NOKID編集部
1000件以上の映像制作実績を誇る株式会社NOKIDの編集部メンバーが監修。キャラクター・アニメーション分野のノウハウやトレンドの活用手法の紹介が得意です。
大阪府がかつて抱えていたキャラクターは、45体。それが、たった1体に統合されました。
一方で、不二家のペコちゃんは75年間、一度もリストラされていません。ふなっしーは公認すら得られないまま、独立した経済圏を築いています。
消えたキャラクターと、生き残ったキャラクター。この差は、デザインのクオリティでも、予算の大小でも、運の良し悪しでもありませんでした。
キャラクター戦略において、あるフレームワークが提唱されています。それは、成功するキャラクターが共通して満たしている5つの条件です。キャラクターのビジネスシーンでの活用においては、筆者が膨大なキャラ分析を行なってきた経験から、同じような結論に至っています。
多くの企業がキャラクターを「作ること」に注力する中で、この「使うこと」の条件はほとんど語られてきませんでした。なぜなら、キャラクター開発の出発点が「どんな見た目にするか」ではなく「どんな課題を解決するか」にあるという前提自体が、一般にはまだ浸透していないからです。
そこで今回は、企業キャラクターの成功事例(BtoC向けからBtoB向けまで)9つを横断的に分析し、生き残るキャラクターの設計図を明らかにします。

企業キャラクターの開発において、とにかく見た目が可愛いキャラクターを作れば人気が出るはずだという考え方は、非常に危険です。デザインの愛らしさはあくまで表面的な要素に過ぎず、そのキャラクターが何のために存在するのかという目的が定まっていなければ、継続的な運用予算を確保できません。
実際に、かつてのゆるキャラブームに乗って全国の自治体で乱立したキャラクターたちは、維持管理費の負担や認知度の低迷を理由に、その多くが活動を縮小・廃止されるリストラの憂き目に遭いました。
象徴的な事例が大阪府のケースです。大阪府では一時、部局ごとにバラバラに作られたキャラクターが45体も乱立していました。認知度が低い上に維持費がかさむという理由から、メインキャラクターであるもずやんへの一本化を断行しています。
とりあえず流行りに乗って作ってみたという戦略不在の姿勢が招いた、必然の結果と言えるでしょう。

電通のキャラクター・ソリューション・ディレクターである糸乘健太郎氏は、この状況に対して重要な提言を行っています。彼は企業キャラクターを、企業の課題を解決するためのソリューション(解決策)であると明確に定義しました。
キャラクター開発とは、デザイナーに絵を描かせることから始まるのではありません。自社の課題は何かを特定することから始まります。
認知度を上げたいのか?
難しいサービスをわかりやすく伝えたいのか?
社員の一体感を作りたいのか?
こうした経営課題に対する解決策として設計されたキャラクターだけが、景気の変動やブームの終焉を乗り越え、長期的な資産として生き残ることができるのです。

ここから個別の事例に入る前に、成功するキャラクターに共通するフレームワークを先に提示します。電通の糸乘健太郎氏は、キャラクターが愛される条件として五大要素を提唱しています。この5つの条件を読解レンズとして持っておくことで、あとに続く事例分析から実務に活かせるヒントを効率よく抽出できます。
キャラクターの本質は、顧客との感情的な結びつきを生むことです。一度きりのインパクトではなく、毎日顔を合わせる友人のような継続的な関係性が設計されているかどうかが、ブランドへの愛着(ロイヤリティ)を決定づけます。
ペコちゃんは75年間店頭に立ち続け、あきこちゃんは毎日SNSで話しかけてくれます。いずれも偶然ではなく、接触の頻度と質を意図的に設計した結果です。
ゼロからファンを作るのは困難です。成功するキャラクターは、すでに人が集まっている場所に自ら出向いていきます。
バファローズ☆ポンタがプロ野球ファンという巨大な熱量のあるコミュニティに飛び込んだように、既存の集団の中で受け入れられる文脈を作ることが認知拡大の近道です。
現代の消費者は、企業の社会的責任(CSR)やSDGsへの取り組みを厳しく見ています。Green Pontaが環境活動をリードしたり、ペコちゃんが社会貢献活動に参加したりするように、キャラクターが社会のために良いことをしている姿勢を見せることで、企業の信頼性が高まり、応援される存在になります。
完璧すぎるキャラクターは尊敬されますが、愛着は湧きにくいものです。バファローズ☆ポンタが負けて落ち込んだり、Pontaがドジを踏んだりする弱さを見せることで、ファンは応援してあげなきゃ、支えてあげたいという感情を抱きます。この隙を意図的に作ることが、ファンが能動的に関与する(エンゲージメントする)余地を生み出します。
SNS時代において最も重要なのがライブ感です。その日の天気、試合の結果、世の中のニュースなど、今起きていることにキャラクターがリアルタイムで反応することで、実在感が生まれます。キャラクターも私たちと同じ時間を生きていると感じさせる演出が、ユーザーとの心理的な距離を縮めるのです。
参考:キャラクターCXの集大成 新刊「キャラクターマーケティングの新しい教科書」が描くキャラクター活用の未来 - 電通報

