されることを前提としつつ認知度向上、もしくはリターゲティング用のオーディエンス獲得として活用することもできます。
ブースト広告はリワード広告を短期間で大量に配信し、アプリのダウンロード数を一気に増やすことで、アプリストア内のランキングを意図的に引き上げる広告手法のことです。
アプリストア内のランキングを伸ばすことができますが、不正にランキングを操作することは、アプリストアの規約違反となる可能性があります。
全てのリワード広告が違反となるわけではないですが、広告出稿をする際には上記を頭に入れておく必要があります。
前述の動画視聴を報酬にした動画リワード広告に、アプリのダウンロードを訴求していくという方が無難です。
今回はアフィリエイト広告について説明してきました。
少しでも多くのユーザーにアプローチしたいということであればアフィリエイターの多いオープンASPがおすすめですが、ブランディングも意識して質の高い宣伝をしたい場合はクローズドASPがおすすめです。
アフィリエイト広告の手法のひとつとして「リワード広告」や「ブースト広告」もありますが、デメリットとなる点も大きいため、出稿の際は念入りにプランニングする必要があります。
キャラクターを活用したPR、ブランドのイベント企画といったPR活動は、動画制作だけでなく数々のイベントの認知拡大を支援してきた我々NOKID(ノーキッド)なら、幅広いご提案とクリエイティブ制作が可能です。
アニメーションという表現方法の中にも、スライドに動きをつけたものから3DCGを活用したもの、セル画など多岐に渡るテイストがあります。
動画を制作する場合には、要望通りに動画を制作することだけでは効果を発揮しないことが多くあります。NOKIDでは、動画の活用目的に沿った構成や表現を計画しております。
例えば、TikTokであれば認知に適したアルゴリズムになっておりユーザーが次々と動画をスワイプして観ていきます。そのため、冒頭の2〜3秒で注意を引くためのアイデア、PRに繋げるためにどのような情報を発信すべきかといった"ビジネス視点とクリエイティブ視点"のバランスを意識しております。
「初めてのアニメーション制作」「PRまで考慮した映像」をご検討の方はお気軽にご相談ください。
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