最近では、Youtubeのような動画制作に関連して、アニメーション動画の制作に挑戦する方が増えています。
今までに挑戦したことのないアニメーション動画を初めて制作をしたいとき、外注したほうがいいか、それとも独学でやってみるのがいいか、迷いますよね。
この記事では、独学で挑戦するのと外注する際のメリット・デメリットをまとめています。これからアニメーション動画の制作をしたいと考えている方は、導入検討の参考にしてみてください。
アニメーション動画の制作ニーズが高まっている
冒頭で述べたように、最近はアニメーション動画の制作ニーズが高まってきています。普段の生活の中でも、スマートフォン向け広告やミュージックビデオなど、アニメーション動画を目にすることが増えてきました。
そんなアニメーション動画が増えているのには、アニメーション動画のその魅力が理由といえるでしょう。具体的に、どんな魅力があるのかを次の項目で説明します
視覚的に分かりやすく伝えることが可能。
アニメーション動画の魅力とはまず、何といってもわかりやすいところ。自由な表現で視覚的に理解しやすく、商品の良さを伝えることや、表現しにくい数値などの情報もわかりやすく伝えることも可能です。アニメーションによってユーザーが理解しにくい部分がわかりやすくなると、安心してコンバージョン(購入などの成果)に結びつきやすくなります。
実在する人物をキャスティングしての実写撮影では、しぐさや表情に視線が向かってしまうこともしばしばあります。アニメーション動画ではそういった、伝えたい内容以外に気を取られる心配はありません。人が集中を切らさずに見続けられるような工夫がしやすいのもアニメーション動画の魅力といえます。
顔出しの心配がない
アニメーション動画では、必ずしも実在する人物を起用する必要はありません。声もビジュアルも自由に表現することが可能です。
「実在する人物の声を使いたいが、顔出しするのはちょっと…」という方にもピッタリといえるでしょう。
さらに、アニメーション動画ではキャラクターを用いて制作することができます。顔出しをする必要がないうえ、キャラクターによって親しみやすさが出やすくなるメリットがあります。
人を集めた撮影がいらない
新型コロナウイルスの蔓延により、できるだけ人との接触を避けたいところですよね。「非対面・非接触」の時代へと移り変わる中で、映像業界においても例外ではなく、撮影の際に多くの人と接触してしまうことから、制作工程に大幅な遅れが生まれてしまうこともありました。
アニメーション動画の制作では、実写撮影に比べてキャスティングが少なくすむため、コロナ対策に効果的であり、リスク回避に繋がることからも、アニメーション動画の制作の需要が高まってきました。
独学でやるか、外注でやるか
では、アニメーション動画は独学か外注どちらがいいのでしょうか。
目的によって異なる
まず結論からお伝えすると、目的によって独学でじっくりと動画制作を実施するのがよいか、外注する方がよいかは変わってきます。
たとえば、「将来的に自社での内製を目標としており、少ない予算で始めたい」という方。初めは外注を行ない、流れを理解したうえで独学で少しずつ覚えていくことをおすすめします。
また、「商品やサービスの魅力をしっかりと伝えたい」という方。課題を解決するためのアニメーション動画制作であれば、プロにお任せするほうがいいでしょう。
独学でも無料ツール(Animatron)で制作は可能
実は、アニメーション動画の制作は無料で学べます。最近ではテンプレートが充実しており、簡単に大量の動画を制作できるツールから、プロ向けに非常に多くの操作ができる高機能のものまで、実に様々なツールが登場しています。
ハードルが高い動画制作ですが、難しい知識や高価なソフトがなくとも簡単に始めやすくなっています。
例えば、こちらの動画制作ツール、Animatron。
出典:https://www.animatron.com/studio
「Animatron」は初心者向けに作られたものですが、本格的に動画編集を行うこともできるソフトです。海外サイトのためソフト自体に日本語の対応はしていませんが、フォントは日本語を読み込ませることも可能なようです。
一度お試しで動画制作をしてみたい、そんな方に非常におすすめの制作ツールです。動画制作を独学するか、外注するか、いずれにしても、導入検討をしている方は触ってみるのがいかがでしょうか。
無料プランだけでなく有料プランもありますので、気に入った方はAnimatronで制作をつづけ、高度な動画制作に挑戦することも可能です。
このようなソフトが一般的になり、多くの人がクリエイティブ制作に関われるようになっており、アニメーション制作に挑戦する方が増えてきています。
独学でやるメリットとデメリット
メリット:費用がかからない・見積もりが要らない
アニメーション動画制作を独学で行なう1番のメリットは、安価に抑えられることでしょう。また、外注するうえで必要になる見積もりがいらないため、思い立ったらすぐに取り掛かることができます。
しかしながら、自分で漫画動画の制作を行う場合、ディレクション進行が非常に大変になり、知見がない方が担当された場合には、想定以上に工数がかかってしまった結果、納期に間に合わない…なんてことも。
デメリット:学習工数・制作工数がかかり他の仕事に手がつかない
自力で制作する際には、制作するのにかかる工数が多くなってしまうことがデメリットとして挙げられます。
そもそも、アニメーション動画を制作するのに必要な、全体の工程を把握することが難しい。これまでに制作したことのない依頼者がディレクション進行を行なうと、想定以上の時間がかかり、納期が遅れてしまう可能性があります。
制作に集中し、それ以外の業務は他の方に任せられる状況でもない限りは、本業の合間を縫って制作を進めることになります。
外注するメリットとデメリット
メリット:分業が可能。プロにお任せする安心感
アニメーション動画の制作を外注する場合、一気通貫してお任せすることも可能ですし、一部分だけを外注することも可能です。目的や予算によってイラスト作成や編集だけ外注する、ということもできます。
外注する1番のメリットは、プロに任せる安心感。自力で作るよりもイメージが伝わりやすい動画を制作することができるため、より効果は見込めるでしょう。
デメリット:費用がかかる
どんな種類のアニメーション動画を制作するかによって大きく変動する制作費用ですが、実際にアニメーション動画の制作にかかる費用の一例として、次のようなものが挙げられます。
- 企画費用
- ディレクション費
- イラスト作成費
- 編集費用
- ナレーション・BGMなど音源編集
予算を抑えながらもしっかりと効果を出したい、という方は、まずは一部分から外注するのもいいかもしれませんね。
マーケティングとして活用するなら外注がおすすめ
これまで、アニメーション動画制作における、独学と外注する際のメリットとデメリットを見てきました。デメリットである、ディレクション進行が難しいという内容を見て、自力で制作をする自信がない方は、アニメーション動画を外注してみてはいかがでしょうか。
外注する際におすすめなのは、「NOKID」という制作会社。
腕に磨きをかけた漫画家・ナレーターに依頼することができ、制作までお任せできる「NOKID」。この機会にご検討してみてはいかがでしょうか。