ここからは、先に提示した5つの条件が実際の事例でどのように具現化されているかを見ていきます。まずは、数十年にわたって世代を超えて愛され続ける2つのキャラクターです。
不二家のペコちゃんは、1950年の誕生以来、75年以上にわたって愛され続けています。日本リサーチセンターの調査でも、企業のキャラクターとして認知度・好感度ともにトップクラスを維持していますが、これは単なる懐かしさだけで達成できるものではありません。
ペコちゃんの最大の強みは、徹底した継続的な接触機会の提供にあります(→条件1)。全国の不二家洋菓子店の店頭に人形として立ち続け、季節やイベントに合わせて衣装を着せ替えることで、顧客にとっていつも会える親しい存在であり続けています。
親子三世代にわたって、子供の頃ペコちゃんと写真を撮ったという記憶が共有されているため、世代間の断絶が起きず、ブランドへの信頼が継承されているのです。

伝統を守る一方で、ペコちゃんは時代に合わせた革新も続けています。近年では、星野リゾートが運営するBEBブランドとコラボレーションし、ミルキースウィートルームステイという宿泊プランを展開しました。客室全体をペコちゃんやミルキーのデザインで装飾し、利用者がブランドの世界観に没入できる体験を提供しています。
パッケージにイラストを載せるようなコラボだけでなく、空間全体を使った体験としてキャラクターを活用することで、新しい世代や顧客層との接点を作り出しています。
関連記事:不二家「ペコちゃん」が75周年も続く理由とは?資産になるキャラクター作りのヒントを調査
参考:【不二家 × BEB by 星野リゾート】ペコちゃん尽くしのハロウィンコラボ - PR TIMES
参考:【不二家 × BEB by 星野リゾート】「ハートを贈ろう」をテーマにしたコラボキャンペーンを実施!|期間:2026年1月15日~3月31日 - PR Times
森永製菓のチョコボールのマスコット、キョロちゃんは1967年に誕生しました。同社の戦略で特筆すべきは、キャラクターを単なるロゴではなく商品パッケージそのものとして設計した点です。取り出し口をくちばしに見立て、箱自体をおもちゃのように楽しむ構造は、商品とキャラクターを不可分なものにしました。
この構造こそが、キャラクターの命運を左右します。たとえば、キョロちゃんは商品が棚にある限り常に現役の広告塔として機能し続けます(→条件1)。商品とキャラクターが一体化しているため、広告費をかけられない時期でも、売り場という最強のメディアで露出を維持できるのです。
子ども向け商品には卒業という宿命があります。顧客である子どもは10年も経てば入れ替わるため、常にゼロからの認知獲得が必要です。しかしキョロちゃんは、おもちゃのカンヅメキャンペーンを50年以上継続することで、この課題を克服しました。
かつてエンゼルを集めていた子どもが親になり、我が子にお母さんも昔集めていたよと語りかける。この記憶の共有が、世代間の断絶を防ぐ架け橋となっています。
キャンペーンの中身は時代に合わせて進化させていますが、集めてもらうという体験の枠組みを守り続けることで、親子の共通言語としての地位を確立しているのです(→条件4:巻き込む仕掛け)。
関連記事:森永チョコボール「キョロちゃん」の事例を分析してキャラクターの活用手法を学ぶ
ペコちゃんもキョロちゃんも、デザインの核(Visual Identity)は驚くほど変わっていません。安易なリニューアルは既存ファンの離反を招くため、見た目を大きく変えずに、活躍する場所(メディアや空間)を時代に合わせて変化させるという戦略を一貫して取っています。
キョロちゃんを例にとれば、赤い体、黒いくちばし、大きな目という視覚的な核は死守しつつ、露出メディアはかつてのTVCMから、現在はSNSでの対話やYouTuberとのコラボなど、デジタルネイティブ世代に合わせた展開に移行しています。
変えてはいけない核と、時代に合わせるべき戦術を明確に区別する。この資産管理の姿勢こそが、長寿キャラクターに共通する生存戦略です。
関連記事:ヤンマーの「ヤン坊マー坊」を調査して分かった持続する企業キャラクターのヒント

