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漫画動画はどうやって作るのか?漫画動画制作会社が解説

2021.05.25

近年増え続けている「漫画動画」。そもそも、なぜ漫画動画は増えているか、その理由から、どのように制作されているのかについて、この記事では紹介していきます。

Youtubeで漫画動画が急増中

Youtubeを見ていると、漫画を元に作られた「漫画動画」を見たことがありますよね。近年では漫画動画が増えており、漫画動画に特化したYoutubeチャンネルも人気です。

漫画動画チャンネルの中でも、特に有名なYoutubeチャンネルは「フェルミ研究所」。

「フェルミ研究所」のチャンネル登録者数は216万人を超えており、日常の”あるある”や豆知識などを配信しています。このチャンネルなどを筆頭に、近年では漫画動画がYoutubeで増えているのです。

なぜ漫画動画が増えているのか

なぜ漫画動画が増えているかというと、主な理由は3つあります。それは、①クリエイティブ制作をする方が急増したこと、②Youtubeと相性がよく、ユーザーがスキマ時間に見てもらいやすいこと、③実写と比べてコンテンツが量産しやすいこと の3つです。

それぞれについて、次の項目で詳しく説明していきましょう!

クリエイティブ制作にかかるコストが下がりプレイヤーが増えた。

漫画動画が増えた1つ目の理由は、クリエイティブ制作ツールの普及によって誰でも簡単にクリエイティブ制作ができるようになったことです。Adobeなどの制作ツールが簡単に手に入ることにより、クリエイティブ制作をする方が急増しました。

最近ではテンプレートが充実しており、簡単に大量の動画を制作できるツールから、プロ向けに非常に多くの操作ができる高機能のものまで、実に様々なツールが登場しています。

例えば、動画制作ツールで有名なAdobeの制作ソフト。

出典:https://helpx.adobe.com/jp/premiere-elements/kb/cq07130253.html

こちらの「Premiere Elements」は初心者に向けて作られた制作ソフトです。プロ顔負けの本格的な編集を行うことができ、さらに、サブスクリプション型ではく買い切り型のため、その後の費用もかからないことが特徴です。

買い切り方では、月に1本の編集であろうが、10数本の編集であろうが、一度購入してしまえばお金はかかりません。

一度購入し、インターネットで情報を収集しながら自分のペースで制作していく人が多いようです。

このような格安の制作ソフトが一般的になり、多くの人がクリエイティブ制作に関われるようになってきました。結果、アニメーションMV制作にも挑戦する方が増えるようになったのです。

この記事の筆者も学生時代にAdobeのソフトを購入したことがありますが、最近では非常に簡単にクリエイティブ制作を始めることができます。

Youtubeと相性がいい、スキマ時間で見れる

漫画動画が増えた理由の2つ目は、何といってもYoutubeとの相性の良さでしょう。通勤・通学の途中に満員電車の中で見たり、リモートワークの休憩時間に見たりなど、Youtubeは少しのすきま時間で見ることができます。

そんなYoutubeに視認性の高い、なおかつ面白い漫画動画が流れてきたら、ついつい時間を忘れて見入ってしまいますよね。Youtubeチャンネルで漫画動画に特化したものが多いのも、Youtubeとの相性の高さが理由といえるでしょう。

実写と比べてコンテンツが量産しやすい

漫画動画を制作する方が増えてきた理由の3つ目は、実写に比べてコンテンツを量産しやすいことです。なぜなら、実写での制作よりも制作に関わる人が少なくて済むから。実写の動画制作においては漫画動画よりも多くの人が関わらなくてはなりませんが、漫画動画の制作ではかなり人件費を抑えることができるのです。

実際に実写映像の制作にかかる人件費は次のようなものが挙げられます。

  • キャスト費用
  • エキストラ費用
  • キャストやエキストラへのメイク費用
  • 照明器具費用
  • カメラマン費用
  • その他、ロケ地レンタル費用など

漫画動画の制作では、これらの費用は不要なため実写よりも安価に抑えられることが多く、コスト面からもコンテンツを量産しやすくなっています。

漫画動画制作で大切なのは、動画制作を続ける仕組みづくり

漫画動画の制作において、動画制作をつづけるための体制づくりが重要となります。その理由は、主に3つ。①Youtubeでは総再生時間が重要となること、②継続的に作成しないとユーザーが逃げてしまうこと、③1本あたりの制作工数が基本的に高いことが挙げられます。

動画制作の仕組みが必要となる理由について、次の項目で、順に解説していきます!

動画を見られる上で必要なのはチャンネル内の総視聴時間

結論から申し上げると、Youtubeチャンネルでは総視聴時間が重要となります。

総視聴時間とは、チャンネル内での視聴時間が加算された合計時間ですが、この総視聴時間を増やすためには、動画制作をつづけるための運用体制が必要です。

その理由は、総視聴時間を伸ばすことによって、Youtubeでの評価が高まり、おすすめ動画にも出やすくなるから。漫画動画をYoutubeでアップする際には、チャンネル内の視聴時間を気にするようにしましょう。

基本的に、Youtubeでは、①動画が表示された後、②クリックされ、③最後に動画が長く観みられる」という流れがあります。

おすすめに動画が表示されたとしてもクリックされなければもったい勿体ないですし、クリックされても、すぐに視聴をやめてしまえば総視聴時間が短くなってしまいます。

1本作れば良いのではなく、継続性が求められる。

漫画動画の制作は、残念ながら、質のいい漫画動画を1本制作すればいいというわけではありません。次々と継続的に制作しないと、一度興味を持ってくれた視聴者に忘れられ、関心が次第に薄れていってしまう可能性が高いです。

動画更新の頻度を高くするメリットとして、視聴者に動画を何度も見てもらえるようになる上、Youtubeからの評価が高くなることで「関連動画」や「おすすめ」に出やすくなるというメリットがあります。

配信内容に興味を持った人にとって、その関連動画がチャンネル内にたくさんあると「もっと見たい」という気持ちが沸き起こります。

逆に、日々たくさんの動画がアップロードされているYoutubeにおいて、更新頻度が低いと、その分動画を見てもらえる機会は少なくなってしまいます。

動画を投稿し続けることによって、再生回数や再生時間は伸びていき、Youtubeでの露出頻度も高くなり、さらにチャンネル登録者数が増えます。このサイクルは、すべて動画の投稿頻度を高くすることで得られるという結果になります。

現状は1本制作し、挫折するプレイヤーが多い

以上のように、漫画動画の制作は継続して行なうことでより効果を発揮します。それにも関わらず、1本を制作することで挫折してしまうことが多いのが現状。

それもそのはず、自分で漫画動画の制作を行う場合、ディレクション進行が非常に大変になります。ディレクション進行には多くの工程がかかり、知見がない方が担当された場合には、想定以上に工数がかかってしまうことから結局納期に間に合わない、なんてことも。

もし作りたいのであれば、漫画動画制作会社に相談するのもあり。

効率よく漫画動画を制作するときには、漫画動画制作会社に相談してみてはいかがでしょうか。知見がある人に任せたほうが効率が良いですし、企画さえあれば制作まで一貫してお任せできるので安心といえるでしょう。

おすすめは「NOKID」という漫画動画の制作会社です。

NOKIDにはイラストレーターや漫画家が多く在籍しています。特徴としてクリエイティブ力を強みとしており、サービスの一つである「voiPic」では、漫画制作、声優によるアテレコも一貫して行なってくれるため、非常に質の高いコンテンツを依頼することが可能です。また、必要な業務内容に応じて幅広いサービスを提供してもらえます。

漫画動画の制作をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

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