次に、デジタルメディアを戦略的に活用して認知と売上を同時に獲得している2つの事例を見ていきます。
共通ポイントサービスPontaは、テレビCMへの依存度を低く抑えながら、国民的な知名度を獲得した稀有な事例です。ポイントサービスという商品は、目に見えず仕組みも複雑です。
そこで、愛嬌のあるタヌキのキャラクターをサービスの顔として採用することで、ユーザーに親しみやすさを与え、利用のハードルを下げることに成功しました。現在では会員数が1億人を超え、生活インフラの一部として定着しています。
Pontaの戦略で最もユニークな点は、提携企業ごとにPontaが変身することです。ローソンでは店員の制服、ゲオではまた別のユニフォーム、JALではパイロットの姿というように、提携先のブランドカラーに染まります。
これにより、提携企業の従業員はPontaを外部から来た借り物のキャラクターではなく自分たちの仲間として受け入れるようになります(→条件2:コミュニティへの参入)。
現場のスタッフが愛着を持つことで、店頭でのPOP展開やキャンペーンの告知が自発的に行われるようになり、広告費をかけずに全国での露出が増えるという好循環が生まれました。
これは、社内の意識を高めるインナーブランディングとしても機能しています。
参考:Ponta(ポンタ)生みの親が語る!“キャラクター”は、CXクリエイティブでも大きな武器となり得るか? - note
Pontaの変身戦略の究極形が、プロ野球・オリックスバファローズを応援するバファローズ☆ポンタです。ここでは単に変身するだけでなく、チームが負けた時には服を脱ぎ捨てて悔しがったり、悲しみに暮れたりする姿をSNSで発信しました(→条件4:弱さの開示)。
企業の公式キャラクターでありながら負けやネガティブな感情を隠さずに共有したことで、ファンと心の底からつながる同志としての地位を確立しました。
さらに近年では、SDGs活動に特化したGreen Ponta(グリーンポンタ)という展開も見せています(→条件3:社会的責任との統合)。環境活動を推進する際には緑色のPontaが登場し、ユーザーにエコな活動を呼びかけます。
キャラクターの色や姿を変えるだけで、野球の応援から環境保護まで、まったく異なるメッセージを違和感なく発信できる拡張性の高さも、Pontaの大きな武器です。
ローソンのSNSキャラクターあきこちゃんは、企業と個人の距離感を縮めるために計算し尽くされたキャラクターです。彼女には大学2年生のアルバイトという詳細な設定があり、発信される情報はすべていち店員の目線で語られます。
SNSは本来、友人同士が交流するプライベートな空間です。そこに大企業が上から目線で宣伝を流しても、ユーザーは無視してしまいます。
しかし、アルバイトのあきこちゃんからの新商品美味しかったよ!という投稿であれば、友人の言葉のように受け入れられます。ローソンはあきこちゃんという架空の人格をフィルターにすることで、企業の宣伝臭さを消し、ユーザーの懐に入ることに成功しました。
ローソンは、SNSのプラットフォームごとにあきこちゃんの振る舞いを細かく使い分けています。拡散性が高いX(旧Twitter)では、タイムラインの流れに合わせて短くキャッチーな言葉で情報を発信しています。Instagramではビジュアル重視の投稿を行い、LINEではクーポン配布などの実利的なメリットを提供します。
特に画像制作においては、スマホの小さな画面で見た時に最も美味しそうに見える構図や、文字の大きさを徹底的に検証しています。広報用の宣材写真をそのまま流用するのではなく、SNS専用のクリエイティブを作成することで、ユーザーの指を止めさせているのです(→条件5:リアルタイム性)。

あきこちゃんの革新性は、AIを活用したチャットボット展開にあります。LINE公式アカウントにおいて、ユーザーがあきこちゃんに話しかけると、AIが文脈を理解して自然な会話を返してくれます。
これは単なるお遊びではありません。ローソンの分析によると、AIあきこちゃんとの会話を楽しんだユーザーは、その後に配布されるクーポンの利用率が高く、実際の来店や購買行動に結びついていることが判明しています。
会話というエンターテインメントを提供することで、ユーザーのローソンに対する好意度(エンゲージメント)を高め、それをビジネスの成果(売上)に変換するシステムが構築されているのです。
関連記事:イオン「ブラックパンダ」の事例を分析!企業キャラクターがカワイイだけではダメな理由
参考:ローソンが「あきこちゃん」に期待するワケ - ITmedia ビジネスオンライン
参考:ローソン公式Twitterアカウントのキャラクター “ローソンクルーあきこちゃん”がしゃべる! - PR Times

続いて、大企業のバックアップを持たない個人発のキャラクターが、いかにして独立した経済圏を築いたかを見ていきます。
ふなっしーの成功は、活動初期に船橋市役所から公認を断られた拒絶の歴史から始まります。通常、お墨付きが得られないことは致命的な欠点となりますが、ふなっしー陣営はこの事実を隠さず、お役所に追い返された梨の妖精として発信しました。
これにより、強者(市役所・公認キャラ)対弱者(個人のふなっしー)という明確な対立構造が生まれ、人々の弱いものを応援したい心理に火をつけました(→条件4:弱さの開示)。
エリート公認キャラが隣にいることで、ふなっしーの個人の自由さや泥臭い努力が際立ち、熱狂的な支持へとつながったのです。欠点を隠すのではなく、ストーリーの核に据える逆転の発想が、初期の爆発力を生み出しました。
ブームの絶頂期にあった2015年頃、ふなっしーはテレビ出演を意図的に抑制し始めました。これは視聴率至上主義のメディアによって、キャラクターが一発屋として消費され尽くすことを防ぐための戦略的撤退でした。
彼らが向かった先は、有料動画サービス274ch.や直営店ふなっしーLANDという、自分たちでコントロールできる自社プラットフォームの建設です。不特定多数への露出(認知)よりも、コアファンとのエンゲージメント(LTV=顧客生涯価値)を優先することで、ブームや景気に左右されない強固な収益基盤を構築しました。
ふなっしーのビジネスモデルは、メーカーや問屋を通さない直営店中心のSPA(製造小売)モデルです。高い利益率を確保することで、スポンサーに依存しない活動資金を自給自足しています。
ファンにとっても、グッズ購入は単なる消費ではありません。自分が支えなければ個人で活動するふなっしーはいなくなってしまうという危機感があるため、推し活が文字通りの生存支援になります。
さらに、しまむらとのコラボで全国に安価な入り口を用意しつつ、直営店で高付加価値な体験を提供するというチャネルの使い分けも、経済圏を維持する重要な鍵となっています。
関連記事:ふなっしーに学ぶIP(キャラ)戦略:13年間の生存記録から読み解く「弱者」の戦い方
関連記事:くまモンは「ただの地方キャラ」ではない!1兆円経済圏を生んだ仕組みの正体
参考:船橋市非公認ゆるキャラふなっしー 非公認理由を市が解説 - NEWSポストセブン

法人向けのビジネス(BtoB)にキャラクターは不要だと考えるのは誤りです。むしろ、製品の差別化が難しく、機能が複雑で理解しにくいBtoB商材こそ、キャラクターによる翻訳と情緒的価値が威力を発揮します。
世界的なIT企業であるSalesforceは、Astro(アストロ)をはじめとするキャラクター群をビジネスの核心に据えています。同社は自社製品を使うエンジニアやユーザーをTrailblazer(トレイルブレイザー=先駆者)と呼び、Astroをそのガイド役として定義しました。
CRM(顧客関係管理)システムは非常に難解な技術ですが、Astroが森の中を冒険するように学習コンテンツを案内することで、勉強することへの心理的ハードルを劇的に下げています。
また、イベント会場ではAstroのぬいぐるみが配られ、参加者同士の会話のきっかけになるなど、エンジニアコミュニティの結束を強めるアイコンとしても機能しています(→条件2:コミュニティへの参入)。
参考:あなたが好きなキャラクターは?Salesforceのキャラクターを一挙ご紹介! - Salesforce

サイボウズが提供する業務改善プラットフォームkintoneは、マンガキャラクターを活用したマーケティングで第8回WebグランプリのBtoBサイト賞グランプリを受賞しています。
その施策が、70年代風の少女マンガ「合言葉はがまんしない!ホップ☆ステップ きとみちゃん」です。
この施策が生まれた背景には、明確なターゲット戦略がありました。
働く女性309人を対象にした調査で、ターゲットの半数以上がストレスをがまんしているというデータが浮かび上がり、kintoneを「働く女性をストレスフリーにするツール」として位置づけました。
マンガの構成も計算されています。前半では、主人公きとみちゃんが先輩からの無茶振りや単純作業に振り回される職場あるあるの悲劇を描き、後半でその悲劇の解決策としてkintoneの機能紹介を行う2段構成です。
一見ありえないほどの超展開で描かれるストーリーですが、すべてのエピソードが調査データに基づいているため、読者は面白いと笑いながらも心の底で共感できる仕掛けになっています。
結果として、キャンペーンサイトの平均滞在時間は15分以上を記録し、マンガ冊子の配布数は3万部を超えました。グループウェアという、現場の若手女性社員からは本来遠いプロダクトに対して、好意的な認知を獲得することに成功した事例です。
参考:合言葉はがまんしない!ホップ☆ステップ きとみちゃん - サイボウズ kintone
参考:第8回Webグランプリ 企業BtoBサイト賞 グランプリ - デジタルマーケティング研究機構
クラウド会計ソフトを提供するfreee株式会社は、ツバメをモチーフにしたキャラクターSweee(スイー)を展開しています。会計や経理という業務は、どうしても堅苦しい、面倒くさいというイメージを持たれがちです。
しかしSweeeは、スモールビジネスを世界の主役にという同社のミッションを体現し、軽やかに空を飛ぶ姿で描かれています。これにより、freeeというブランドに自由、スピード感、先進性というイメージを付与しています。
展示会ではSweeeのグッズが配られ、採用活動でも会社のカルチャーを伝える象徴として活用されるなど、無形商材を扱う企業において社員と顧客をつなぐ重要なインターフェースとなっています。
参考:freee公式キャラクター「Sweee(スイー)」誕生! - freee

ここまでのポイントをまとめます。
今回の各事例を調査して見えてくるのは、企業キャラクターの成功はセンスではなく設計で決まるという点です。
見た目を整える前に“何の課題を解くのか”を定義し、5条件(接触・参入・責任・巻き込み・リアルタイム)を満たすよう運用設計することが重要です。
その明確な目的と戦略の中にこそ、一時的なブームで終わらず、長く愛され稼ぎ続けるキャラクターを生み出すヒントがあるのです。
キャラクター全般の人気ランキングの分析は「キャラクター人気ランキングを分析してマスコットキャラを生み出すヒントを考えてみた」もチェックしてみてください。
「見込み客から"選ばれる"PR動画の作り方ガイドブック」では、視聴者にとって興味のない動画は簡単に無視される時代に「"興味を持ってもらいやすい"動画の条件」や「なぜアニメーション動画が興味を持たれやすいのか?」を公開しています。広告効果の悪化が益々懸念される今後の"新たな一手"を考えておきたい場合にご活用ください。 他のテーマも「無料資料ダウンロードページ」で公開中です。ぜひ入手してみてください。
株式会社NOKID(ノーキッド)はショートアニメ/アニメーションCMの企画・制作・SNSアカウント運用・プロモーションを得意とする東京の企画・制作会社です。キャラクターIPの開発・企画立案・制作からプロモーション企画立案・実施まで話題性を意識したサービス提供が可能です。

・キャラクターをマーケティングで活用するには?アニメコラボCMの事例や戦略を紹介
・キャラクターを活用するメリットとは?デメリットや効果も解説
・【顧客拡大】キャラクター活用のリブランディング戦略とは?失敗例も紹介
・人気VTuberになるためのコミュニティの作り方は?最初のファンを獲得するコツも紹介
・【キャラ活用】IPビジネスがアニメ事業のチャンスに!自社IPの可能性とは?
・海外でアニメを展開するやり方は?失敗原因・リスクを事例にもとづいて解説
・【企業向け】VTuberの始め方は?新規プロジェクトを成功させるポイントを紹介
・キャラクターを用いたコラボ戦略と活用事例から成功の秘訣を探る
・ブランドのファンを増やすオリジナルグッズ・ノベルティとは?具体的な効果や制作方法を紹介
・にじさんじのコラボ商品は何がある?他社事例を分析してまとめてみた
・なぜ企業同士のコラボ事業が注目されるのか?参考事例までPR会社が解説
・【IPコラボ商品・キャンペーン】参考になる事例から学ぶ!成功させるポイントを紹介
・【IPコラボ】学習教材×マンガが売れた秘密とは?活用事例・ポイントも紹介
・キャラクターライセンスとは?他社IPを活用してブランド価値を高める方法を紹介

NOKID編集部
1000件以上の映像制作実績を誇る株式会社NOKIDの編集部メンバーが監修。キャラクター・アニメーション分野のノウハウやトレンドの活用手法の紹介が得意です。